μディメンションから音圧競技用のモノアンプ登場



μディメンションから、音圧競技用に開発したデジタル・モノラルアンプ「μDB」シリーズが登場した。ラインアップは定格出力770W(4Ω/14.4V)のμDB-2500.1D Comp(147,000円)と1,500W(4Ω/14.4V)のμDB-5000.1D Comp(147,000円)の2種類。1Ωの低インピーダンス駆動にも対応し、1Ω時にはμDB-2500.1D Compで2,600W、μDB-5000.1D Compにいたっては、なんと4,800Wの出力が得られるという。しかもリンク機能により、同型のアンプ2台をリンク接続して、出力を倍増することもできる。その場合はμDB-2500.1D Compが5,200W(2Ω)、μDB-5000.1D Compは9,800W(2Ω)の出力が得られる。

効率よく電気を出力に変換できるD級アンプだから、パワー効率は85%という高い数値。SN比も100dBを確保している。電源部は超強力で、それを活かすために電源ターミナルは、1/0ゲージの極太ケーブルを接続可能。μDB-5000.1D Compは1/0ゲージ対応ターミナルを2対装備している。8.5〜18Vまで幅広い電圧で動作するから、コンバーター接続時は電圧を上げて思いっきり鳴らすことができるし、バッテリーが弱ったときにとりあえず音を出すことも可能。45Hzの低音を最大9dBまでブーストできるバスブースト機能も搭載する。ま、普通の音楽ファンには関係無いが、海外では171dB超えを記録しているそうで、音圧競技に出ている人は注目。