ケンウッド彩速ナビのエントリー機「タイプL」の上位モデル登場

12/09/2015  Ishida Isao  

ケンウッド彩速ナビのエントリーモデル、タイプLシリーズは10月下旬にMDV-L403/MDV-L403Wが発売されたばかりだが、その上位モデルとなるMDV-L503/MDV-L503W（ともにオープン価格）をラインナップに加え、12月下旬から発売を開始する予定だ。

MDV-L503Wは幅200mmのワイドボディ機
MDV-L403/MDV-L403WとMDV-L503/MDV-L503Wは、7型ワイドVGAモニター搭載、高速レスポンスを実現するデュアルコアのジェットレスポンスエンジンIIIと地図データの圧縮技術「S3フォーマット」や車載スペックSSDの採用、VICS WIDE対応、iPhone/iPodやUSB/SDカードといった多彩なメディアを使った音楽再生に対応、iOSアプリのNavicon対応といった基本骨格と機能は共通。ただし、MDV-L403/MDV-L403Wの内蔵TVチューナーがワンセグなのに対して、MDV-L503/MDV-L503Wはフルセグの地デジ放送が楽しめる広感度地デジチューナーを内蔵している。

ナビの操作は、フリックによる地図スクロールなど、スマートフォン感覚で可能。目的地までの走行ルートの分岐点を確認できる、彩速ナビの上位機種「タイプZ」で好評の案内先読みガイド機能も採用した。別売の専用ドライブレコーダー、KNA-DR500（オープン価格）と連動し、カーナビで手動録画の開始/停止や映像の再生が可能。別売のバックカメラの接続も可能だ。

音響補正機能は、リスニングポジションに応じて、リスナーと左右スピーカーの距離が等しくなるよう仮想スピーカー位置を調整できるリスニングポジション設定や、デジタル音源のぼやけた音をはっきりさせるリアライザー、13バンドイコライザーなどを搭載する。

MDV-L503が2DINモデルで、MDV-L503Wが幅200mmワイドモデル。実売価格は83,000円前後となりそうだ。

●ケンウッド





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