JLオーディオのスラッシュ・アンプがバージョン3に進化

4/3/2chアンプの300/4v3。600/1v3もサイズは同じ。
JLオーディオのパワーアンプ、「/」(スラッシュ)シリーズがバージョン3にモデルチェンジした。



ラインアップは、4chアンプが300/4v3(126,000円)の1モデル、クラスDのモノラル・アンプが600/1v3(136,500円)と1200/1v3(252,000円)の2モデルの計3機種。4chの300/4v3はブリッジ接続により3chや2chアンプとしても使える。
デザインは基本的に従来のバージョン2と変わらず。だが、ヒートシンクだけではなく天板やサイドパネルを含めてすべてが黒のボディカラーに変わり、精悍なイメージになった。また、別売のスタックキット(9,345円)により、300/4v3と600/1v3は積み重ねてインストールすることも可能だ。
こちらは1200/1v3。横幅が500mmに延長。
バッテリーから供給される電圧が11.0〜14.5Vの間で変動しても、スピーカーのインピーダンスが1.5〜4.0Ωの範囲であれば電圧の変動に応じて出力段の電圧をコントロールし、一定の出力を保ってくれるR.I.P.S.(レギュレーテッド・インテリジェント・パワー・サプライ)は、前モデルから引き続いて採用。クルマのバッテリーのように電圧の変動が激しい環境下でも、安定した音楽再生を保つ。また、300/4v3に採用した低歪&高忠実度再生を実現するアブソルート・シンメトリー・クラスABサーキットや、冷却効果を高めるモノリシック・リアルシンク、過負荷によりアンプの温度が上昇しても動作を止めずに出力制御を行うアドバンスド・ロールバック・プロテクションなど、独自の技術が満載だ。

300/4v3と600/1v3は、オプションの接続ケーブル・XB-CLRAIC2-SW(2,310円)で、ハイレベルインプットにも対応。またモノラル・アンプの2台は、オプションのリモートレベルコントローラー・JL-RBC-1(7,350円)に対応している。各機種の主な仕様は以下の通り。

【主な仕様】
■300/4v3
●定格出力:75W×4(1.5〜4Ω) / 150W×2(4〜8Ω)●周波数特性:5Hz〜30kHz(+0,-1dB)●S/N比:108.5dB以上●入力感度:200mV-8V●推奨ヒューズ容量:40A●クロスオーバー:ハイパス&ローパス50Hz〜5kHz(-12dB/oct or -24dB/oct)●サイズ(幅×奥行×高さ):340×235×60mm●推奨ヒューズ容量:40A

■600/1v3
●定格出力:600W×1(1.5〜4Ω)●周波数特性:5Hz〜250Hz(+0,-1dB) ●S/N比:95dB以上●入力感度:200mV-8V●クロスオーバー:ローパス40Hz〜200Hz(-12dB/oct or -24dB/oct)●サイズ(幅×奥行×高さ):340×235×60mm●推奨ヒューズ容量:50A

■1200/1v3
●定格出力:1200W×1(1.5〜4Ω) ●周波数特性:5Hz〜250Hz(+0-1dB) ●S/N比:95dB以上●入力感度:200mV〜8 V●クロスオーバー:ローパス40Hz〜200Hz(-12dB/oct or -24dB/oct)●サイズ(幅×奥行×高さ):500×235×60mm
●推奨ヒューズ容量:100A

イース・コーポレーション 055-991-5130