ステッグのフラッグシップ・アンプの復刻版登場

ステッグのメインであるパワーアンプに移ります。まずはフラッグシップ・モデルであるMSK CLASSE A(480,000円/税別)です。


名前を見てもおわかりのように、このモデルはクラスAで動作します。従来も最上級にクラスAのモデルがありましたが、その復刻版といえるでしょう。ステッグを辞めたエンジニアがモスコニを立ち上げたのが2008年か2009年頃だったので、もう10年以上前のモデルなんですね。

古いからといって、音が良いのは確かで当時のモデルのファンは今でもいます。というか、当時のモデルじゃなければ味わえない音があるので、わざわざ当時のモデルを探して装着する人もいます。名機と呼ばれるのはそんなモデルで、ステッグのマスターストロークも、そんなモデルのひとつでしょう。

ただ、当時使っていたパーツの中には、もう入手できない部品があったりするので、そこは現在の部品に置き換えているとのこと。LR独立の回路構成を含めて基本設計は当時と変わらずなので、大きな違いはないと思われます。まあ、この辺は聴いてみないとわかりませんが。

サイズは幅466×奥行255×高さ60mmの2チャンネル・モデルで、定格出力は100W×2(4Ω)。2Ωならば200W×2で動作します。記憶が正しければ、たしかダイヤルでバイアス電流を調整してクラスAにできたはずで、クラスA動作時は定格出力が50W×2(4Ω)となります。アイドリング電流は3.2A。これはAB級で使ったときの数値でしょう。最大電流は38Aとけっこうな大電流を消費しますが、これが音の良さにも直結します。

歪率は0.8%でSN比は101dB。受注対応品なので、お店に置いてある在庫をすぐに取り付けることはできず、納期はそれなりに時間がかかりそうですが以前のモデルを聴いた限り、高音質のアンプであることは間違いないので、注目していいモデルかと思います。