オーディソンが最上級ミッドレンジを追加

トライムの春の新製品祭りは夏になっても続きます。オーディソンのフラッグスピーカー、TH(テージス)シリーズに、8cmミッドレンジのTH3.0II Voce(145,000円/ペア/税別)が加わりました。


このVoce(ヴォーチェ)とはイタリア語で「声」を表すもの。英語ならvoiceですね。このスピーカーが受け持つ周波数は人間の耳の中でもとくに敏感な帯域。そこの帯域に特化して、信号に対して何も足さない、何も隠さないというコンセプトのもと、最上のリニアリティを求めて開発したのがこのスピーカーです。

ウーファーのSaxとツィーターのViolinoによる2ウェイ構成でも艶やかな音色が魅力的な新THスピーカーでしたが、これにミッドレンジを加えて3ウェイ化することで中域の密度が増して、より生々しい音が楽しめることは確実。まだ試聴はしていませんが、今までの経験からいってもミッドレンジを加えることによるクオリティの向上効果は、ものすごく大きいと思います。

ウーファー同様の半透明の振動板やスリムでいかにもヌケが良さそうなフレームを含むデザインも秀逸。音も2ウェイ時の生々しさや艶やかさを遥かに上回り、ニュアンスまで余すことなく表現する、素晴らしい音が得られることでしょう。ウーファーやツィーターを加えると45万円(税別)と高価なスピーカーですが、ハイエンドなシステムと組み合わせれば極上な音が得られること間違い無し。

個性のあるスピーカーで、好き嫌いがはっきりわかれるスピーカーなので、まずはお店でじっくり試聴してみることをお勧めします。気に入ったら、これ以上のものは無いと感じるほどの満足感と幸福感が得られると思います。