くまモンが案内するiPhone用ナビアプリ「マップルナビK」

キャンバスマップル社のiPhone用カーナビアプリ「マップルナビS」が「マップルナビ K 」に進化した。


この「マップルナビ K 」の「K」はきれい、かわいい、こころづよいという3つのKの意味。高速の描画処理を行うOpenGL ESを採用することで、滑らかかつきれいな地図表示を実現し、スクロールスピードも高速化。発表会ではマップルナビSや標準マップなどとのスクロールスピードの差を実演していたが、マップルナビSと比べると圧倒的に早くスムースに地図を操作できる。

きれいな地図はスクロールも高速
次に「かわいい」。着せ替え機能により、熊本県に入ると、自車マークが熊本県の人気キャラクター「くまモン」に自動的に切り替わるのだ。熊本県には行く機会がない…という人もご安心。裏モード(というほどでもないが)で、全国どこでもくまモンが表示できるように切り替えることができる。
くまモンが道案内
その方法は、まず電子ガイドブックの「まっぷるマガジン 熊本」か「ことりっぷ 由布院・黒川温泉」を購入(立ち読みでも可)。ダウンロード後に熊本県内の地図を表示した状態で画面右下の「Book」のアイコンにタッチすれば電子ブックの中身が見られるので、どこでもいいので表示し、文字や写真にタッチ。するとMAP、ルート、TELなどのメニューがポップアップするので、その右端の転送にタッチする。この中からマップルナビを選んでマップルナビKを起動すれば、自車マークはくまモンに切り替わっている。
メニュー画面もくまモン
一度、この操作を行えば、全国どこでもくまモンの自車マークを利用可能。メニュー→設定→環境設定の中の「テーマ」で、元の三角マークの自車マークに戻すことも簡単にできる。なお、まっぷるマガジン 熊本とことりっぷ 由布院・黒川温泉は9月18日まで85円で提供中。通常の電子ブックは450円だったりするから、85円はものすごくお買い得だ。

もうひとつのK、こころつよいは、帰宅支援モードを搭載していることだ。従来のマップルナビSでも、ヴァージョンアップにより収録していたが、危険箇所や避難場所、救援スポット、災害時帰宅ステーションなどがより見やすくなっている。とくに水場がわかるのはありがたい。帰宅支援モードの情報を収録しているのは、東名阪が中心だ。
帰宅支援モード。危険箇所などが一目でわかる

この「マップルナビ K 」は、これまでのマップルナビS同様、ダウンロード型だから、オンラインタイプのナビアプリと異なり、通信がつながらなかったり、つながりにくい場所でもスムースに地図を表示可能。そのぶん、データ量は2.4GBと大きいが、通信不可の状態でも常に地図が使えるのは、とくに災害時等に安心感がある。この「マップルナビ K 」、定価は1400円だが、9月18日まで発売記念キャンペーン価格900円で提供中。欲しい人はダウンロードはお早めに。なお、すでにマップルナビSをお持ちの人は、アップデートによりマップルナビKに切り替わる。

キャンバスマップル