MベンツVクラス/ビアノ用ソニックプラス登場


簡単・確実な作業で純正システムの高音質化を実現するソニックデザインの「ソニックプラス」にメルセデス・ベンツVクラス/ビアノ(W693)専用スピーカーが登場した。



メルセデス・ベンツVクラス/ビアノ専用のソニックプラスは、フロント専用のSP-639M(98,000円)とリア専用のSP-639RM(98,000円)の2モデル。ソニックプラスといえばエンクロージャーにスピーカーが組み込まれた形で提供されるのが定番だが、Vクラス/ビアノはエンクロージャーの装着が困難なため、Vクラス/ビアノ専用のソニックプラスはバッフルを使用。アコースティック・デッキと名付けられた専用形状のアルミダイキャスト製のバッフルにスピーカーを組み込んだ一体型として提供される。フロント用はトゥイーターがセパレート、リア用はトゥイーターもバッフルに組み込まれている。

フロント専用のSP-639Mはトゥイーターがセパレート
こちらはリア用のSP-639RM。トゥイーターがバッフルに組み込まれている
スピーカーは、ウーファーがCMF(クロス・マイクロ・ファイバー)振動板を採用した77mmユニット。駆動系の動作精度を高めるべく、ボイスコイルのギャップをできる限り狭めたナローギャップ・モーターシステムを搭載し、高密度で正確、かつレスポンスに優れた音を再生する。フレームは、アルミ・モノブロック製だ。このウーファーとの音色の統一を図るべく、18mmドーム型トゥイーターにもマイクロファイバーの振動板を採用している。クロスオーバー・ネットワークはトゥイーターのハイパス(低域カット)とウーファーのローパス(高域カット)が独立したタイプ。配線に組み込まれているため、取付性も高い。

いずれも、ボルトオン&カプラーオンで純正スピーカーを取り外した場所にスッキリと収まるため、クルマへの加工は無しで簡単に取り付け可能。クルマの売却時にスピーカーを元通りに戻すのも簡単にできるため、車両の価値を損なわないし、インテリアも純正そのままだ。しかも、音質は大幅に改善。フロントだけでもいいが、フロントとリアをセットで交換すると、より音質改善の効果を実感できる。音楽好きのメルセデス・ベンツVクラス/ビアノのオーナーは、検討してみる価値ありだ。

ソニックデザイン 043-209-1777