パナソニックから新AVナビ「ストラーダRシリーズ」登場

パナソニックがAVナビのニューモデルを発表。6月7日から発売する予定だ。


今回発表したストラーダRシリーズは7型ワイドモニター搭載のメモリーAVナビで、ボディタイプは2DINサイズと横幅200ミリ・ワイドボディの2種。それぞれにDSRC車載機がセットのものと、ナビ本体のみ、DSRC無しのものがあり、計4モデル。それぞれの型番は、DSRCセットの2DINモデルがCN-R500D-D、DSRCセットのワイドボディがCN-R500WD-D、DSRC無しの2DINモデルがCN-R500D、DSRC無しのワイドボディがCN-R500WDとなる。すべてオープン価格で、実勢価格はDSRCセットの2モデルが16万円前後、DSRC無しの2モデルが13万円前後と想定される。
2DINサイズDSRCセットのCN-R500D-D
ワイドボディDSRCセットのCN-R500WD-D
音量調整がフリック操作で可能に
ナビ本体の機能は4モデル共通で、今回はまず、モーションコントロールをさらに強化した。画面のダブルタップやピンチアウトで地図を拡大したり、2点タッチやピンチインで地図を縮小したり、フリック&ドラッグで地図スクロールやメニューの切り替えができる従来の操作法は継承しつつ、オーディオの音量や曲の切り替えをフリック操作でできるオーディオフリックや、画面の端から引き出すように地図からAV画面に切り替えたりできるスワイプといった操作を加え、よりスマホに近い操作感を身につけている。

スマホアプリとの連携機能も強化。従来からある「ここいこ♪」はもちろんそのまま残しつつ、新たに「Drive P@ss」というアプリを用意。これはYahoo!ニュースの閲覧や音楽再生、Gracenoteデータベースからの楽曲情報検索の機能をひとつの窓口にしたランチャーアプリで、HDMIの有線接続によりナビ画面で操作できる。HDMI端子付きだから、別途ケーブルを用意することで、iPhone5の接続にも対応する。
DriveP@ss
Gracenoteデータベースから楽曲情報を検索できる「Title Finder」は、CDのリッピングした音楽に、タイトルなどの楽曲情報を付加する際に便利だ。「Drive P@ss」は6月上旬リリース予定。iPhone用、Android用の両方を用意する。また「ここいこ♪」も住所検索や電話番号検索ができるようになり、他アプリ連携に対応するなど進化している。

内蔵メモリーはナビデータ用の16GB SD+音楽用の16GB SDの合計32GB。音楽のリッピングは非圧縮にも対応し、非圧縮時は約400曲をリッピング可能。デフォルトの256kbps圧縮では約2000曲を取り込める。タッチパネルは静電式でクリアパネルの採用によりくっきり鮮やかな地図&映像を表示。内蔵地デジチューナーは12セグ+ワンセグ受信が可能な4チューナー×4アンテナタイプだ。またユーザー登録とアンケートの回答で、最大3年分の地図更新ができる。ほかに、学習型ステアリングスイッチ設定機能、立体的な音響効果が楽しめるSRS CS Auto、音の匠モード、13バンドイコライザー、ハンズフリー機能などを搭載する。また地図表示や案内を細かく調整できるストラーダチューンは、より使いやすくわかりやすく改善された。
DSRCセットではこんな表示もでる
DSRCセットのモデルは、高速道路の約1000キロ先の渋滞がわかり、渋滞末尾や落下物などの情報も画面や音声で案内するので、高速走行時の安心感が増す。ETC機能も搭載しているので、ETCをまだ持っていない人にも向く。

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