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オーディソンのフラッグシップスピーカーが新型に

レーダー探知機やソニックデザインでお茶を濁したところで(笑)再び、オーディソン の新製品に戻ります。フラッグシップスピーカーのTH(THESIS)シリーズが「II」にモデルチェンジしました。

16.5cmウーファーのsaxやツィーターのviolinoというネーミングはそのままだし、取り付けて隠れてしまうのが勿体無いほど美しいデザインはより洗練度を増していますが、前モデルを継承したわけではなくまったくの新設計。たとえばウーファーは、磁石がネオジウムに変更されているし、振動板も半透明のものに変わっています。各ユニットの開発には2年を費やしたそうです。それだけでも努力が伝わると思います。

資料には振動板の材質等、細かいことは書かれていないのですが、本国サイトを見てみると、ネオジウムマグネットはM48というHグレードの磁石を使用していて、比類のないダイナミクスを保証しているとか。もかに、ジオメトリーを最適かしてポーターポールを磁気的に飽和させたり、アルミショートリングを使用してボイスコイルのインダクタンスの変調を低減するなど、さまざまな技術が使われているようです。

また背面の乱気流をなくしつつ、最大の構造剛性を確保しているアルミダイキャストフレームは、見た目にもいかにも音のヌケが良さそう。ハイエクスカーション・サスペンションやスパイダーもスピーカーの柔軟な動きに対応しています。

以上はウーファーのものですが、ツィーターも特徴的。まず38mmの天然シルクドームを採用したツィーターは、カーオーディオ用としては非常に大型。ボイスコイルも34mmという大口径です。さらに独自のエアローディングシステムを採用することで、共振周波数は800Hz未満と低く、幅広い帯域をカバーします。高域側も26kHzまで出るようなので、ハイレゾ帯域までとはいかないまでも、十分にワイドレンジなツィーターだと思います。

こちらはウーファーとは違って、カスタムN38というHグレードのネオジウムマグネットを採用。ナローギャップな設計で、優れた動的応答と低い歪みを実現しています。残念ながら、まだ試聴できていませんが、すでにショップ等ではデモ機で試聴したところも多く、評判はかなり良さそう。僕も、早く聴く機会を得て、レビューしたいと思います。

前モデルではミッドレンジもありましたが、今回はウーファーとツィーターのみ。ウーファーのTH6.5II saxがペアで180,000円(税別)で、ツィーターのTH1.5II violinoが125,000円(ペア/税別)。合わせて305,000円(税別)なので、けっして安いものではありません。ただ、今は60万円のスピーカーもある時代だから、ものすごく高い感は薄れますよね(笑)。ミッドレンジは、おそらくいずれ追加されるんでしょうが、ツィーターの性能を考えると、要らないかもしれません。耳に敏感な2〜3kHzをスムースに再生するように注意を払ったそうで、その辺も期待したいところです。

明日から、消費税が上がってしまいますが、キャッシュレス決済で5%還元があるお店もあり、今の8%よりも安く買える可能性もあります。その辺もよく見ながら、賢く買い物しましょう。

ソニックデザインがCLAの純正アクセサリーに

ソニックデザインがメルセデス・ベンツの新型CLA(118系)のサウンド・チューニング用品、Sonic Design Sound Suiteを受注し、販売店装着の純正アクセサリーとして納入することが決まったそうです。

この商品は、メルセデス・ベンツ正規販売店を通じて販売されるもので、ソニックプラスセンターやカーオーディオ専門店では販売しないもの。新型CLAの中でも、オプションのアドバンスドサウンドシステム装着車専用で、標準装備の6スピーカー装着車には取り付けできないので数は絞られますが、アドバンスサウンドシステムの音をより良く鳴らすことができます。

商品の内容は、純正スピーカーグリルの周囲に装着するアコースティックコントロールエレメントが、フロントの左右とリア左右、それにセンター分。純正のツィーターと交換する18mmマイクロファーバー・ドームツィーターがフロントとリアの左右分。それに純正ドアスピーカーとツィーターの音をつなげるネットワークおよび音質補正回路を一体化したアコースティックコンペンセーター、トランク内の純正ウーファーの音を整えるアディショナルコンペンセーターのセットです。

このクルマは構造的にドアスピーカーの交換が難しいのですが、ツィーターだけは純正品と入れ替えるものの、それ以外の純正ドアスピーカーやセンタースピーカー、トランク内のウーファーはそのまま活かして装着するため、作業は簡単・確実。車両側の加工は要らないし、カプラーオンで接続できるため、クルマの資産価値を損なう心配もありません。もちろん、クルマ本体同様、3年間走行距離無制限の製品保証を受けることができるから、万が一トラブルがあった時も安心です。

純正のオーディオ/ナビユニットやCOMANDシステムはそのまま使うので、操作性は純正そのまま。でも音は見違えるようによくなっている(ハズ)。CLAを手に入れたけれども、純正オーディオの音には満足していない、またはこれからCLAの購入を考えているが、純正オーディオのサウンドが不安というかたは、迷わず導入してみましょう。ただし、資料には金額等の記載が一切ないので詳しいことはディーラー等の販売店にお問い合わせください。

セルスターからレーザーオービス対応機登場

オーディソン からしばし離れて、他の話題を。レーザー式のオービスに対応する探知機といえば、これまでコムテックかユピテルでしたが、セルスターも10月上旬から発売します。

そのモデルはAR-W86LAというセーフティレーダー。モニターに地図が出てカーナビみたい。まあ、画面は3.7インチと小さいし、ルートも引けませんが(笑)。ただしコンパスナビ機能はあるので、目的地の方向はわかります。しょっちゅう運転しているかたなら、これで十分かもしれません。

このモデルの特徴は、モニターの裏側に光学フィルター搭載の広角レーザー受光部が付いていて、どこよりも早くレーザー受信が可能なこと。同社の調べによると、取り締まり機から離れた場所や広角での受信性能は最大150%だそうです。

またレーザー光の受信レベルを強弱の2段階で判定。これは業界初の機能で、取り締まり機の距離感を把握することができます。また独自の判定アルゴリズムによるレーザー識別機能も搭載。赤外線やレーザー光を使用した機器など、誤報となりやすい受信と、レーザー式オービスからのレーザー受信を高い確率で識別するので、誤警報を軽減します。またGPSとレーザー受信とのダブル警告。GPSデータを毎月更新しておけば、逃さず警告できます。GPSデータは毎月、無料で配信。無線LANを内蔵しているので更新も楽ですね。microSDカードによる更新も可能です。

準天頂衛星みちびきにも対応。GPSのほか、グロナス、ガリレオも含めて4種類81機の衛星で測位するので、位置精度は従来よりも大幅に向上しています。ドライブレコーダーなど、外部機器との接続にも対応可能。走行映像を利用して警告を受けたりもできるし、OBD IIを接続できるのも嬉しいですね。

