ガーミンからGPS内蔵ドライヴレコーダー登場

ガーミンから、GPS内蔵のフルスペック・ドラレコが登場した。


今回発売されるのはフロントカメラのほかにリア用カメラも付属したGDR35D(39,800円)と、フロントカメラのみのGDR32(オープン価格)の2モデル。フロントカメラは両者共通だ。

GDR35D。左のフロントカメラは吸盤で取付け可能
そのフロントカメラだが、300万画素のCMOSセンサーを搭載し、1080p/30fpsの高画質で滑らかなフルHD動画と音声を内蔵のマイクロSDに記録可能。Gセンサーを内蔵しているので、万が一アクシデントが発生した時は、録画中のファイルを保存できるし、静止画像を任意に撮影することもできる。

フロントカメラには2.4インチのTFTカラーディスプレイを装備しているから、カメラ単体でも録画内容の再生が可能。また、設置時の位置合わせも、ディスプレイを見ながら簡単にできる。

録画ファイルはAVI形式。専用のPCソフト「PC Tool」を使えば、パソコンで動画と地図をシンクロさせて見ることができる。そこで、GPS内蔵が大いに役立つわけだ。またGセンサーのデータ(方向や強さ)もパソコン上で確認可能だ。
PC Toolでは映像と地図を同時表示。Gやスピードなどのデータも表示可能
記録可能な時間は、8GBメモリー使用時で1080pのフルHDなら1.9時間。720pは4.1時間。またバックカメラ標準装備のGDR35Dでフロント/リアのデュアル映像の場合、動画サイズは720pで約2時間となる。メモリーは最大32GB(Class6以上)に対応している。

充電式バッテリーでも動作するので、配線無しでも使用可能。その場合、動作時間はフル充電で約1時間だ。

ドライブレコーダーというと、いざという時以外は不要なものだが、ドライブシーンを録画できるカメラとしても使えると考えれば、用途はどんどん広がってくる。旅の記録を、地図とともに動画で残せるし、動画を撮っている最中に静止画を切り取ることも可能。しかも、いざ事故の時にも役立つ。持っていると、けっこう楽しく便利に使えるかも。

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