ケンウッドから、純正システムやリーズナブルなAVナビなど、RCAの音声出力を持たないシステムでも、スピーカーの配線を利用してアンプを増設できる、スピーカー入力対応のパワーアンプ、KAC-8405(42,000円)を発表した。発売は5月の予定。
最大出力720Wのハイパワーな4チャンネルアンプで、1チャンネルあたりの最大出力は180W。サブウーファーを強力に駆動できるブリッジ接続にも対応する。ブリッジ4Ωでの定格出力は180×2。スピーカーレベル入力端子で受けた信号を自動検出してアンプの電源をONするシグナルセンシング・ターンオン機能を搭載しているので、純正システムなどリモート出力を取り出しにくいヘッドユニットと組み合わせても、接続が容易。連続可変ハイパス/ローパスフィルターを内蔵しているので、サブウーファーを組み合わせたときも調整しやすい。低音を増強するバスブーストも内蔵。
【主な仕様】
●定格出力:60W×4(4Ω)/90W×4(2Ω)/180W×2(ブリッジ4Ω)●周波数特性:5Hz ~50kHz●SN比:95dB●入力感度:0.2〜5V(定格出力)●HPF:50Hz~200Hz(−12dB/oct)● LPF:50Hz~200Hz(−12dB/oct)●バスブースト周波数:40Hz/0〜+18dB●電源電圧:14.4V(11〜16V)●消費電流:34A●サイズ:幅280×奥行238×高さ59ミリ●質量:2.8キログラム
マックス720Wのコンパクトアンプがケンウッドから
2/18/2010
Ishida Isao