アルパインから7型メモリーAVナビの新モデル

アルパインがAVナビのニューモデルを発表。5月下旬から発売の予定だ。


今回発表の新製品は、人気の大画面ナビ「ビッグX」ではなく、7型ワイドモニターを搭載したモデル。ナビ用16GB+音楽用4GBのSD(HC)を使用するメモリーAVナビで、ボディタイプは、2DINサイズと横幅200mmのワイドボディの2種類。ワイドボディには、ボディカラー(スイッチ部)がブラック・タイプとシルバー・タイプの2種類あるので、計3モデルのラインアップとなる。それぞれの型番は、2DINタイプがVIE-X007II、ワイドボディのブラックがVIE-X007WII-B、シルバーがVIE-X007WII-Sとなる。すべてオープン価格で、実勢価格は108,000円前後と予想される。
2DINモデルのVIE-X007II
アルパインでは人気の「ビックX」を中心に、車種専用設計を推進しているが、この7型ワイドモデルにも、そのノウハウは活かされている。様々な車種ごとにきめ細かくチューニングを施した音響データがあらかじめ格納されており、装着後に車種を選択するだけで、そのクルマに最適なサウンド・チューニングが可能。また、別売の車種専用取付キットでアルパインのバックカメラを装着すれば、正確なガイド線が表示される。さらに、アルパインのホームページには、車種に合わせたオープニング画面を用意。クルマに合わせてダウンロードし、ナビにインストールすれば、車種名とイラストが描かれた車種専用のオープニング画面を表示できるようになる。
ワイドボディのブラックモデルのVIE-X007WII-B
こちらはシルバーモデルのVIE-X007WII-S
車種専用のサウンド・チューニングができることからもわかるように、AV機能は充実。高音質オーディオパーツを使用し、自然で高音質なサウンド再生ができるほか、AVと地図の2画面表示ができたり、ウォークマンに対応したり、ミュージック・リッピング機能でCDからSDカードに音楽を最大6倍速で録音できたり、iPod/iPhoneの音楽再生時にアートワークを大きく表示するなど、多彩な機能を搭載する。なおiPhone5の接続時は音楽再生のみで、ビデオ再生はできない。

内蔵地デジチューナーは、12セグ+ワンセグの受信が可能な4チューナー×4アンテナタイプ。地デジ放送を受信中に裏番組の番組名を同時表示するなど、気の利いた機能も搭載する。モニターはホワイトLEDバックライトのワイドVGA液晶。画質チューニングをきめ細かく行い、見やすい地図と鮮明な地デジ&DVDビデオ映像を両立している。

地図データは2013年度最新版。お客様登録することで、2014年から2016年まで3年分の地図更新が無料でできる。最新の高速道路データの配信にも対応している。

アルパイン