アルパインのB5デジタルアンプがモデルチェンジ

アルパインのB5サイズ・デジタルアンプがモデルチェンジした。従来のPDX-4.100に代わる4チャンネルアンプがPDX-F4(78,750円)で、PDX-1.600に代わるモノラルアンプがPDX-M6(78,750円)。アルパインB5アンプのラインアップは、これらに5チャンネルアンプのPDX-5を加えて3モデルとなる。

   PDX-F4

PDX-F4とPDX-M6はデザインを一新。表面積は従来同様、幅275×奥行192ミリのほぼB5サイズだが、高さを50.8ミリにサイズダウン。従来は62ミリだったから、1センチ以上薄くなっている。もちろん、従来通りのスタッキング(積み重ねる)インストレーションも可能だ。

高性能MOS-FET、高精度マルチフィードバック回路など、投入している技術は従来モデルと変わらないが、ファインチューニングにより高音質かを実現。周波数特性はPDX-F4が5Hz〜100kHz、PDX-M6が5〜400Hzとワイドレンジ化(PDX-4.100は20Hz〜20kHz、PDX-1.600は20〜200Hz)したほか、SN比は4チャンネル機で96dBから115dBへ、モノラル機で110dBから123dBへと向上している。

簡単&確実な配線ができるクイックコネクターの採用も従来通り。クロスオーバーネットワークを内蔵し、PDX-F4はハイパス/ローパス/オフの切り替えが可能で、クロスオーバー周波数は30〜400Hz可変、カットオフスロープ−12dB/oct、PDX-M6はクロスオーバー周波数50〜400Hz、スロープ−24dB/octのローパスフィルターのみという仕様。PDX-M6には15/30Hz/オフを選択可能なサブソニックフィルターも内蔵する。





【主な仕様】
■PDX-F4
●定格出力:100W×4(4Ω)/200W×2(4Ωブリッジ)●SN比:115dBA●周波数特性:5Hz〜100kHz●入力感度:0.2〜4V●サイズ:幅257×奥行192×高さ50.8ミリ●質量:2.87キログラム

■PDX-M6
●定格出力:600W×1(4Ω)/600W×1(2Ω)●SN比:123dBA●周波数特性:5〜400Hz●入力感度:0.1〜8V●サイズ:幅257×奥行192×高さ50.8ミリ●質量:2.92キログラム

【関連リンク】
・アルパイン