イートンの新アドベンチャー・シリーズ、4月10日発進

ヨーロッパでも数少ないスピーカー・ユニット製造メーカーのひとつがドイツのイートン。イートン・ブランドで、カー&ホーム用のスピーカー・ユニットを販売しているほか、有名ホームオーディオ・ブランドへもOEM供給しており、そのスピーカー・ユニットはすべてドイツ国内の自社工場で生産しているという真面目なメーカーだ。

そんなイートンの上級スピーカー、Adventure(アドベンチャー)がモデルチェンジ。16センチウーファー+28ミリトゥイーター+クロスオーバーネットワークのセパレート2ウェイシステム・A1-160 SG(178,500円)と、16センチウーファー+28ミリトゥイーター(クロスオーバーネットワーク無し)のセット・A1-160 SG type-M(157,500円)の2モデルが、4月10日から発売される。
   A1-160 SG

   A1-160 SG type-M

従来のA1-160 HG(High Grade)&A1-160 HG Type-Mの後継モデルで、振動板にシルクドームを採用したトゥイーターは従来モデルから継承。大きく変わったのは16センチウーファーで、フラッグシップスピーカーのMSG-180や全世界100セット限定で生産されたD-160SQ BLACK EDITION同様のブラック振動板を採用した。それに伴い、磁気回路定数の最適化と、クロスオーバーネットワークのローパス回路の定数見直しも行われている。

ウーファーの振動板の素材&構造自体は、従来モデルと変わらず、ハニカム構造のコア材をアラミド繊維でサンドイッチしたHEXAコーン。高級モデルでありながら、取付性を考慮して、ウーファーの埋め込み寸法を50ミリに抑えているのも従来モデル同様だ。

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