【オートメッセ】AVカンサイのデモカーを聴いた

オートメッセの話題も大詰めです。ショップのトリはAVカンサイです。AVカンサイはインポーターのデモカーを含めて5台のデモカーを出展していたんですが、ショップのデモカーとしてはメルセデス・ベンツCLAとBMW M4の2台を展示していました。


まずCLA。こちらはアークオーディオのパワーアンプ&スピーカーを使ったクルマです。パワーアンプはKARシリーズの4チャンネル機、KS300.4V3が2台。スピーカーはツィーターがRS1.0、ミッドレンジがRS3.0、ウーファーがRS6.0でサブウーファーがBLACK10という組み合わせです。価格を調べましたがジャンライン&パートナーズのサイトにはまだ商品が載っていなかったのでわかりません。ごめんなさい。おそらく、それほど高額なシステムではないと思われます。

DSPはザプコのHDSP-Z16V(350,000円/税別)。こちらの内蔵プレーヤーはジパングが装着していたものと違ってしっかりと動いていて、音楽を聴くことができました。どうやら、取り付けの良し悪しではなく製品の個体差がまだ大きいようです。早く安定して欲しいものです。

音はステレオ感が安定しています。エネルギーバランスも低域がどっしりしていて、安定感あり。これまでのカーオーディオの音とは明らかに違います。これは、取り付けた製品がどうのこうのというよりも、セッティングが素晴らしいのでしょう。音像定位といい広がりといい奥行き感といい、クルマとは思えない深みのある音を出していました。

もう一台のM4はモレルのスピーカーとシンフォニークワトロリゴのパワーアンプの組み合わせです。DSPはブラックス。超高級機の組み合わせだけに、音は素晴らしいの一言。僕は、トライムのデモカーのほうが好みに合っていましたが、こちらのほうが良いという人も多いんじゃないでしょうか。型番までは確認していません(ごめんなさい)が、おそらくツィーターにはA級アンプを使っているのでしょう。このツィーターの甘く柔らかい音色は魅力的。実在感を伴って、音像を描きます。

こちらも音の太さ、厚みはこれまでのカーオーディオとは異なるもの。取り付けやチューニングを含めて、カーオーディオの新しい次元を感じることができるクルマでした。