ちょっと気になるスピーカーを紹介

自宅のデスクトップ・スピーカーが古くなってノイズも気になるようになってきたので、新調しようと思い探していたらちょっと気になるモデルがみつかりました。Egretta(エグレッタ)のTS-A200シリーズです。


Egrettaはオオアサ電子のブランド。広島に本社があり音響機器や液晶パネル、光学製品などを製造しています。そんな会社の新製品がTS-A200シリーズ。「TS」というと、なんだかカロッツェリアのスピーカーの製品名みたいで馴染みがありますね(笑)

TS-A200シリーズは3種類用意されています。ひとつはアンプ内蔵のステレオスピーカー、TS-A200as(198,000円/税別)、そしてスピーカーが1本のモノラルタイプ、TS-A200a(124,000円/税別)、もうひとつがアンプ非搭載のパッシブ型、TS-A200s(72,000円/税別)です。けっこういい値段です。

これらの特徴は360度全方位スピーカーであること。僕はパソコンに接続して使おうと思っているので360度である必要は無いと思っているんですが、逆に定位がビシッと決まって音像が出るスピーカーだと、仕事中でも聴き込んでしまう危険性もあるので、360度全方位のようなスピーカーのほうが合っているかもしれません。

形も特徴的で、アルミ製密閉型エンクロージャーに収められたウーファーユニットの上にハイルドライバー型ツィーターの部分があります。これが360度水平方向に解放口が開いていて、中央に置いたツィーターから全方位に音を発する仕組み。使用ユニットは粘土を主原料としたポリマー・クレイ・コンポジットで、フィルムの折り方を含めた製法を独自に開発し、自然な音色の再現を図っているといいます。

またウーファーの振動板は、杉由来の新素材である改質リグニンを成分に加えたカーボン繊維強化プラスチック(CFRP)。さらにサブウーファーとしてアクチュエーター振動ユニットを加えた3ウェイ・システムで、80Hzから45,000Hzの帯域を再生します。つまりハイレゾ対応ってことですね。入力は3.5mmステレオミニジャックのほかUSB(Type B)にも対応しており、192kHz/24bitの再生も可能。DSD5.6MHzにも対応し、ハイレゾ音源も楽しめます。光デジタル入力やBluetooth5.0にも対応しています。

買うならアンプ内蔵のアクティブ・タイプでステレオ仕様だと思いますが、内蔵のアンプは最大出力18W+18W。1.2MHzキャリア使用の高品位デジタルアンプで、Rチャンネルのスピーカーにアンプを内蔵しているそうです。サイズは幅130×奥行130×高さ260mmで、今のスピーカーよりちょっと大きいくらい。底面にはカメラ用三脚と共用のネジ穴が開いているので、ミニ三脚にも取り付けられそうですね。

このスピーカーは12月24日に発売開始とのことですが、その前の22日・23日に東京オフィスのショウルームで試聴お披露目会をやるそうなので、聴きに行ってこようと考えています。