昨日に続いてマイクロプレシジョンのスピーカーに新たに追加されたラインナップのニュースです。5シリーズと3シリーズをまとめてお伝えします。
まずは5シリーズ。昨日お伝えした最上位の7シリーズのウーファーは青紫色の繊維で強化したペーパーコーンを採用していましたが、5シリーズのウーファーは、軽量ながら強度が高いグラスファイバー・コーン。また基本は5.16s 2-Way Speakerset(217,800円/税込)という16.5cmウーファー+28mmツィーター+クロスオーバーネットワークの2ウェイ・システムですが5シリーズにのみ5..8Wide Range(74,800円/税込)という8cmミッドレンジも用意されています。もちろん7シリーズにも3シリーズにもこのミッドレンジを組み合わせて3ウェイ化できますが、3ウェイ化を考えるならすべて5シリーズで、というのが無難な気がします。
ツィーターは7シリーズ同様、コーティング処理を施したシルクドーム型の振動板を採用。切削加工されたアルミ製のハウジングや28mm径のボイスコイルを装備した磁気回路も同様です。Fsは7シリーズ・ツィーターの840Hzに比べると高く1,400Hzで、推奨フィルターは3kHz@-6dB/oct。ネットワークもムンドルフ 製のM Capキャパシタなど、高品質パーツを搭載しています。
また7シリーズ同様、マルチアンプ・システム対応用としてツィーターとウーファーのペア売りも行います。ツィーターの5.28MK II Tweeterは税込で92,400円、ウーファーの5.16MK II Mid Bassが税込で110,000円。若干安くなるので、DSPを使っている人はペア売りを揃えたほうがいいし3ウェイ化もしやすいでしょう。
3シリーズ・スピーカーの3.16 2-Way Speakerset(151,800円/税込)は取り付けやすさを重視したシステム。ツィーターの取り付け深さは14mmと薄いので、純正位置に用意にインストールできるし、オプションの3.28 MK II Tweeter-Podを使えばスタイリッシュにインストールすることもできます。
ウーファーはライトシルバー・カラーのアルマイト処理を施したアルミ振動板を採用。スチールフレームはユーロDIN規格だし取り付け深さは65mmなので、純正スピーカーの位置にトレードインできる可能性も高いユニットです。オプションとしてトヨタ・日産用アルミインナーバッフル、ES-T09AL(14,080円/ペア・税込)も用意されています。
15万円超でスチールフレームは、ちょっと高い気もしますが、音は聴いてみないとわかりません。きっと、素晴らしい音がするんでしょう。