
レーダー探知機やソニックデザインでお茶を濁したところで(笑)再び、オーディソン の新製品に戻ります。フラッグシップスピーカーのTH(THESIS)シリーズが「II」にモデルチェンジしました。
16.5cmウーファーのsaxやツィーターのviolinoというネーミングはそのままだし、取り付けて隠れてしまうのが勿体無いほど美しいデザインはより洗練度を増していますが、前モデルを継承したわけではなくまったくの新設計。たとえばウーファーは、磁石がネオジウムに変更されているし、振動板も半透明のものに変わっています。各ユニットの開発には2年を費やしたそうです。それだけでも努力が伝わると思います。
資料には振動板の材質等、細かいことは書かれていないのですが、本国サイトを見てみると、ネオジウムマグネットはM48というHグレードの磁石を使用していて、比類のないダイナミクスを保証しているとか。もかに、ジオメトリーを最適かしてポーターポールを磁気的に飽和させたり、アルミショートリングを使用してボイスコイルのインダクタンスの変調を低減するなど、さまざまな技術が使われているようです。
また背面の乱気流をなくしつつ、最大の構造剛性を確保しているアルミダイキャストフレームは、見た目にもいかにも音のヌケが良さそう。ハイエクスカーション・サスペンションやスパイダーもスピーカーの柔軟な動きに対応しています。
以上はウーファーのものですが、ツィーターも特徴的。まず38mmの天然シルクドームを採用したツィーターは、カーオーディオ用としては非常に大型。ボイスコイルも34mmという大口径です。さらに独自のエアローディングシステムを採用することで、共振周波数は800Hz未満と低く、幅広い帯域をカバーします。高域側も26kHzまで出るようなので、ハイレゾ帯域までとはいかないまでも、十分にワイドレンジなツィーターだと思います。
こちらはウーファーとは違って、カスタムN38というHグレードのネオジウムマグネットを採用。ナローギャップな設計で、優れた動的応答と低い歪みを実現しています。残念ながら、まだ試聴できていませんが、すでにショップ等ではデモ機で試聴したところも多く、評判はかなり良さそう。僕も、早く聴く機会を得て、レビューしたいと思います。
前モデルではミッドレンジもありましたが、今回はウーファーとツィーターのみ。ウーファーのTH6.5II...