ほかに、政府機関が発令する災害通報も表示して音声でも知らせてくれるし、高速の逆走注意エリアを収録しているので、逆走警告もあり。安全につながる多くの情報を提供して安心感を高めます。少し早めの速度で運転しがちの人はもちろん、普段から安全運転している人も、最新のレーダー探知機があればより安心感の高いドライブができますよ。日本国内の生産で3年保証付き。価格はオープンですが、楽天だと37,580円(税込)で売っています。

オーディソン からスリムな25センチサブウーファー

オーディソンの新製品第3弾。プリマ・シリーズの薄型サブウーファー、APSシリーズにシングル・ボイスコイルの25cmユニット、APS 10 S4S(30,000円/税別)が加わりました。同時に、シールド・エンクロージャーに入れられたボックスタイプのAPBX 10 S4S(47,000円/税別)も登場です。今回のオーディソンの新製品は、これで最後です。

このユニットの特徴は、とにかく奥行きが短いこと。25cm口径のユニットなのに取り付け奥行きは88mmしかありません。同ブランドのVOCEシリーズの25cmサブウーファー、AV10だと取り付け奥行きが138mmもありますから、いかに薄型かわかると思います。トライム が扱う他のブランドと比べてみると、ブラムのシグネチャー・シリーズの16.5cmウーファーが取り付け奥行き80.2mm。16〜17cmウーファーとあまり変わらない奥行きを確保できれば25cmサブウーファーが取り付けられるんです。

薄型のサブウーファーは低音が出づらいのでは? と心配する人もいるでしょうが、テクニカルシートによると最低共振周波数が28.5Hzだからまあまあ大丈夫。十分な低音を再生してくれると思います。なにしろ、取り付け奥行きは88mm。推奨ボックス容量は10リットルと少なく、小容積のエンクロージャーで、低音を下支えしてくれます。

あらかじめエンクロージャーに組み込まれているボックス・サブウーファーのAPBX 10 S4Sは、幅472×奥行334×高さ120mmとスリムなサイズ。足をつけると奥行は142mmになりますが、これでウーファーを下向きに設置することも可能で、こうすることでボックスの上に荷物を乗せることも可能です。だから荷室容量を損なうことも、最小限に止めることができて、なおかつ低音の増強も可能。定格入力は400Wだから、内蔵アンプの出力を増強したプリマのAP F8.9bitの2チャンネル分をブリッジして使ったシステムに組み合わせるのにもぴったりです。

もちろん、ユニットを2個使ってボックスを作るのもアリ。それでも容量は20リットルで済むし、高さは12cm程度で済みますから、とてもコンパクトなスレテオ・サブウーファーを作ることができます。

基本的にはプリマ・シリーズのアンプ内蔵DSPと組み合わせることを前提に作られたユニットで、AP F8.9bitと組み合わせると、低音ブースト機能と内蔵DSPの統合パラメトリックイコライザーを使って、より良質な低音を再生可能です。プリマ・シリーズをお使いの人、これからプリマ・シリーズの導入を考えている人は、このサブウーファーもシステムに加えることを検討してみませんか?

オーディソンからワイドレンジな5センチスピーカー

オーディソン の新製品第2弾。プリマ・シリーズのスピーカーに50mm口径のAP2(16,000円/ペア・税別)が加わりました。

プリマ・シリーズなので、もともと純正システムを活かしてライトにカーオーディオのグレードアップを図るためのユニット。GMやフォード、トヨタ車の一部には手軽に交換できるユニットのようですが、このスピーカーは50mmという小口径なのに再生周波数帯域が150Hzから20kHzまでと、非常にワイドレンジなのが持ち味。だから、普通に3ウェイシステムのミッドレンジとしても使えるし、トヨタ車などはダッシュボード上の純正ツィーターと交換する手もありそうです。要するに幅広い用途がありそうなスピーカーです。マツダ3の8cmミッドレンジと交換する手もありそうですね。

取り付け奥行きは37mmなので、とてもコンパクト。サラウンド用のスピーカーとしても、フロントのセンタースピーカーとしても使えそうです。定格入力は25Wと、それほど大きな数値ではありませんが、プリマ・シリーズのアンプ内蔵プロセッサーと組み合わせるのなら十分でしょう。価格もペアで16,000円(税別)と手頃だし、コンパクトだから取り付けも楽。Aピラーとかドアの高い位置などにインストールして、ボーカル帯域を鳴らしてやれば、音像が高い位置に定位しやすいので音創りにも有利。なにかといいことだらけです。

5cm口径のコンパクトなワイドレンジ・ユニット、カーオーディオにはなにかと使いやすいユニットになる可能性アリです。

オーディソンのDAPを手軽に接続できるアダプター

イタリアを代表するカーオーディオ・ブランド、オーディソン からC2Oという新製品が出ました。これはコアキシャル・トゥ・オプティカルの意味。コアキシャル・デジタルの入力をTOSLINKのオプティカル(光)・デジタル出力(最大192kHz/24bit)に変換するインターフェイスです。アナログAUX入力もデジタルに変換します。

これが、何に役立つかといえば、ポータブルDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)を持っている人向け。同社のbit ONE HDなどのプロセッサーやアンプ内蔵DSP同社のアンプ内蔵DSP、プリマ・シリーズでハイレゾ音源を楽しむときに、音源がDAPに入っていたとしたら、手軽に接続できます。入力はコアキシャル・デジタル(75Ω)と3.5mmミニジャック(3極または4極)のふたつ。これをオプティカル(光)デジタルに換えて、bit ONE HDやプリマ・シリーズなどに出力するわけです。

本体は幅60×奥行54.5×高さ26mmとコンパクトだから、グローブボックスの中とかセンターコンソールなどに装着してもスッキリ。これで、友人が持ってきたDAPの接続もスムース。DAPにコアキシャル・デジタル出力があれば、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源ならダイレクトに入力できるし、もしデジタル出力がなくても、DAPのヘッドホン出力を通じてC2Oに接続できます。C2OにはA/Dコンバーターが入っているので、ここでデジタル信号に換えてプロセッサー等に出力するわけです。同乗者のスマートフォン内の音楽を聴きたい場合も、簡単に接続できますね。

これなら、あらかじめプロセッサーなどから長いケーブルを配線しておかなくてもいいから、途中の干渉などの問題も減らすことができるし、プレーヤーとC2O間のケーブルを短くできるから音質的にも有利。コアキシャル・デジタル入力にはレシーバー回路とのバランスを改善するアイソレーション・トランスフォーマーが組み込まれているので、とくにクルマの助手席付近に潜在している電波干渉によるノイズも軽減します。

またミニジャックのほうには0.1〜2Vの範囲でゲイン調整ができるプリアンプもあります。だから接続する各デバイスを最適なレベルに調整した後で、アナログ/デジタル変換が可能。このA/Dコンバーターは48kHz/24bitです。

