「安倍首相辞任の意向」というニュースがネット上で賑わっていますが、それとはまったく関係なくケンウッドの新しいドライブレコーダーの話題です。新ラインナップとしてDRV-355、DRV-350、DRV-250の3モデルを9月下旬から発売します。すべてオープン価格です。
スタンダードタイプという位置づけで、メインのモデルはDVR-350。これはケンウッドとしては初めてのカラー・モデルで、ブラック/シルバー/ブルーの3色を用意しています。型番はブラックがDRV-350-B、シルバーがDRV-350-S、ブルーがDRV-350-Lとなるわけですね。
そしてDRV-355とDRV-250はブラックのみの設定。DRV-355は他モデルに比べて倍の大容量32GBmicroSDHCカードを付属したモデルで、DRV-250は他のモデルに内蔵しているGPSを省いたシンプル・モデルです。
そのほかの部分は共通で、まず明るいF1.8のレンズを搭載しているのがひとつの特徴。視野角も水平122度、垂直63度、対角150度と広く、夜間やトンネルなどの暗いシーンでも幅広い範囲を高画質で記録できます。
1920×1080のフルハイビジョン撮影に対応しているので、走行時でもナンバープレートの数字などまで鮮明に記録可能。HDR機能を搭載しているので明暗差が激しい環境下でも白とびや黒つぶれを抑えて安定した映像を記録できます。逆光時やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明下などでは効果を発揮しそうですね。もちろんLED信号機の無点灯記録の防止や地デジ電波への干渉防止にも対応しています。
記録モードは常時録画、手動録画、イベント記録、駐車監視タイマー録画の4モード。この中で手動録画はボディ下に大きな緊急イチ押し録画ボタンを備えることで、素早く対応できます。これを押した録画画像は書き換えがされないイベントフォルダに移動&保存するので、事故に限らず、ハプニングや思わず出会った美しい風景など消したくない画像に出会ったらすぐに押すと良いと思います。
オープン価格ですが、実際の価格はDRV-350が14,000円前後、DRV-355がその2,000円高ほどで、DRV-250はDRV-350よりも2,000円ほど安いと想定されます。今流行している前後2カメラタイプや360度タイプではありませんが、これまであおり運転に一度も遭っていない人なら、このタイプでも十分かと思います。ブルーのモデルなんか、クルマのボディカラーとコーディネイトできたらカッコ良さそうですよね。