レアルシルトは建築用の制振材などで培った積水化学工業の高い技術をカーオーディオ用にカスタマイズしたもの。これまでドアの制振材、拡散材などを発売してきた。そんなレアルシルトの最新アイテムがアブソーブ。クルマの天井やドアに貼ることで、車内が驚くほど静かに変わるという。
その効果はグラフの通り。160Hz以上の可聴帯域で−5〜10dB程度の騒音低減効果があるというから凄い。だから外部の騒音が車内に侵入しやすい軽自動車などには効果大。クルマの中が静かになるので、騒音によるストレスが軽減されて、ドライブが快適になるというわけだ。
各種の難燃試験をクリアした高発泡ポリエチレン「ソフトロン」の断熱・緩衝材で、表面に特殊加工を施すことで吸音&定在波拡散の効果を向上。雨水を吸い込まないので安心してドアのアウターパネルにも貼りこめる。
当然、車内の音も吸収するだろうから、部屋(車内)がデッドになりすぎるのでは? など、オーディオ用途としての効果のほどは不明だが、車内の騒々しさにお悩みのかたは試したい。
レアルシルト・アブソーブはルーフパネルやサイドパネルなど、面積が広い部分に貼るLサイズ(490×138ミリ)と、ドアなどに貼るのに適したSサイズ(90×138ミリ)の2サイズ。価格は、Lサイズ12枚入りのRSAB-L12が37,800円。Sサイズ48枚入りのRSAB-S48が30,240円。
【関連リンク】
・イース・コーポレーション
軽自動車で高級車並みの静けさを
4/08/2009
Ishida Isao