入力はミニジャックのAUX-INが優先される設計。このアナログの信号が検知されないと、コアキシャル・デジタル信号に自動的に切り替わるようになっています。デフォルトでは、このときの無信号時間は6秒間。基板上のスイッチで、この時間は6/9/12秒の3種類から選べるそうです。

いずれにしても、これを付けておくことで、自分が持っている音楽だけではなく、より幅広い音楽が気軽に楽しめるようになるのは事実だし、手持ちの音楽を楽しむにしても、配線はスッキリ。いいことづくめなのは言うまでもないでしょう。価格は19,000円(税別)です。bit ONE HDやプリマ・シリーズ等、同社のプロセッサーをお使いのかたは是非。

ソニックプラスセンターでスバル車用の試聴会開催

8月末から9月の頭にかけてトヨタ車用スピーカーの試聴会を行ったソニックデザインですが、9月末の28日、29日には、一部を除くソニックプラスセンターで、スバル車用のソニックプラスを試聴できる「SonicPLUS×スバル店頭試聴会」を開催します。

店頭で試聴できる製品は、スバル車用のフロント専用ハイグレードモデル、SP-S300M(200,000円/税別)。オーバル形状の大容量エンクロージャーに77mm口径のコンパクトなスピーカーを装着したウーファーと、ハウジング一体型のACツィーターを組み合わせたモデルです。

ウーファー・モジュールには、独自のG字型チューニングポート、Gチューナーを装備。低域の再生範囲を拡大するとともに、大音量時のポートノイズの低減にも役立ち、クリアで深みのある中低音再生を実現しています。ツィーターは窓ガラスやダッシュボードなどの間で発生する反射音を拡散・吸収して、自然な高音を再生するハウジング一体型。これは車載時に確認できると思います。

新潟、山梨、金沢、名古屋、豊田、京都のソニックプラスセンターでは、デモカーでの試聴も可能。それ以外の店舗でも、秋田、浜松、名古屋IMPORT以外では店頭試聴を行なっていますので、この機会にぜひ訪れてみてください。ただし、店によっては土曜日が休みだったり日曜日が休みだったりするところもあるので、事前にお店に確認すると安心です。

ソニックプラスの良さは、取り付けの手軽さとお店によって音に違いが出ない安定感。そして、エンクロージャーを使用することによる音漏れの少なさ、そしてクリーンな高音質が楽しめること。この良さを、店頭試聴やデモカー試聴で、ぜひ味わってみてください。

カローラにDA標準装備でカーオーディオが変わる?

トヨタ・カローラが9月17日にフルモデルチェンジ。従来のセダンであるカローラアクシオはシンプルにカローラに、ワゴンはカローラフィールダーからカローラツーリングに変わり、ボディは少し大きくなって3ナンバー化したようです。

この新しいカローラ/ツーリング、何がポイントかというと、標準でディスプレイオーディオが採用されていることですよね。つまり、スマートフォンと連動してカーナビを表示するスタイル。従来のような車載ナビを使いたいユーザーは、オプションでナビキットが選べます。画面サイズは標準で8インチ。26,000円(税別)の追加で、9インチにサイズアップできます。なお、DCMという専用通信機も標準装備。ただしTV(フルセグ)やApple CarPlay&Android Autoを使いたいかたはオプションが必要です。CDやDVDのディスクドライブはないので、音楽を聴くにはスマホだったり、USBだったりになりそうですね。

しかし、こうなると従来型の車載カーナビに変える人は、ほとんどいなくなりそうですよね。従来型のカーナビが持つ、自車位置測位の正確さや丁寧な道案内を知る世代にとっては、これでいいのか? と思ってしまいます。が、もともと、従来型のカーナビを知らない世代にとっては、スマホと連携したほうが使いやすいだろうし、地図更新は早くて手軽だし、オプションを選べば画面もデカイ! 市販カーナビで大画面化しようと思うと、安くても20万円以上かかるわけで、これじゃかないません。市販カーナビを作るメーカーの考えも変わってしまいそうですよね。

が、もしかしたらこれはカーオーディオメーカーにとってはいいチャンスかもしれません。カーナビはいっそのことディスプレイオーディオに任せて、オーディオ部分に特化できるからです。たとえば、ずっと前から言っていた、ブラックボックス・タイプのDSP。今なら、ハイレゾ・プレーヤーも必須でしょうけど、これの開発に力を入れるべきかと思います。カロッツェリアのマツダ車用DSPのようなものですよね。

このタイプのラインナップを強化して、ベーシック版から中級、ハイグレードまで多彩なモデルを揃えるのはアリかと思います。カーオーディオ好きなら、当然ハイグレードに行っちゃうんでしょうけど(笑)。カーナビ分のコストは純正でOKだから、よりグレードアップが手軽になる可能性はあります。

ベーシックモデルは、このカロッツェリアのようなタイプでいいので、中級タイプは10万円程度で、DSPの調整がきめ細かく、できればハイレゾ・プレーヤーがついたもの。そしてハイグレードタイプは、30万円超でいいので、音がものすごくいいヤツ。幸い、専用通信機もあるので、ストリーミングでハイレゾが楽しめるかもしれません。通信機の仕様がわからないので、どうかはわかりませんが。

いまDSPは海外製品が進んでいて、国内メーカーはちょっと躊躇している感がありますが、どこかが作ってヒットしたら、一気に増える可能性はあります。どこかのメーカーで、チャレンジしてくれませんかね(笑)。

Amazon Music HDはハイレゾストリーミングの本命?

TIDALだのRoonだの、ハイレゾ音源を楽しむストリーミングサービスは色々ありますが、日本で使うにはまだハードルが高いですよね。そんな時、Amazonがやってくれました。Amazon Music HD。すでにサービスが始まっています!

