イクリプスからスタンダードAVナビ2機種が新登場


イクリプス(富士通テン)が2DINサイズAVナビのスタンダード・モデル2機種を発表。1O月上旬から発売の予定だ。


その新製品は、FクラスのAVN-F02iとGクラスのAVN-G02の2機種。従来モデルのAVN-F01iおよびAVN-G01MK2の後継機で、AVN-F02iはBluetoothを内蔵し、iPhoneアプリとも連携。AVN-G02はBluetoothもiPhoneアプリ連携もないベーシックモデルだ。

AVN-F02i 実売価格は11万円前後か
両モデルともナビデータは容量8GBのSDカードにナビデータを収録。データ圧縮技術のLフォーマットを採用した地図データを採用しているので、施設情報に営業時間外やドライブスルーなどの詳細情報を追加したり、専用の交差点拡大図を表示できるなど、ナビ機能は従来モデルよりも充実している。また地図データに高速道路出入り口等の高低差データを組み込み、ナビ本体に3Dジャイロを搭載しているので、自車位置の測位精度も大きく向上しているはずだ。

ディスプレイは両機とも7型ワイドVGA。Gクラスはもともと高精細なVGAだったが、Fクラスの従来モデルはQVGAだったので、Fクラスの画質は大幅に向上した。また上級のZクラスやVクラスに採用している画質補正LSI「Vivid View Processor3」を搭載し、画質の向上を図っている。内蔵地デジチューナーは、両機ともに12セグ+ワンセグのフルセグ受信が可能なフロント4アンテナ×4チューナー・タイプだ。

AVN-F02iはDrive PortでiPhoneアプリを一括管理できる
AVN-F02iのiPhoneアプリ連携だが、App Storeに公開されているイクリプス・オリジナルの無料アプリ「Driview」「リモトーク」「どこCar」「TwitDrive」「Carニュースリーダー」が利用可能。Drive Portにより、イクリプスのオリジナルアプリを一括管理できるようになり、使い勝手が大きく上がっている。またカレンダーやアドレス帳とも連携するし、フォトビューアでiPhone内の画像をナビ画面で見ることもできる。有料の音楽ナビゲーション・アプリのmusic Chefも利用可能だ。

なおiPhoneアプリ連携の機能は、今のところiPhone4&4sのみの対応で、新しいLightningコネクタ採用のiPhone5は未検証のため、現時点では未対応とのことだ。

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