7型画面の新パナソニック・ストラーダを紹介

以前、大画面ストラーダの新製品はお伝えしましたが、同時に発表された、7V型モデルの情報もお伝えしておきます。

11月上旬の発売を予定しているのは、ブルーレイ映像が見られるCN-RX06WDとCN-RX06D、スタンダードモデルのCN-RA06WDとCN-RA06D、そして特定販路モデルのCN-RE06WDとCN-RE06Dの計6モデル。すべてモニターは7V型で、型番に「W」が入っているのが、横幅200mmのワイドモデル。そのほかは通常のDINサイズの製品です。価格はすべてオープンですが、実売価格はブルーレイモデルが11万円前後、スタンダードモデルが8万円前後、特定販路モデルが7万円前後と予想されます。

   7V型DINサイズのCN-RX06D

これらはすべて、従来モデルよりも輝度を1.3倍、コントラストを1.5倍に高めたモニターを搭載しています。だからブルーレイの映像も、より明るく美しい映像で見られます。ブルーレイが見られる市販カーナビはパナソニックだけというのもあるので、自分で手に入れるなら、ここはブルーレイモデルでしょう。

ナビ機能は、安心・安全ドライブの支援を重視した作りです。たとえば都市高速の逆走検知とか、交通事故防止対策のカラー舗装や2020五輪に向けて変更された標識情報を交差点拡大図などに反映させて、よりリアルな案内を実現しているあたりです。また別売の前後2カメラ・ドライブレコーダーとも連携。これを接続すれば、クルマの前方も後方も記録できるので、近ごろ問題が広がっているあおり運転の不安を和らげることができるし、駐車時にナビ画面で後方の映像を確認できるので何かと便利です。

地図データの更新に関しては、ブルーレイモデルが3年間で1回、全地図更新が可能な上に変6回の部分更新(最大3年間)できるし、スタンダードモデルも3年間で1回の全地図更新が可能。また、最新のスポット情報をスマホで検索してカーナビに転送しルート探索ができるNaviConというスマホアプリにも対応しています。

オーディオに関しては、大画面ストラーダに採用された新設計の内蔵アンプは採用されていないみたいですが、ブルーレイモデルに関してはバーブラウンの32bit D/Aコンバーターをはじめとした高音質パーツを採用し、ブルーレイオーディオの音源の再生に対応。あたブルーレイの映像を高解像度でリアモニターに出力するために、HDMI入出力を装備するなど、音と映像には力を入れているようです。それ以外のモデルにも「音の匠」を採用しています。

音質を最優先で選ぶなら、他にも選択肢はいろいろありますが、音だけではなく道案内も充実してほしいなら、使いやすくて見やすくてサクサク動くカーナビが良いでしょう。そんなナビを望んでいる人には良い選択になるんじゃないでしょうか。