このAmazon Music HD、ロスレス音質のハイクオリティな音楽がストリーミングで楽しめます。音質はCD同等の44.1kHz/16bitのHDと、それより上の最大192kHz/24bitの2種類。CD同等の音質のものをHD、それより上のいわゆるハイレゾ音源をULTRA HDと呼んでいます。ちなみに従来のAmazon Music Unlimitedなどのストリーミング・サービスはロッシー圧縮が行われ、再生時に圧縮前のクオリティには戻らないのだそうです。

それで楽しめる曲数は、Amazon Music Unlimitedと同じ6,500万曲以上。ULTRA HDのハイレゾ音質でも数百万曲が楽しめます。それで料金は、月額1,980円。プライム会員なら、月額1,780円で楽しめます。また、すでにAmazon Music Unlimitedに加入している人は、月額1,000円の追加料金でHDを利用可能。まあ、月額が1,980円になるわけだから、普通の個人プランと変わりませんね(笑)

またファミリープランなら、月額2,480円で利用可能。こちらは家族6人まで、この金額で使えます。さらにAmazonプライムの会員なら、年額支払いにすると個人プランで年額17,800円、ファミリープランなら24,800円で利用可能。つまり、プライム会員の年払いなら2ヶ月分無料ということです。

ULTRA HDも楽しめるデバイスは、2014年以降にリリースされたiPhoneまたはiPadと、2014年以降のMac。AndroidやWindowsについては、メーカーに訊いてみてください。普通にHDでよければAlexa対応のEcho端末やFire TVなどでも使えます。対応しているかを調べるには、無料体験で試してみるのも手かと思います。90日間無料でAmazon Music HDが楽しめます。

ただし、調子にのってダウンロードしまくるのは注意。これまでのAmazon Music Unlimitedで1曲(約3分30秒)ダウンロードすると9MBで済みましたが、HDクオリティの曲をダウンロードすると5倍以上の51MB、ULTRA HDだとそれのさらに3倍の153MBの容量を食いますから、調子にのってiPhoneにダウンロードを続けているとすぐにいっぱいいっぱになりそうです。といっても現時点ではストリーミング中に途切れる不安もあるので、家でダウンロードして、その中から曲を選別してiPhoneに移すというのが、良い方法かもしれません。5Gが当たり前になったら変わるでしょうけど。

ともあれ、ハイレゾのストリーミングが身近になったのは確か。まずは無料体験から始めてみませんか?

ケーニグセグのデジタルコクピットを紹介

たぶん、ほとんどの人は関係ないし興味も持たないとは思いますが、いちおうネタとして(笑)。スウェーデンにケーニグセグ・オートモーティブという高性能スポーツカー・メーカーがあります。ここで造るハイパーカーに、フィンランドのThe QT Companyというグローバルなソフトウェア開発会社が、デジタルコクピットの開発をサポートしたという話です。

QTがサポートしたのは、車載インフォテインメント(IVI)システム、およびデジタル計器の開発のためのクロスプラットフォーム開発フレームワーク。ジェスコというハイパーカーには、SmartCenter、SmartClusterおよびSmartWheelを、アゲーラRSとレゲーラにはSmartCenterとSmartClusterが使用されています。
   ステアリング奥のディスプレイがスマートクラスター

さて、ジェスコですが、SmartClisterとは、ステアリングの背面に搭載されている計器システムのこと。5インチのコンパクトなディスプレイに、速度計をはじめとする計器類やIVIシステムの情報をデジタルデータとして表示します。ステアリング裏のディスプレイはステアリングの動きに応じて回転するので、ステアリング操作時に頭が動いても追従します。一方、セントラルゾーンは、ステアリングを回しても水平を保つので安定して見られます。
   こちらはスマートセンター

またSmartCenterはQTのタッチスクリーン型インターフェイス技術を使ってケーニグセグが独自開発した車載ヘッドユニットで、内蔵の統合ハードウェア・インターフェイスがシステム全体のハブとして機能。デバイスの接続やメディア再生、社内のコンフォートシステムやコントロールシステムを制御します。
   全体を見るとシンプルです

SmartWheelは、ジェスコのステアリングに組み込まれた2つの小型タッチスクリーンをタッチしたりスワイプしたりするだけで、各機能の選択や操作ができるもの。2つのスクリーンには、デフォルトでオーディオ、電話、車高、クルーズといった各コントロールが教示され、状況に応じて変化するしオプションを表示するなど、ドライバーの好みに合わせてカスタマイズすることも可能です。

ケーニグセグを買えるわけではないし関係ないやと思わず、いずれ自分のクルマもこのようなデジタルコクピットに変わったとしたらどうしようか、と今から考えておきましょう。とくにオーディオをグレードアップするとしたら、ヘッドユニットの交換なんて不可能に近いだろうし、そうなった時にどうするかを考えるのは大事です。

しかし、ビーウィズが好みそうなクルマですよね(笑)。もしかしてスピーカーはビーウィズ? なんて情報はありません。できれば、スウェーデンつながりで、DLSにしてほしいもので(笑)。

消費税増税まであと2週間。ショップの対応を調べました

消費税が10月から上がってしまいますね。8%から10%。駆け込み需要も、そんなに増えてはいないようだし、あまり大騒ぎにはなっていないようですが、けっこうデカイです。

で、カーオーディオ専門店が、今回の消費税増税に対して、どんなスタンスを取っているのか、少し調べてみました。だいたいが、9月以内の支払いは8%、10月以降の支払いは10%みたいですね。取り付けが混み合っていて、施工が10月にずれ込んだ場合も、10%になってしまいます。

8%から10%といえば、たとえば30万円(税別)のものを買ったら、8%なら税込で総額324,000円なのに対し、10%だと330,000円。システムは何も変わらないのに、支払額は6,000円もアップしてしまいます。

まだ、30万円だから数千円のアップで済んでいますが、これがシステム総額100万円(税別)のシステムを組んだとしたら、税込価格は8%の場合、108万円。対して10%だと110万円と、2万円もアップしてしまいます。まあ、100万円に対して2万円ですから、気にしない人もいるんでしょうが、庶民にとって、これはデカイですね。

で、もう少し調べてみたら、消費税増税対策を行なっているショップを見つけました。福岡のカーオーディオ専門店、エモーションです。こちらでは9月中に成約した人に限り、取り付けや支払いが数ヶ月先になっても、消費税8%のままでOK。今のところ、取り付けは3週間待ちだそうで、普通ならすでに10%ゾーンに突入しているのですが、9月中に成約さえしてしまえば、取り付けや支払いが10月になっても、たとえ数ヶ月先になったとしても8%でいいそうです。

これは、嬉しい配慮。個人的には全額社会保障に使うと言いながら、ほんの数パーセントしか使っていない今の消費税なら止めてしまえと思ってしまうのですが、今回の千葉の台風も「激甚災害やリーマンショック級の出来事がない限り10%に上げる予定」との方針から、災害対応が遅れたとも言われているので、なにがなんでも上げたいのだと思います。

9月が終わるまであと2週間。まだまだ考える時間はあります。カーオーディオのグレードアップを検討中の九州、または九州近郊の皆さん。エモーションに相談して、9月中に成約することをお勧めします。また、ウチではこんなキャンペーンをやっている、あそこのお店では、こんなキャンペーンをやっていたといった情報があったら、どんどん提供してくださいね。消費税増税は、もう間近です。

竹のコーンを採用した弦楽器専用スピーカーが登場

ウッドコーン・スピーカーは、かつては車載用のユニットとしても発売され、いまでもホーム用が存在して一定のファンを獲得しているようですが、今度は竹のスピーカーコーンを使用した、ホーム用のスピーカーです。

