LINEがトヨタとの共同でナビアプリを開発

スマートフォン用のカーナビアプリは色々ありますが、いよいよLINEも参入。9月以降に無料で提供されるそうです。


スマホで普通に使うこともできますが、SDL(スマート・デバイス・リンク)に対応しているので、対応車載器とつないでクルマで使うのを意識した作りでしょう。地図は一見、Android Autoに似ていますが、トヨタが提供するナビエンジンを採用しているそうで、地図の更新は最短で即日。これはスマホ等の通信ナビならではの良さですね。しかも、Google MapやApple CarPlayなどよりも信頼性の高いルート案内をしてくれそうです。このあたりは、実際にアプリが出たらすぐにダウンロードして確かめてみたいと思います。

操作はLINEの音声アシスタント「Clova」が使えます。車内で「ねぇ、クローヴァ」と話しかけたのち「○○へ行きたい」といえば、○○までのルートを検索して案内してくれます。「ねぇ、クローヴァ」はちょっと恥ずかしいですが「OKグーグル」や「アレクサ」よりは、違和感なさそうですね。ま、どっちもどっちか(笑)そのあたりは、こちらの動画で確かめてください。

カーナビだけではなく、LINEミュージックの音楽再生や、LINEのメッセージの読み上げなどもしてくれます。いまや仕事でもLINEを利用している人が多いので、メールの読み上げ以上に役立つかもしれませんね。

高齢者の交通事故の陰に隠れがちですが、ながらスマホの事故件数も年々増加しています。それを食い止めるには、音声アシスタントを使ったインターフェイスはとっても有効。事故削減にもつながりそうですね。

ともあれ、クルマで使うには、車載器がSDL対応じゃなくてはいけません。トヨタではSDL対応のエントリーナビをオプションで販売しているので、これらが増えるのを期待しましょう。まぁ、最初の頃はレンタカー等に搭載されていたら使うという感じでしょうか。