またまたケンウッドのニュースです。6月末に改正道路交通法が施行されたことを受けて、ドライブレコーダーはますます必要性が高まっていますが、今回はリース車両やレンタカーを提供する事業者、およびトラック事業者向けの特定販路向け製品。最長約33時間の録画ができる長時間録画モードを搭載したのが特徴です。
このドライブレコーダーはDRV-350DCとDRV-350DTの2モデル。ともにオープン価格で10月中旬の発売予定です。本体は基本的に2モデルとも同じものですが、DRV-350DCには管理者以外が本体の設定を変更できないようにするボタン操作ロック機能を搭載したり、SDの抜き差しができないようにするSDスロットカバーを付属して、よりセキュリティを強化しています。ドライバーは、変な運転はできないしサボっていたらバレるしたまらないでしょうが(笑)管理する側としては重要でしょうね。
シガーライタープラグを使わず、車両から直接電源を供給できる車載電源ケーブルを付属しているので確実な電源供給を実現。F値1.8の明るいレンズを使用しているので、夜間でもトンネルなどの暗いシーンでも総合的に画質を向上します。視野角は水平122度、垂直63度、対角150度の広さ。1920×1080のフルハイビジョンの撮影に対応し、これで記録すればナンバープレートや標識なども細部までくっきり記録できます。
HDR機能を搭載しているので、明暗差が大きい場所でも録画は安定。白とびや黒つぶれを抑えてくれます。本体底面に搭載した緊急イチ押し録画ボタンも嬉しい配慮。万が一の時に押せば書き換えされないイベントフォルダに移動した上で録画を行うので、事故やハプニングの際の映像を確実に残せます。
SDカードのエラーを未然に防ぐSDカードメンテナンスフリー機能や駐車監視タイマー録画なども搭載。もちろんLED信号の無点灯記録防止や地デジ電波への干渉を低減するノイズ低減設計も万全です。一般ユーザーが買える製品はカラーバリエーションモデルのDRV-350-B/S/Lを始めさまざまにラインナップされていますが、レンタカーなどにもドライブレコーダーが必須の装備になっていくことはもはや当然。そんなクルマにもケンウッドのドライブレコーダーは広がっていっています。