チヨダ工業が産業技術総合研究所との共同研究で開発したもので、竹が持つ高剛性・高内部損失という特徴を最大限活かしたコーンを使用。弦を弾くリアルな音まで再現するため、弦楽器専用スピーカーとして本格販売をスタートしました。

チヨダ工業は、創業以来取り組んできた金属プレスの技術力が認められて、2013年から産業技術研究所と共同で、木質流動成形の研究を進めてきたのですが、竹の変形のしにくさと響きにくさに着目して、竹のコーンを使用したスピーカーを試作したところ、音質が非常に好ましかったことから、本格的な製品化に取り組むことにしたのだとか。

製品は「Vuillaune Hommage(ヴィヨーム・オマージュ)」と名付けられ、スピーカーのみの価格は220,000円(ペア/税別)。またCDレシーバーと高音質スピーカーケーブル、電源ケーブル、インシュレーターがセットになったものも用意され、こちらは320,000円(税別)。CDレシーバーには九州のオーディオショップ、吉田苑によるチューニングが施されているそうです。

ユニットのサイズは明記されていませんが、スピーカー本体のサイズが幅128×高さ320×奥行247mmというから、たぶん8cm口径ほどでしょうか。ミッドレンジとして使えそうなので、ぜひユニット単体でも販売してもらいたいものです。販売は、今のところ愛知・みよしのCAR-DENと長野・信濃町の長野オーディオラボ、愛知・春日井のアリアCDのみ。CAR-DENと長野オーディオラボでは視聴もできるそうなので、興味のある方は行ってみてください。

クラリオンのクアッドビューナビに8型が追加

1画面を4つのエリアに分けて表示して画期的な操作と見えかたを実現するクラリオン宣伝のクワッドビュー・ナビゲーション。従来は取り付けやすさよりも画面の大きさを重視して9型モデルのみでしたが、新製品は9型モデルとともに8型モデルも追加。より多くの車種に対応できるようになりました。
   9型のNXV997D

このクワッドビューは、ひとつの画面をナビゲーション/オーディオ/ツール/アプリケーションの4つのエリアに分割して表示&操作できるもの。シーンに合わせて切り替えできるのが好評です。年々進化していて、発売当初は少しぎこちなかった動きはスムースになっています。また均等4分割でも使えるし、ひとつの画面を大きくする表示も可能。もちろん全面をひとつの画面にすることもできるので、好みに応じて使えます。
   8型のNXV897D

前モデルからは、ドラッグ操作で各エリアの位置を入れ替えできるようになり、使い勝手が大きく向上。さらに、頻繁に使う機能をアプリケーションエリアにアイコン表示できるショートカット機能を新たに追加しました。たとえば、あらかじめ自宅を登録しておけば「自宅へ戻る」のアイコンを押すだけで帰路のルート探索が簡単にできるという具合です。クアッドビューなら、このアイコンが常に画面に表示されているから操作が素早くできるし使いやすいと思います。

またクラリオンのホームページからダウンロードしたデータを使って、メニュー画面をカスタマイズできます。本来は、緑や茶色、グレー系などで色分けしたメニューですが、黒を基調として夜景の雰囲気をイメージした画面に変更できるので、僕ならこちらを使うと思います。個人の感想ですが、高級感がアップするイメージです。

独自のクラウド情報ネットワークサービスであるスマートアクセスの音声操作機能、インテリジェントボイスを利用して、スマートリモコンのネイチャーリモを自宅に用意すれば、音声操作で自宅のエアコンのオン/オフができる機能も追加。これを利用する人がどれだけいるかはわかりませんが、まあ、できるようになったということで。現時点ではエアコンの操作だけに限られますが、いずれ他の家電も操作できるようになる可能性もあるので、そのあたりも期待しましょう。

1280×720ドットのHDディスプレイで、映像は高精細。24bit/1677万色のフルカラー表示で、地図も映像も地デジもくっきりと見えます。ハイレゾ音源の再生も可能。ただしネイティブではありませんが。ネイティブで聴きたいなら、フルデジタルサウンドシステムとデジタル接続して聴きましょう。フルデジタルサウンドのプロセッサー、Z3と接続するための同軸デジタル端子が付いているし、入力ソースの選択や音響調整なども、ナビゲーションで操作できます。

カーナビは、Google Maps Platformを活用して、膨大かつ新鮮な情報から目的地を検索できるし、駐車場に到着後に目的地までの徒歩ルートをスマートフォンに表示できるなどスマホ連携、インターネット連携も進んでいるし、駐車場の満空情報も確認可能。エンターテインメント性も含めて、トータルでよく仕上がったカーナビだと思います。

価格はオープンですが、9型のNXV997Dが約17万円前後、8型のNXV897Dが14万円前後と予想されています。

RAV4用リミテッドスピーカーが期間限定で発売

ソニックデザインが車種別専用パッケージ、ソニックプラスのトヨタRAV4専用リミテッドモデル、SP-RAV4L(フロント用)とSP-RAV4Lr(リア用)を今日9月13日から12月末までの期間限定で販売します。
   フロント用

ソニックプラスのスピーカーといえば、ボルトオン&カプラーオンで簡単・確実に装着できるのが特徴。小口径のスピーカーユニットをエンクロージャーに組み込んだスタイルだから、車外への音漏れがなく、内装材などの共振による音質劣化も抑えることができます。
   リア用

今回の期間限定モデルは、同社のハイエンドラインであるプレミアムライン用ウーファーモジュール(UNIT-N70F相当)を採用。それにアルミ削り出しの取り付けブラケットを装着した専用品で、ソニックプラス史上最高音質を実現と豪語しています(ソニックプラス・ザ・クレストを除く)。

77mmのウーファーユニットは、最高純度のピュアアラミド振動板を採用。これを大型フェライトマグネットを採用した磁気回路で駆動します。このユニットを組み込んだそのキャスト・エンクロージャーは、モジュール内外での音の回折現象を排除してクリアな中低音再生を実現。フロント用のSP-RAV4Lには、ウーファーと同じピュアアラミド振動板を採用した18mmドームツィーター(SD-T18F)が組み合わされ、情報量たっぷりの高域再生を実現します。

ウーファーと同じ振動板素材を使うことで、低域から高域まで音色の統一を図れるのも良いですね。またアコースティックコントロールハウジング一体型のACツィーターというモジュールなので、有害な反射音を最適に拡散・吸音して自然な高音再生ができるのも良いところです。

付属のクロスオーバーネットワークは、RAV4の車内音響特性に合わせて、定数などを最適にチューニング。基盤を樹脂チューブで固めることで、走行中の振動や湿気も受けにくい設計で、コンパクトだからドア内への設置も容易にできます。ソニックプラスの場合、購入&取り付けはソニックプラスセンターか認定販売店で行う方式ですが、作業時間の目安がフロント3時間、リア2時間と短時間で済むのもソニックプラスの良いところです。

