先週、Amazonが「Echo Autoを日本で販売開始」というニュースがあったので、気になって調べてみました。
このEcho AutoとはAlexaをクルマの中で手軽に体験できる車載デバイス。4,980円(税込)ですでに予約を受け付けていて、9月30日に出荷を開始します。
Alexaを使っている人ならもうご存知だと思いますが、Echo Autoは手持ちのスマートフォンのAlexaアプリを介してインターネットへ接続し、Alexaとハンズフリーで対話しながらさまざまな音声操作ができます。amazon musicを聴く、Apple Musicを楽しむ、SpotifyやRaciko、Tume In Radioを聴くなど、さまざまな操作が音声でできます。ニュースを聞く、天気を聞く、英語のリスニングを勉強するなど現在、Alexaでできるスキルは3500以上。日々増え続けているそうです。
Echo Autoを使うには、まずクルマのUSBポートかシガーライターソケットから電源をとって車内にEcho Autoを設置します。送風口に設置できるマウントを標準装備しているので、非対応の車種以外なら簡単です。次にスマートフォンのAlexaアプリを使ってセットアップを行います。スマートフォンも非対応のものがあるので、こちらをご確認ください。
これで準備はOK。クルマに乗ったらカーオーディオをBluetoothまたは外部入力に合わせ、適度な音量に調整するだけ。Bluetoothを内蔵しているので、対応したヘッドユニットと組み合わせればワイヤレスで音声を接続できるし、ヘッドユニットがBluetoothを内蔵していなくても後は音声で音楽やニュースなど聴きたいコンテンツを声でリクエストします。
Alexaを使うにはまず「アレクサ」と声をかけ、ポーンという反応が返ってきたらリクエストします。本体には8個のマイクが内蔵されていて、音楽などの騒音が大きい状態でも反応してくれるそうです。まあ、どれくらいの音量まで大丈夫なのかは使ってみないとわかりませんが。
さて、これ便利と思いましたが、音声操作使わないなら不要だということにも気づきました(笑)。またカロッツェリアのDMH-SF700やkennuddonoU381BTなどアレクサ対応のヘッドユニットをお使いなら不要です。でもアレクサに非対応のヘッドユニットをお使いで音声で手軽に操作をしたいなら便利ですよね、これ。車内での操作だけではなく、自宅のEchoデバイスに呼びかけたり、アナウンスしたりリマインダーをセットしたりもできるので、自宅でもAmazon Echoを使っている人は、より便利に使えます。
日本人は恥ずかしがり屋が多いのか、ボイスコントロールを止めたカーナビもありますが、クルマの中ではステアリングを握ったままで視線もそらさず操作できるので、便利だし安全性の点でも有利。僕もカーナビの音声操作を愛用しています。ただし一人でクルマに乗っている時に限る、ですが(笑)
おそらくスマホの音声操作に慣れている若い人なら、違和感なく使えると思います。音声操作で車内での操作を快適に安全に変えてみませんか?