Android OS搭載機には12月1日からサービスが始まり、iPhone用は認証されしだいサービス開始とアナウンスされていたスマートフォン向けのテレマティクスサービス「スマートG-BOOK」だが、いつの間にかiPhone用アプリがappストアに登場していた。
このスマートG-BOOK、基本サービスは無料。基本サービスの中には、事故や急病の時などに、専門のオペレーターが位置情報を警察や消防に伝えるHELPNETや、最新のグルメやレジャースポット、駐車場などの情報を簡単に検索できるスポット検索、ドライブプラン、Eメールデリバーといったものが含まれている。
カーナビ機能のG-BOOK全力案内ナビは有料サービスで、半年間900円。これをダウンロードすれば、ルート探索&道案内ができるのはもちろんのこと、オペレーターサービスによる地点検索ができるのが魅力。たとえば「○○を食べたい」とオペレーターに伝えれば、ユーザーがいる場所の近くのスポットを探して、iPhoneに情報を送ってくれるというわけ。通常の検索では、どんなお店かわからないケースも多いが、オペレーターが勧めるスポットというだけでも安心感がある。iPhoneユーザーの場合、さらに700円(半年)をプラスすれば、渋滞情報も取得できる(Android機はプレミアムサービスとして半年1600円)。
半年900円の料金を高く感じる人もいるかもしれないが、携帯電話向けのカーナビサービスは月々約300円が標準。それを考えるとリーズナブルだ。PNDの購入を考えている人なら、スマートフォン+スマートG-BOOKという選択肢もありかもしれない。