リレーアタックをシャットアウトするビートソニックの新製品

オートメッセのネタをひと休みして、ビートソニックの新製品の話題を。最近、リレーアタックによるクルマの盗難が増えていますよね。このビートソニックの新製品、シャットアウトRAG01、RAG02、RAG03(ともに18,000円/税別)は、リレーアタックを100%防御するアイテムです。


そもそもリレーアタックとは、クルマのスマートキーが発する微弱な電波を傍受し、リレーのように繋いで盗難したいクルマに「近くにキーがある」という誤情報を与える手口。これでエンジンの始動が可能になり、短時間で素早く盗難できます。スマートキーの機能を悪用する、ハイテク時代ならではの盗難テクニックですね。自宅駐車場での盗難が多かったのですが、最近ではコンビニやスーパーの駐車場、サービスエリアなどでも増えているそうです。

このリレーアタックはスマートキーの機能を使うため、既存のセキュリティが有効に働かない場合があるのが厄介なところ。たとえば社外セキュリティで人気のキーレス連動型だと、リレーアタックを防ぐことができないといいます。またリレーアタック防止用の専用ポーチもありますが、毎回の出し入れはめんどうだし、省エネモードを使う手もありますが、操作が必要。ついつい面倒になって対策を怠ってしまう人も多いんじゃないでしょうか。

そこでシャットアウトです。これは簡単に言うとスマートエントリーを無効化するもの。操作は通常のスマートロックの操作と同じでリモコンのボタンにワンタッチするだけです。開錠するときはリモコンのボタンを押すことが必要ですが、スマートエントリーが無効になっているのでドアのボタンに触っても開錠することはないし、ましてやエンジンも作動しません。純正リモコンキーの操作でシャットアウトをオンできるから、これは楽ですね。

動作モードはオートモードとマニュアルモードがあり、普段やオートモードで、車検などの時はマニュアルモードでという切り替えが可能。いずれにしても純正リモコンのロック動作で機能がオンになるので安心です。

対応車種はレクサス、およびトヨタのスマートエントリー装着車。動作確認中のモデルも含めて、30車種以上に登ります(うち確認中の車種は12車種/2月25日現在)。ランクル・プラドやレクサスRX/LXなど、盗難上位車種にお乗りの人は、すばやく対策が必要でしょう。なお、車種によってRAG01〜03が異なるので、詳しくは販売店で聞いてみてください。