あけましておめでとうございます。今年も情報を発信していきます

1都3県ではまた緊急事態宣言を発出するとかで、コロナ禍はまだまだおさまりそうな雰囲気を見せない今日この頃ですが、2021年も明けました。おめでとうございます。

さて、年末に発表されたアルパインの新製品、フローティングビッグDAですが、不明点がいくつかあったので質問をしていたところ、今頃になって(笑)回答が届いたので、それをお知らせします。


まずパワーアンプ。資料のどこを見ても内蔵アンプの出力がなかったので「もしかして?」とは思っていたのですが、アンプレスだそうです。つまり外部アンプを加えないと音は出ないということです。フローティングしていない7型モデルはスタッキングタイプのアンプが用意されているのでまあ良いとして、9型や11型のモデルは外部アンプが必須。好意的に捉えるなら、好みのアンプでシステムアップできるという意味で、カーオーディオ好きに向いていると言えるかもしれません。

もう一つの謎。Flac対応という記述はあるのですがハイレゾ対応とは書かれていません。だからハイレゾへの対応がいまいちわかりにくかったんです。これは、Flacフォーマットのハイレゾ音源は再生できるけど、ダウンサンプリングしての再生なので、ハイレゾ音源をハイレゾのままネイティブで再生することはできないということだそうです。まあ、ダウンコンバートするものの再生できることはできるので良しとしましょう。たとえダウンコンバートしても、元々の音源のクオリティが高ければそこそこは良い音で楽しめると思います。

何しろスマホを繋いで手軽に楽しむものですから、音質をとことん追求する必要はなし。そういう意味では、とても良い製品かと思います。安いですしね。このコロナ禍の中で、デモカーは当分作る予定がないというし、作ったとしても外出自粛で取材に行けそうにもありませんが、コロナが落ち着いた頃には一度デモカーの音を聴いてみたいと思っています。