パナソニックの新ベーシックAVナビ「R300シリーズ」登場

パナソニックがAVナビのベーシック機「ストラーダR300」シリーズを発表。9月20日から発売の予定だ。
ストラーダR300シリーズは、ナビデータに16GBのSDHCカードを使ったメモリーAVナビ。既発売のR500シリーズ同様、2DINサイズのCN-R300Dとワイドコンソール車用の横幅200mmモデル、CN-R300WDの2ラインアップ体制だ。モニターは両モデルとも、透過性の高いクリアパネルを使用した7型ワイドVGA。オープン価格だが、実勢価格は両モデルとも10万円前後と想定される。

CN-R300Dは横幅180mmの2DINサイズ
CN-R300WDは横幅200mmのワイドコンソール車用
R300シリーズは、JAXAが運営する準天頂衛星みちびきに対応して測位性能の向上を図ったり、地図内の文字を見やすいフォントに変更するなど、基本性能の向上と使いやすさ&見やすさを重視。地図の縮尺変更を、スマートフォン感覚のピンチイン/アウトや、ダブルタップ&2点タッチでできたり、好評のツートップメニューのトップメニューに表示するボタンをカスタマイズできるあたりも操作性を高めている。

別売のフロントインフォディスプレイやDSRC車載機にも対応。フロントインフォディスプレイを加えれば、道案内情報を視線移動の少ない場所に表示できるし、DSRC車載機も加えると、ITSスポットサービスの交通情報等も表示可能になる。

スマートフォン・アプリ連携にも対応。パナソニック・オリジナルの検索アプリ「おでかけナビサポートここいこ♪」で検索した地点を簡単にカーナビに転送して目的地設定&ルート探索できるほか、Drive P@ssとDrive P@ss対応アプリを使って、ニュースの閲覧やスマホ内の音楽再生等もできる。秋以降はさらにスマホ内の動画再生、YouTubeの動画再生、FaceBookの閲覧&投稿といったDrive P@ss対応アプリも追加される予定だ。

なお、Bluetoothは内蔵していないので、R300シリーズとスマホとの接続は別売のケーブルで。対応に関しては、HP等で確認のこと。HDMI端子を装備しているので、HDMI対応のスマホやAV機器との接続はできる。地図更新は、ユーザー登録およびアンケートへの回答で最大3年分をダウンロード可能。内蔵地デジチューナーはB-CASカード無しで視聴できる新RMP方式を採用。

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