【ATTT12】スマホでタクシーを呼べる。便利かも!?

富士通テンと東京無線協同組合、メイテツコムが共同開発した「すぐくるタクシー」がATTT12の会場でデモンストレーションしていました。

呼んだタクシーの場所がわかる
この「すぐくるタクシー」は、スマートフォンの操作だけでタクシーを呼べるシステム。スマートフォンのアプリ操作でタクシーを呼びたい場所を送るだけで、近くにいるタクシーを自動的に配車してくれるため、オペレーターにいちいち場所の説明をしなくてもタクシーを呼ぶことができます。タクシーが見つかったら、ユーザーに車番等の情報を通知。スマホの地図上で、タクシーの位置を確認できるので、おおよその待ち時間がわかり、イライラせずに済むのもいいですね。迎車扱いになるため、実際の料金にプラス300円の迎車料金がかかりますが、なかなかタクシーがつかまらない時には、ありがたいアプリです。

また、タクシーを呼ぶ以外に、いまいる場所の周辺にいるタクシーの位置を表示することもできます。表示できるのは、現在地を中心に半径500m以内。もう少し広い範囲がわかるとうれしい気もしますが、これを使ってタクシーが多く通る道に移動したりもできるので便利。タクシーを呼ぶ機能を使わなくても、周辺タクシー表示の機能は、ものすごく重宝しそうです。
半径500m以内にいるタクシーの位置を表示可能

アプリはiPhone用とAndroid用の両方があり、無料でダウンロード可能。名前や電話番号等、簡単な登録で利用できます。利用可能なエリアは現在、東京23区と武蔵野市、三鷹市で、東京無線タクシーのみですが、今後は全国的に展開していく予定で、すでに何社かの引き合いがあるとか。都内でも東京無線だけではなく、複数のタクシー会社が対象になれば、なお便利なんでしょうが、無理なんでしょうね。なお、iPhone用は「すぐくるタクシー」という名前では検索できず「タクシー東京無線」というアプリ名で提供されているので注意。