三菱HDDナビ・HZ001シリーズの09〜10年モデルと組み合わせて、次世代のITS、DSRCサービスが受けられるDSC車載器がEP-409DSB(39,900円)だ。DSRCはETCと同じ5.8GHz帯の電波を使い、車載器と路側アンテナ間で双方向通信を行い交通安全支援の情報を得られるしくみ。ETCカードを差し込んでおけばETC車載器としても使え、カーナビとの連動により、ETCカードの有効期限を音声や画面で教えてくれるなど、ETC車載器よりも優れた機能を持っている。また、DSRCはETC車載器のような料金収受だけを行うわけではなく交通安全支援が主な役割だから、民主党のマニフェスト通り、高速道路の無料化が実現したとしても、車載器が無駄になることはなく長く使用できる。また、いずれは駐車場の料金収受とかカロッツェリアのスマートループやホンダのフローティングカーのようなプローブ情報の収集&配信、インターネット通信にも活用できる計画もあるDSRC。そんなサービスをいち早く享受したい人は、09〜10年型HZ001シリーズとセットでどうぞ。
三菱が次世代のITSサービス「DSRC」車載器を発売
9/28/2009
Ishida Isao