もう1機種、ブラムの新製品のニュースです。先日お伝えしたのは音楽好きのためのライブ・シリーズのパワーアンプでしたが、こちらはよりリーズナブルなリラックス・シリーズのパワーアンプ。コンパクトながらハイパワーなモノラル・アンプのRA 501Dです。
サイズは幅198×奥行92×高さ36mm。このコンパクトなボディながら4Ω時で300W、2Ω時には500Wの出力を発揮します。50W×4クラスの内蔵アンプを使ってフロントスピーカーを鳴らしているシステムにサブウーファーを追加しようと思った時に、これくらいの出力があったら十分でしょう。コンパクトだから使いやすいし、ローパスのクロスオーバーを内蔵しています。
内蔵ローパスフィルターのカットオフ・スロープは-12dB/octの設定。クロスオーバー周波数は35〜500Hzの間で調整できるので、ヘッドユニットにDSPを内蔵していないタイプでも手軽に使えます。ベースEQも装備。45Hzの低音を0〜12dBの範囲でブーストできるます。手元でサブウーファーのレベルを調整できるリモートコントローラーも付属しています。
価格は税別で45,000円だから税込だと49,500円。ぎりぎり5万円を切る価格なので、たとえばCR 8ELというブラムのボックス・サブウーファーと組み合わせても9万円を切る金額で手に入ります。このCR 8ELは2Ω仕様のバスレフ・ボックスなので、RA 501Dとの組み合わせにぴったりかもしれません。
やはり音楽に低音が加わると迫力が増すし、より音楽が生き生きと感じられます。どうせなら本格的なボックスとアンプを加えて、より生き生きとした音を目指したいですよね。