ナビゲーションとガイドブック、カメラが合体したことで、新しい旅のツールとしてシニア層にウケたパナソニックの旅ナビの2号機が登場する!
旅ナビの2号機、CN-MH01L(オープン価格)は、20〜30代の旅ガールがメインのターゲット。ディスプレイは4.3型ワイドに小型化し、ボディサイズは幅78×高さ137×厚み14ミリにコンパクト化。同社のスマートフォン、P-07Cより一回り大きい程度の携帯しやすいサイズで、重さも170グラムと軽い。地図データ等の収録には容量8GBのマイクロSDカードを使用する。
「旅ナビ」CN-MH01Lは旅ガールがターゲット |
ならば、スマホ用の旅ナビアプリを開発する手もあるんじゃないか、という疑問はさておき、旅ナビ1号機同様、ガイドブック・データ入りでカメラ付き。ただし、ガイドブックは1号機に収録していたMAPPLEガイドデータではなく、旅ガールに人気の「タビハナ」のデータが全国33冊分、約7800件と「るるぶDATA」が約120冊分、約36000件。またパナソニックの直販サイト、パナセンスでオプションのガイドブックを購入し、データを追加することもできる。11月の発売時には「旅ガール」(枻出版提供)や「京都のおやつ」「京都のごはん」(京阪神エルマガジン社提供)を配信予定だ。
また、ダウンロードデータの管理用に「おでかけ工房」というPC連携アプリを開発。これを使えば、ガイドブックの管理、旅ナビで撮った画像の管理、ユーザー専用サイト「おでかけ旅ガイド」で取得した地点情報の管理ができ、必要なデータをUSB経由で旅ナビ本体に移動して活用できる。この「おでかけ工房」は、旅ナビのホームページから、無料でダウンロードできる。
カメラ機能は、1号機よりも機能アップ。カメラで捉えた実写の上に、地名や施設名、施設のランドマークなどを重ねて表示する街並みスコープは、ルート案内時に進行方向を示す矢印を表示できるように進化。本体を寝かせると地図モード、本体を起こすと実写モードに切り替わるなど、使い勝手もいい。
施設にカメラを向けてシャッターを切ると、施設のガイドブック情報を表示する「何これカメラ」も引き続き搭載。さらに、カメラにはマクロモードが搭載され、雑誌や広告等に記載された電話番号等をマクロで読み取って保存可能。そのデータを元に、本体内のデータからそのスポットを検索して、簡単にルート探索もできる「MYガイドブック」も新たに加わった。
メインメニューは右手用 /左手用に切り換えできる |
歩行用ルートの探索条件設定もきめ細かい。歩行ルートは全5モードで、にぎやかな通り優先/屋根の多い通り優先/歩きやすさ優先/カロリー消費優先/おまかせから、状況に応じて好みのルートを選べる。歩行用地図は階段や歩道橋、公園、駅構内など、徒歩でしか通れない道もサポート。10メートルスケールの詳細市街地図を全国1002都市分収録しているので、道が細々と入り組んだ街でも安心だ。もちろん電子コンパスも内蔵。GPSの電波が受けられない場所でも、自分がどちらの方向を向いているかがわかる。
バッテリーの持続時間は、省電力モードで約9時間(通常モードは約4時間)。別売のUSB対応モバイル電源パックも使える。なお、車載用吸盤スタンドはCA-FK040D(10,500円)はオプション。クルマでも使用する場合は、こちらが必要だ。
タッチパネルはスマホなどと同様、静電式で操作はスムース。メインメニューを右手用/左手用に切り換えられるなどの配慮も行き届いた「旅ナビ」CN-MH01L。発売は11月中旬の予定だ。なお、従来の「旅ナビ」CN-SG500D/CN-SG500Lも併売される。
・パナソニック カーナビ/カーAV総合
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