MapFan for iPhoneがVer.1.5にアップデート

iPhone用のナビアプリ、MapFan for iPhoneがVer.1.5にアップデート。本日から公開された。



今回のアップデートは、ユーザーからの要望が多かったiPad/iPad2への対応、横画面への対応、iOS5への対応が主な仕様変更。iPhoneとiPadのユニバーサルアプリだから、ひとつダウンロードしておけば、iPhone、iPadの両方で使用できる。

これまで、iPadでは、iPhoneサイズの小さなサイズでしか表示できず、拡大すると地図が荒れてしまっていたが、今回はiPadに最適化しているので、iPadの大きな画面全体できれいな地図が見られるし、地図上の文字のサイズを変更することも可能だ。

横画面に対応
横画面への対応も、ユーザーからの要望が多かった機能。画面が小さいiPhoneでは縦画面のほうが、進行方向の先が広く見えるためわかりやすいかと思うが、カーナビは横画面が一般的だし、iPadをクルマで使うなら、横画面のほうが邪魔にならないだろう。

MapFan for iPhoneは、携帯電話のナビアプリのように通信で現在地周辺の地図をダウンロードするのではなく、カーナビ同様、全国の詳細地図をiPhone内に収録してしまうのが特徴。そのため、アプリ自体が大容量でダウンロードに時間がかかるし、インストール時に約4GBの空き領域が必要など、気をつけなければいけない点もあるが、山の中の峠道など、通信がつながらない場所でも普通にナビゲーションできるのが便利。頻繁に通信するわけではないので、一般的なナビアプリよりバッテリーの減りが少ないのもうれしい。

もちろん通信を使って電話番号検索やフリーワード検索、○番地○号までのピンポイント住所検索が可能だし、TVで紹介されたスポットの検索も可能。TVで紹介されたスポットの情報は毎日更新されていて、つねに最新だ。

地図は2011年8月末の最新データを収録。これまでガソリンスタンドや駐車場、コンビニ、ファミレスなど定番のジャンルしかなかった周辺スポット検索に、観光スポットやレジャースポット、温泉、ショッピングモール、道の駅などのジャンルを追加して強化したのも、今回アップデートした部分のひとつだ。また、ルート探索したときに、従来あった所要時間や到着時刻、料金に加えて総距離を表示するようになったり、案内中に目的地までの残距離や到着予想時刻を表示するようになったのも変更点。よりカーナビに近づいた感じだ。

このMapFan for iPhoneは通常2,300円だが、2011年12月8日までの期間限定で、記念特価900円で購入可能。また、すでにMapFan for iPhoneのユーザーなら、無料でアップデートできる。MapFan for iPhoneは、東日本大震災後に、期間限定で無料提供されていたが、その時に手に入れた人も無料でアップデートできる。

なお、すでにMapFan for iPhoneのユーザーならご存じだろうが、アプリの容量が大きいため、ダウンロードおよびインストールは時間に余裕があるときに。また、インストール時に約4GB以上の空きが必要なので、失敗を回避するために一旦、音楽を抜いて十分な空き領域を確保したあとインストールすることをおすすめする。

インクリメントP
MapFan for iPhone


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