料理レシピを満載。クラリオンの新PND

クラリオンがPNDの新製品、DrivTrax P10を発表。6月中旬から発売を開始する。従来モデル(DTR-P7DT)に比べると、内蔵メモリーの容量を2GBから4GBを増やし情報量をアップ。画面サイズは4.2インチから4.7インチへと拡大し、画面の見やすさも向上した。


検索データに関しては、住所が約3,600万件、電話番号が約740万件、名称が約730万件、ジャンルおよび周辺検索が約138ジャンル約50万件など、従来モデルと同等のようだが、地図データは10/25メートルスケールの詳細市街地図を収録。収録都市数は公表していないが、都市部では地図に家形を表示できるようになったので、徒歩や自転車での使用では重宝することもあるかと思う。

機能面ではクックポーターという機能が新しい。これは、季節や調理方法から、料理のレシピを探せる機能。約1,000件のレシピが収録されている。カーナビとはまったく関係のない機能だが、買い物の時にレシピをみたり、キッチンで調理法を見ながら料理をしたりといった使い方ができる。もっとも、どれだけの人がこの機能を便利に思うかは不明だが…


この機能からもわかるように、DrivTrax P10は女性ユーザーがターゲット。またクルマやバイク、自転車、徒歩用のナビとしてだけではなく、家庭でも活用できるPNDとして開発したという。その一環として、AV機能は充実。ワンセグチューナーを内蔵し、地デジ番組が楽しめるほか、SDカードや内蔵メモリーへの録画&静止画キャプチャができるし、SD/SDHC/MMCカードに記録したWMV/MP4の動画ファイルの再生もできる。またピクチャービューワーとスライドショー機能を備えているので、JPEG/BMPの静止画を見るデジタルフォトフレーム代わりにもなる。


案内機能は、従来通りの交差点拡大、走行レーンアシスト、ハイウェイマップ、ジャンクション表示などに加え、ETCレーン表示や二輪高速料金表示機能を搭載。地図色やボタンデザイン、レイアウトの改善により、従来よりも見やすく使いやすくなっている。リチウムイオンバッテリーを内蔵しているので、アウトドアでも使用可能。フル充電で約3.5時間、使用できる。価格はオープン。

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