フロントもリアも車内も鮮明に。3カメラ仕様のドラレコ

レーシングドライバーでチーム監督でもある脇阪寿一氏がプロデュースしたドライブレコーダー「見逃せへんで!」シリーズ(?)の新作です。オウルテックから、クルマの前後に加えて車内の様子も記録できる3カメラ仕様のドラレコ、OWL-DR803FG-3C(32,800円/税別)が発売されました。















フロント用と室内用のカメラが前後に付いたものとリア専用カメラの2ボディ3カメラ仕様で、3カメラすべてのセンサーにはソニー製CMOSイメージセンサーのSTARVISを採用。暗いところでも、ノイズの少ないクリアな映像を撮影できます。またフロント用のカメラは、フルHDよりも高解像度な2560×1440のWQHD。リアと室内用もフルHDの解像度で、前後、室内とも鮮明に記録できます。

レンズはフロントがF1.4、車内とリアはF1.8という明るさ。夜間やトンネル内など、低照度の環境でも鮮明な映像を残せます。またWDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)を備えているので、逆光の状態でも白飛びやクルツブレを抑えて階調を保った映像を撮影できます。

GPSを搭載しているので、ドライブルートの確認も可能。LED信号が消える問題や地デジ電波妨害の対策も万全です。駐車監視機能も備えているので、駐車時に衝撃を感知すると自動的に記録を開始。これも嬉しいですね。

車内カメラはレンズの周囲に4基の赤外線LEDを備えているので、室内が暗くてもバッチリ記録できます。画角も、室内用は対角148度とフロントの139度、リアの133度よりも広いので、死角はドアミラーより前の一部のみ。見逃せへんで! は伊達ではありません(笑)

あおり運転が厳罰化された後、室内も撮れる360度カメラが増えてきましたが、やはり前方も後方も車内も、それぞれ別々のカメラで撮れるのが安心。あおり運転対策のためにも、3カメラ仕様のドラレコは今後の必須です。