新型ハリアーにパナソニックのナノイーX発生装置搭載

コロナ禍の影響で発表&発売ともに少し伸びたみたいですが、無事に6月17日に発売されたトヨタの新型ハリアー。発売前からWeb等で注目度が高く、グローバルで見ると2〜3月の1ヶ月間で月販目標台数の4倍に迫る受注を受けていると言うので、納車の最速が7月と言われていますが、納車が始まったら街中でよく見かけるようになるんでしょう。


このハリアーには、パナソニックの「ナノイーX」発生装置が搭載されています。車載用ナノイーX発生装置の市販車への搭載は、今回初めてだそうです。といってもナノイー発生装置はすでに販売されているし、2011年にカムリへ搭載されて以降、レクサスなど多くのクルマに搭載されてきたんですが、OHラジカルというウイルスや菌などさまざまな物質に作用しやすい成分を従来の10倍に高めたのがナノイーX。花粉やアレル物質、におい、カビ、菌・ウイルス、PM2.5だけではなく、美肌や美髪にもいいというから、これはありがたいですね。

ところでナノイーXってなに? と思うでしょう。これは、空気中の水に高電圧を加えることで生成される、ナノサイズの微粒子イオンのこと。この微粒子イオンにはさきほど言ったOHラジカル(高反応成分)が含まれています。このOHラジカルの生成を従来の10倍に高めたのがナノイーXなんですね。だから脱臭にも効果があるし、菌を早く減らすことができるし、アレル物質の抑制などさまざまな効果があるんです。細かい実験の条件は割愛しますが、例えばタバコ臭は12分で臭気強度を2.4低減。菌は4時間で99%以上抑制するし、アレル物質は24時間で99%抑制するそうです。

このコロナ禍で、車内をできるだけクリーンで安全に保ちたいという人は多いと思います。理想はナノイーX発生装置を搭載した新型ハリアーを手に入れることでしょうが、そうそう簡単に言える話でもないので、まずは既発の車載タイプのナノイー発生装置でも手に入れるのはいかがでしょうか。