輸入車に最適。パナソニックからオンダッシュナビ「Zシリーズ」

2DINサイズのAVナビの装着が難しい輸入車のために、パナソニックが電動開閉式モニター採用のオンダッシュナビ、ストラーダ「Zシリーズ」CN-Z500D(オープン価格)を4月20日から発売します。

このCN-Z500Dはモニター部が電動で開閉する7型ワイドVGAモニターと、シート下などのデッドスペースに装着する1DINサイズよりも小ぶりな幅171×奥行148×高さ46mmのメモリー(SD)ナビ本体、そして直径8cmの丸形リモコンの3点構成。

電動開閉機構採用のオンダッシュナビ、ストラーダ「Zシリーズ」
 モニターをスタイリッシュに取り付けるには別売のキットが必要で、4月には汎用の標準取付キットCA-FUK100D(20,790円)が、6月にはBMW1シリーズのダッシュボード上の小物入れ部分に組み込めるBMW1シリーズ専用取付キットCA-FEK100D(34,440円)が発売されます。BMW1シリーズの場合、丸形リモコンはカップホルダーに装着可能。スマートに取付けられます。
BMW1シリーズに専用取付キットを使用して装着
右がモニターをたたんだ状態。クルマのキーONで自動的にモニターが立ち上がる
カップホルダーにリモコンをセット
カーナビ部分は2DINサイズのメモリーAVナビ「Sシリーズ」と同等で、メモリー容量は16GB。12セグ+ワンセグのフルセグに対応した地上デジタルチューナーやBluetoothも内蔵しています。もちろんスマートフォンのアプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」(Android/iPhone両方あり)で検索した地点をBluetooth経由でカーナビに転送して、簡単に目的地設定&ルート探索できるのもストラーダ「Sシリーズ」や「Lシリーズ」から踏襲しています。またストラーダユーザーのための地図サイト「おでかけ旅ガイド」や「ナビcafe」やGoogleマップ、Yahoo! JAPAN提供の路線・地図アプリからも地点データを転送して目的地設定できるなど、スマホやWebとの連携は多彩です。

地図表示はHシリーズやLシリーズなどで好評のフルスクリーンマップ。操作が不要な時は地図縮尺変更などのボタンが画面に現れないようにできるため、地図がスッキリとして視認性が高まります。地図データベースは2012年度の最新版。4月開通予定の新東名の情報も収録しています。またエコドライブアシスト機能には、新たにエコルート探索機能を追加し、渋滞などによるストップ&ゴーの低減や有料道路の料金を考慮した交通費を節約できるルートを提案。16GBの容量を活かして、詳細市街地図は全国1002エリアをカバーし、渋滞予測データの渋滞データバンクや抜け道マップも収録しています。

モニターを閉じた状態。裏面にStradaのロゴ入り
iPod/iPhoneにも対応。付属のUSB中継ケーブルを使って接続すれば、選曲等の操作がCN-Z500Dのタッチパネルでできるし、接続中は充電も可能。また別売ケーブルを使用すれば、iPodのビデオも、ナビの画面で楽しめますし、Bluetooth経由でワイヤレスで音楽を再生することもできます。ほかにパナソニック製HDDレコーダー「ディーガ」や大画面TV「ビエラ」の番組持ち出し機能を利用して、SDメモリーカードに録画したTV番組をクルマの中で楽しむことも可能。外部音声出力を装備しているので、iPodや地デジなどの音声は、手持ちの車載オーディオのAUX入力経由でカースピーカーから再生できます。もし車載オーディオにAUX入力がない場合は、別売のFMモジュレーターを使って、音声をFM信号に変換することになります。

最近はオンダッシュタイプのカーナビが減り、2DINサイズのAVナビの装着が難しいクルマのオーナーは、やむなくPNDを使用することが多かったのですが、やはりPNDだと自車位置の測位性能が心許ないし、スタイリッシュに装着するのが難しいという難点がありました。そこに登場したCN-Z500D。とくに輸入車オーナーは注目です。

パナソニック・カーナビ/カーAV


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