東京オートサロン2020にも展示されていたセルスターのセーフティレーダー「ASSURA」AR-46LAが2月に発売されます。オープン価格でAmazonにもまだ掲載されていないので、残念ながら実際の価格は今のところ不明です。
このモデルは、最速&広角のレーザー受信を実現したレーザー式オービス対応セーフティレーダーで、レーザーの受信性能は従来機の最大約150%。より離れた場所でもレーザー受信が可能で、いち早くオービスの存在を知ることができます。また、レーザー式オービスからのレーザー光の受信レベルを強・弱の2段階で判定する機能付き。それによって危険度を把握できるのもありがたいですね。
受信性能が高いとコンビニの自動ドアなどで誤報しやすいことも考えられますが、このASSURAはレーザー式オービスからのレーザー受信を高い確率で識別するので誤報を軽減。また毎月のGPSデータ更新でフォーローしており、レーザー受信とGPSポイントのダブルで警告するので、レーザー式オービスを逃さず警告することができます。
そのGPS受信機は、31基のGPSのほか準天頂衛星みちびきの4基、グロナス24基、ガリレオ22基と全81基に対応。みちびきのサブメーター級測位サービスに対応しているので、高層ビルが立ち並ぶ都心や、森が茂った山間部など、測位精度が悪い状況でも高い精度で自車位置を把握します。
災害・危険管理通報サービスの災危通報を表示するのも新しい試み。政府機関が発令する地震や津波などの情報を画面と音声で知らせます。まあ、これはスマートフォンにも入ってくるので、スマホをお持ちならそれで十分かとも思いますが。
速度取締機は走行時間や場所に合わせて、リアルなCG画像を表示。新設の取締機も随時、無料で更新します。電気自動車を充電できるEV充電スタンドをGPSポイントとして追加しているのも新しい点。反則金のデータベースを更新し、新たに携帯電話の使用に関するデータを追加したのも親切です。罰金も点数も強化されたので、気を付けたいところです。
マップカラーや自車マーク、取締機アイコンなどを好みに合わせて変更できるユーザーセレクト機能も新たに搭載。これで、好み通りの表示&音声にカスタマイズできます。ドライブレコーダーとの相互通信に対応しているのも便利な点。相互通信対応ドライブレコーダーと接続すると、レーダーの画面に設定やカメラの映像を表示し、レーダーのリモコンで操作できるので、とても使いやすくなります。
スマホアプリのMyCellstar+Syncで、市販のmicroSDカードに各種データをダウンロード可能。パソコンでも利用可能で、WindowsだけではなくMacにも対応していますが、iOS版は無線LANによる転送には対応していないので、実際にはAndroidユーザー向けと言っていいでしょうね。製品は国内工場で一貫生産しているので安心。12V車のほか24V車にも対応しているのでトラックでも使えます。
法定速度で安全にドライブするのが一番ですが、いざという時のために最新のレーザー式オービスに対応したセーフティレーダーはいかがでしょうか?