価格はフロント用のSP-RAV4Lが200,000円(税別)、リア用のSP-RAV4Lrが165,000円(税別)。9月22日に長野・女神湖駐車場で行われるソニックデザイン・リスニングキャンプ10でも、デモカーを展示する計画があるようなので、気になる人はこちらに行ってみるのもよいかもしれません。

ストラーダ専用のドライブレコーダー2モデル

もう一つ、パナソニックの話題を。新しいストラーダと連携する専用のドライブレコーダー2機種です。

一つは前後2カメラタイプのドライブレコーダー、CA-DR03TD、もう一つはCA-DR03D。いずれも、11月上旬発売予定のストラーダ大画面モデル3機種と、7V型ストラーダ6機種の計9機種と連携します。

まず前後2カメラモデルですが、カーナビの画面でモニターできるから、モニター部にディスプレイは不要。なので、とてもコンパクトに仕上がっています。これなら、ルームミラー周りにつけても、視界の邪魔にならなくて良いですね。しかも、映像はカーナビの大きな画面で確認できます。

カーナビには、ワンタッチ後方ビューというスイッチを設けているので、走行中でもワンタッチで後方映像を確認可能。またバック時にギアをリバースに入れると、カーナビの画面が自動的に後方ビューに切り替わるので、後方の目視の補助にもなります。

レンズは、F1.2の明るいタイプを新採用。これは業界最高水準だそうで、夜でも明るく鮮明に録画できます。ただし、CN-F1D9DとCN-FA06WD/D、CN-RE06WD/Dはオプションケーブルが必要。またこのレンズを採用しているのは前後2カメラタイプだけなので注意してください。

設定や操作、録画映像の再生を、カーナビの大きな画面でできるので操作がしやすいのも特徴。カメラ映像と地図の2画面表示も可能です。だから録画映像の再生時に、地図上で録画地点を確認することもできるし、運転速度や加速度のグラフ表示、急加減速や急カーブなどのイベント表示にも対応しています。

ドライブレコーダーで録画中であることを示すオリジナルステッカーも付属。これ、あおり運転の抑止には重要です。またエンジンを止めて駐車しているときも、振動を検知して録画を始める駐車録画モードも搭載。バックアップ電源を搭載しているので、万が一の事故の時にも、ファイルの破損を防ぐことができます。

フレームレートが28fpsなので、全国どこでもLED信号機の色をしっかりと録画。またシールディング加工でドラレコからのノイズを抑えるので、地デジ映像もウリアに見られ寿司、ラジオやBluetoothオーディオなどもノイズの干渉を受けません。このあたりは、ストラーダ専用のドラレコだから、ほかの汎用機よりもしっかり対応していると思います。

新しいストラーダは、安心・安全ドライブのサポートが一つのテーマ。この連携ドラレコを加えることで、安心・安全ドライブがより高まるでしょう。

7型画面の新パナソニック・ストラーダを紹介

以前、大画面ストラーダの新製品はお伝えしましたが、同時に発表された、7V型モデルの情報もお伝えしておきます。

11月上旬の発売を予定しているのは、ブルーレイ映像が見られるCN-RX06WDとCN-RX06D、スタンダードモデルのCN-RA06WDとCN-RA06D、そして特定販路モデルのCN-RE06WDとCN-RE06Dの計6モデル。すべてモニターは7V型で、型番に「W」が入っているのが、横幅200mmのワイドモデル。そのほかは通常のDINサイズの製品です。価格はすべてオープンですが、実売価格はブルーレイモデルが11万円前後、スタンダードモデルが8万円前後、特定販路モデルが7万円前後と予想されます。
   7V型DINサイズのCN-RX06D

これらはすべて、従来モデルよりも輝度を1.3倍、コントラストを1.5倍に高めたモニターを搭載しています。だからブルーレイの映像も、より明るく美しい映像で見られます。ブルーレイが見られる市販カーナビはパナソニックだけというのもあるので、自分で手に入れるなら、ここはブルーレイモデルでしょう。

ナビ機能は、安心・安全ドライブの支援を重視した作りです。たとえば都市高速の逆走検知とか、交通事故防止対策のカラー舗装や2020五輪に向けて変更された標識情報を交差点拡大図などに反映させて、よりリアルな案内を実現しているあたりです。また別売の前後2カメラ・ドライブレコーダーとも連携。これを接続すれば、クルマの前方も後方も記録できるので、近ごろ問題が広がっているあおり運転の不安を和らげることができるし、駐車時にナビ画面で後方の映像を確認できるので何かと便利です。

地図データの更新に関しては、ブルーレイモデルが3年間で1回、全地図更新が可能な上に変6回の部分更新(最大3年間)できるし、スタンダードモデルも3年間で1回の全地図更新が可能。また、最新のスポット情報をスマホで検索してカーナビに転送しルート探索ができるNaviConというスマホアプリにも対応しています。

オーディオに関しては、大画面ストラーダに採用された新設計の内蔵アンプは採用されていないみたいですが、ブルーレイモデルに関してはバーブラウンの32bit D/Aコンバーターをはじめとした高音質パーツを採用し、ブルーレイオーディオの音源の再生に対応。あたブルーレイの映像を高解像度でリアモニターに出力するために、HDMI入出力を装備するなど、音と映像には力を入れているようです。それ以外のモデルにも「音の匠」を採用しています。

音質を最優先で選ぶなら、他にも選択肢はいろいろありますが、音だけではなく道案内も充実してほしいなら、使いやすくて見やすくてサクサク動くカーナビが良いでしょう。そんなナビを望んでいる人には良い選択になるんじゃないでしょうか。

オーディオテクニカから新しいドア・チューニング材

オーディオテクニカが、高音質を追求するユーザーに向けたドアチューニングキット、AT-AQ405と、サウンドプルーフィングウェーブ、AT-AQ442&AT-AQ444を9月13日に発売します。
   AT-AQ405

まずは、AT-AQ405。こちらは、ドアチューニングに必要な素材を揃えてセットにした、制振材・吸音材・防音材のキットです。制振材は、高比重1.8のヴァージンブチルゴムを採用したもの。防音材はインナーパネルとドアトリムの隙間を埋めるもので、3種類が入っています。また、スピーカーからの不要な音の反射を抑える吸音材も同梱。さらにスピーカー周りの鉄板の共振を抑制する、ポイントチューニング用のコントローラーもキットに加わっています。
   ドアの施工例

各部材とも、適度なサイズにカットしてあって、切らずにそのまま使うこともできるし、凸凹に対する追従性が高く粘着性も優れているので、ヒートガンなどの専用工具は不要。すぐにチューニング作業を始められるので、DIY派にも便利です。

AT-AQ442は、スピーカーの外周にぴったりフィットする波型スポンジ。25mm厚のスポンジがスピーカー面とドアトリム面の空間を埋めることで確実に防音するとともに、音がこもりがちな車載スピーカーの能率向上を図って、クリアなサウンドへと導いてくれます。

