カロッツェリアの新製品も、そろそろ終わりに近づいてきました。今回は、グローバルシリーズの、パワードサブウーファーの紹介です。
このTS-WX1220AH(60,000円/税別)というモデルは、30cmウーファーを2個搭載した大型モデル。最大1200Wで、出力音圧が118dBを誇るクラスDアンプを搭載しています。ボディサイズは幅745×奥行443×高さ400mmと大型。存在感たっぷりのモデルです。
床面からの反射を利用するバスレフスロットポート設計で、出力音圧レベルを最大化。エンクロージャーも補強材の配置を最適化してボックスの共振を使用帯域外に設定することで、ユニット本来の低音を再生する堅牢は設計です。これは新設計のものだそうです。
ゲインやローパスフィルターのほか、バスブーストレベルやバスブーストの周波数、インプットレベル、フェイズなど、調整機能も多彩。運転席に座ったままで低音の音量調整ができるリモコンも付属しています。
これはデモカーのハイエース(?)の中で試聴できました。他のグローバルシリーズ・サブウーファーも所狭しと並べられています。まずはサブウーファー無し、次にシングルのサブウーファーを加えて、最後にダブルウーファーのTS-WX1220AHに変えて、という具合に聴き比べたのですが、ダブルウーファーだと、音圧が違います。ドンドンいいます(笑)。最近、サブウーファーでも階調だとか音程だとかを重視したものに慣れていたので、なんか懐かしい感じがしますが、音圧たっぷりの低音はダンス系とかヒップホップなどにぴったりかと思います。
久々に、かつてCESなどに行ったときに、アメリカンなデモカーを聴いた時の音を思い出しましたが、こんな低音も好きな人にはたまらないのだろうと感じます。