オーディオテクニカからAT-DL3i用のDAC登場!

オーディオテクニカからAT-DL3i(39,900円)専用設計のD/Aコンバーター、AT-DAC3(12,600円)が登場。10月21日から発売の予定だ。

AT-DL3iはiPod/iPhoneの音声をDockコネクターからデジタル信号を取り出しせるデジタルトランスポート。これを使えば、iPod/iPhoneの音楽信号を、デジタルプロセッサーなどの外部機器にダイレクトにデジタル接続できる。ただし、デジタルプロセッサー等をシステムに加えると、どうしてもシステム総額が高くなるし、デジタルプロセッサーで音をいじくるのが嫌な人もいると思う。そんなニーズに対応するべく登場したのが、D/AコンバーターのAT-DAC3というわけ。iPod/iPhone〜AT-DL3i〜AT-DAC3という流れで、ヘッドユニットやAVナビ等のAUX入力に接続し、iPod/iPhoneの音楽が楽しめる。

AT-DAC3はAT-DL3i専用設計のD/Aコンバーター
とはいえ、最近のヘッドユニットはUSBでダイレクトにiPod/iPhoneがつながる機種が多いし、AVナビだって最近のものはiPod/iphoneを接続して、タッチパネルで操作できるから「なぜ必要?」と思う人もいると思う。このAT-DL3i〜AT-DAC3が必要なのは、iPodが全盛になる前の、たとえばナカミチとかデノンなどのデッキのなかで、デジタル入力が無い機器を長く愛用しているような人。またiPod/iPhoneの接続に対応していないがAUX入力なら装備している純正システムにも使える。

DACはAKM製
もちろんAUX入力があれば、なにもAT-DL3i〜AT-DAC3を使わなくても、ヘッドホン出力やDockコネクターのアナログ出力を、デッキのAUX入力に接続してしまえばいいわけだが、AT-DL3iを通ったiPod/iPhoneの音がいいのは、さまざまなシステムで確認済み。AT-DAC3の音は未確認だが、iPod/iPhone内のチップでD/A変換を行った音よりも、AT-DAC3に搭載したAKM製の高性能DAC、AK4396でD/A変換した音のほうがハイクオリティなのは容易に想像できる。またNJR製オペアンプを搭載するなど、アナログ部も高音質設計。簡単にアナログ接続するよりも、クオリティの高い音でiPod/iPhoneの音楽が楽しめると思う。

デジタル入力は、光と同軸を用意しており、任意に選択可能。サンプリング周波数も32kHz〜96kHzまで幅広く滞欧している。AT-DL3iは、ボリューム調整も可能なので「ラジオは要らない、iPodの音楽だけでいい」なら、iPod/iPhone〜AT-DL3i〜AT-DAC3〜パワーアンプ〜スピーカーという特殊かつ潔いシステムもできるかも!?

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