AT-AQ444は、厚さ5mmのソフトな波型スポンジ。これをインナーパネルに貼り付けることでドア本体とドアトリムとの隙間をなくして、ドアトリムからの音漏れやビビリ音を抑えてくれます。強力な接着剤で張り付くので、長期間の使用も可能。スピーカー本来の能力を引き出してくれます。

価格は、AT-AQ405が15,000円、AT-AQ442が2本入りで1,500円、AT-AQ444が1,300円(すべて税別)。発売は9月13日です。あっ、13日の金曜日ですね(笑)

iPhone11用のケースが早くも売ってます

早くも出てますね。iPhone11・11Pro・11Pro Max用のiPhoneケース。この坂本ラヂオが発表した「GRAMAS」は、ドイツのペリンガー社製シュランケンカーフを使用し、世界でもトップクラスの発色と、上質な柔らかさを持っているのが特徴。

確かに、写真を見ても発色が良さそうです。しかも、柔らかくて持ち味がいいんでしょうね。たぶん。ただし、高いです(笑)。10,000円から19,000円もしますから。もうアマゾンで売っています。

バックライトがオフの時には手鏡にもなる、特殊ミラー加工を施したプロテクション・ミラーグラスや、エッジ部分まで保護する3Dフルカバー・グラスも発売。こちらは、ミラーグラスが2,500円、3Dフルカバー・グラスが4,000円だそうです。

まぁ、iPhone本体も高いので、これくらいの価格なら気にならないのかも。しかし、開口部が大きく開いたレンズ部分、なんかあまりかっこよくないような気がします(笑)

カーエンジョイフェスティバルに行ってきました

9月8日、新潟・胎内スキー場で行われた「カー・エンジョイ・フェスティバル2019」に行ってきました。昨年は入院していて欠席したので、2年ぶりの参加です。

今年は、石田クラスへの参加は10名。1人10〜15分かけたとしても、2時間ほどで終わってしまいます。ゆったりとユーザーのクルマを試聴できるし、ユーザーともじっくり話ができます。ある意味、理想的な時間配分ですね。

2年ぶりだと、システムが変わっているのももちろんありますが、クルマ自体を乗り換えている人も多数。同じシステムでもクルマが変われば当然ながら音も変わるんですが、その上にクルマまでも新車だとほぼ一から創り上げる感じなので、参加者も大変だと思います。それでも、少しでも音を良くするにはどうすれば良いかのアドバイスを得るために参加するユーザーの熱心さに、頭が下がります。

今回、僕のクラスで1位に輝いたのはアルファード(ヴェルファイア?)の大山さん。かつてのエムズラインのミーティングから、ずっとカーオーディオ・イベントに参加し続けているかたです。このクルマ、イベントがあるごとに、ちょっと惜しいなぁという点があって、色々と文句? ではないな(笑)、アドバイスを続けてきたのですが、今回は音の出かたがとにかくスムース。文句のつけようがない出来でした。あえていうならスムース過ぎて、特徴がないのが弱点ともいえそうですが、点数をつける上では減点がないので、これは強みになります。

2位は長原さんのカムリ(?)です。このかたも常連さん。奇をてらったところがまったくなく、音楽をとことん楽しむためにオーディオをグレードアップしているようなかたです。この音も、とにかく素晴らしい。好きな音楽がある人のクルマは、やはり違います。それに、1位を取ったからといってグレードアップが終わるわけではないということもわかっています。そのあたり、良くわかっているかただなぁと感心しました。今回のクルマに関しては、ほぼほぼ良い音だったのですが、低音がローエンドに近づいた時に、音の出所が後ろに引っ張られる傾向がありました。そこで惜しくも1点減点というわけです。

3位は難波さん。こちらも常連さんです。クルマをBMWのX4に替えての参加です。このクルマの音の良さは、音楽性の高さ。もし、採点項目に音楽性を評価する部分があったら、ダントツ1位かと思います。とにかく素晴らしかった。ただ、残念ながらそこを採点する項目がなかったことが3位という結果に。本当なら、ボーナスポイントでもあげたいのですが、それもできないし…。もどかしいですね(笑)。次回からは、採点項目に音楽性も加えてもらえるように努力しましょう。

4位は、ETANI ONEを搭載したレクサス、5位ばビートルだったと思います。それ以下のクルマも含めて、自分はこんな音が好きというのをしっかりと持っているというのを感じました。たとえば長野のペーパームーンで仕上げたクルマは、あえてタイムアライメントを使っていません。だから、当然、ボーカルが目の前に定位するという状態は得られず運転席寄りになってしまうんですが、音のキレとか厚みはものすごくよく、ハッとさせられるものがあります。本人も目の前の定位よりも音の出かたを大事にしたいというので、それで良いと思います。

要するに、音楽を聴くのは、他人の採点に左右されなくていいということ。いちおう、このようなイベントがある以上、僕も採点は行いますが、けっしてそれが絶対ではなくユーザーがそれぞれ持っている好みに合わせた音で良いと思うんですね。僕も、採点云々よりも、ユーザーと話をして、どうすれば少しでも良くなるのかを考えることを中心にしています。このイベントは、それをわかっているユーザーが多いように見えるのも、参加していて楽しい部分です。

とにかく、僕のクラスに参加してくれたユーザーのクルマは、すべてが良い出来でした。以前は「ちょっとなぁ…」と思ったクルマが多かったのも事実ですが、最近はまったくそんなこともなく、システム金額によって、少しずつクオリティに差が出ているという印象。それだけ、ショップ等の取り付け技術も上がっているし、チューニング技術も一定のレベルに達しているということでしょう。以前は、どのあたりの周波数が抜けているとか、出すぎているとか、タイムアライメントが明らかにずれているといったような、明らかな調整ミスもあったのですが、最近は原因を見つけるのが難しいケースも多く、採点すぐ側もかなり難しくなっていると感じます。

最後に、時間が余ったので他のクラスのクルマも聴いたのですが、1台、素晴らしいクルマを見つけました。デモカークラスにエントリーしていた、サウンド・フリークスのBMWです。

このクルマ、ブラックスDSP(820,000円/税別)を搭載し、パワーアンプは同じくブラックスのMatrix MX4 PRO(820,000円/税別)が2台。スピーカーはイートンのCORE-S3(700,000円/税別)という構成です。サブウーファーは、ごめんなさい、聞きそびれています。

このクルマ、解像度が素晴らしく、その上で高い音楽性もあります。なにより素晴らしいのは、ボーカルの生々しさ。ステージの中央に、立体的にぽっかりとボーカルが浮かび上がります。Aピラーには、イートンのミッドレンジとツィーターがドーンとインストールされているのですが、このミッドレンジがけっこう低い周波数まで再生されているようです。ドアのウーファーからボーカル帯域を再生するのを嫌った結果でしょうが、これが大正解。ボーカルがピンポイントでいるべき場所にいて、音色もリアル。何度も、ドキッとさせられました。

市場がどんどんシュリンクしていると言われているカーオーディオですが、一方で熱い人は健在。あまりにコンテストや順位に熱くなりすぎると、冷めた時の反動がそれまそれで怖いのですが、このイベントはカスタムカーの参加者も多く、子供連れでやってくる客がものすごく多いのが、なによりの救いです。そんなお子さんが免許年齢に達した時に、きっとカスタムカーなり、オーディオカーなりに仕上げてくれることを祈っています(笑)。

より大きくなったパナソニックカーナビの実力は?

通常は車種別のパネルを使って取り付けるため対応車種が限られる大画面ナビを、画面だけ手前に飛び出す形にして多くの車種に取り付けられるようにしたパナソニック・ストラーダのダイナビッグが、大人気とのこと。そのわりに、街中でも駐車場に停まっているクルマでも、見かけることはほとんどありませんが(笑)、売れ行きは好調だそうです。

その波に乗って、2019-2020年モデルが発表されました。発売開始は11月になりますが、オリンピック・イヤーに向けた新製品は、なんと画面がひと回り大きい10V型。東京2020オリンピック・パラリンピック公式カーナビをカタログで堂々と名乗っています。ネーミングも「F1X PREMIUM10」になりました。
   ブルーレイの再生が可能なCN-F1X10BD
このシリーズは、3モデル用意されています。BD(ブルーレイ・ディスク)・ドライブを搭載したCN-F1X10BDとDVDドライブ搭載のCN-F1X10D、そして9V型モニター採用のCN-F1D9Dです。まあ、市販ナビで唯一、BDが見られるところがこのモデルの持ち味でもあるので、僕が選ぶなら、ここはBDが見られるモデルを選んでおくべきでしょう。すべてオープン価格ですが、実売価格はCN-F1X10BDが19万円前後、CN-F1X10Dが17万円前後、CN-F1D9Dが11万円前後とのことです。
   こちらは9型のCN-F1D9D。画面周りの枠が太く感じます

この10型モデルは、モニター部の外形サイズが9型と変わらないのが特徴。これ以上大きくなると、ハザードが押しづらくなったり、ステアリングコラムのレバーに当たったりして取り付け性が損なわれるので、モニターの周囲を狭額縁にしてサイズアップを抑えたそうです。そのおかげで、装着可能車種は400車種以上! 2DINのスペースがあるクルマなら、だいたい装着可能だと思います。しかも車種別パネル等は不要。この手軽さが良いですね。
   機構は従来と変わらず。モニターをマグネシウム合金に変更

フローティング構造のDYNABIGスイングディスプレイの構造自体は前モデルと変わりませんが、モニターの外装フレームにはマグネシウム合金を採用。これでデザイン性も高まったし、強度が向上したことでモニター部が多少重くなっても十分な強度を確保しているとか。実際に触って動かしてみましたが、とても安定していて走行中にぐらついたりすることはない感じです。
   車載状態。モニターの外形は9型と変わらず

そしてモニター自体、HDブリリアントブラックビジョンに進化しています。表示解像度がこれまでの2.4倍のHDパネルで、広視野角&高輝度のIPS液晶を採用。空気層をなくしたエアレス構造や、表面の低反射フィルムによって外交の反射や写り込みを抑え、ストラーダ史上最上級の画質を実現したそうです。確かに鮮明だし、前モデルでは黒くベタッと潰れてしまっていた部分でもはっきりと見えてきます。その部分にノイズが少し多かったのは残念ですが、調整でかなりマシになるので、ノイズが気になる人は調整してみるといいでしょう。

サウンド面では、パワーアンプを新設計したのが大きなところです。新しいパワーアンプは、歪率を従来の約2.5倍に高め、チャンネルセパレーションも約2倍に改善しています。そのおかげで、音はクリアさをアップ。これは試聴コーナーで確認できました。前モデルに比べて、音の透明感が格段に高まり、音の広がりも向上している感じです。

ただし車内で試聴した時は、それは感じませんでした。デモカーはプリウスで、スピーカーは純正のパナソニック製を使用。それでも、透明感のあるキレイな音がしていたのですが、低音が膨らみ気味ではっきりしないし、タイムアライメントを使用していないため、ステージが狭くなってしまいます。聞いたところ、音の匠の設定は家族4人で乗車した時に、全員が心地よい音を楽しむという方針なので、タイムアライメントは使っていないのだとか。
   プリウスで試聴

確かに、乗車した全員が良い音で音楽を楽しむのは理想ですが、クルマではそれが難しい以上、持っている機能を駆使して最良の音を求めるのが、ベストではないでしょうか。ちなみにタイムアライメントも搭載しているのですが、まったく設定していませんでした。またフロント、リアといったざっくりとした調整しかできないので、ツィーターとウーファーを試聴位置から見て等距離に配置するといった、取り付け上の工夫も必要かと思います。

その他の部分は前モデルと同じ。最大192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応するほか、CDなどの音源もハイレゾ相当に高音質化して再生することができます。D/Aコンバーターはバーブラウンの32bitタイプを搭載。それ以外にもカスタムコンデンサーなど様々な高音質パーツを投入しています。そして最後に残っていたパワーアンプを、今回新設計したというわけです。

カーナビ部分はまだ走っていないので、レポートは後日にしますが、安全・安心運転サポート機能が充実しているのが自慢です。例えば、高速道路や有料道路から出発するときに逆走への注意喚起をしたり、逆走を検知して音声と画面で警告したりします。またゾーン30を色分け表示するなど、パッと地図を見たときのわかりやすさもアップ。画面が大きく文字もくっきりしているので、特に年配のかたにはありがたいはずです。

NaviConやAndroid Autoを使ったスマートフォン連携にも対応。スマホで目的地を探して転送できるし、Android Autoでは音声認識で目的地検索もできます。ただしAndroid Autoで探した目的地は内蔵のナビでは使えず、Android Autoで使うだけなはずなので、これを使うかどうかはわかりませんが。とりあえず、このようなスマホ連携もできます。
   上のボタンは独立してブラインドタッチしやすく改善

Webダウンロードでの地図更新は、最大3年分つき。全地図更新は3年間で1回のみ提供し、それ以外は年6回の部分更新ができます。ただし部分更新ができるのは10型モデルのみ対応で9型モデルは無しとのこと。地図データ自体が違うんでしょうか。この辺りは謎です。今度、聞いておきます。いずれにしても、オススメの10型BDモデルを選んでおけば、問題ないかと思います。

大画面でブルーレイが見られてハイレゾも再生可能。音も良くなっているので、ハイエンドを求めるユーザーじゃなければ、十分に満足できるのではないでしょうか。