ラズパイがパワーアップして4に進化!

コンピュータに詳しい人なら、Raspberry Pi(ラズパイ)をカスタマイズして車載用として使っている人もいるでしょう。確か、いわきのサウンド・エスパス(だったと思う)もラズパイをカスタマイズしたオーディオをクルマに積んでいましたよね。なかなか良い音がしていた記憶があります。

そんなラズパイに最新モデルのRaspberry Pi 4 Model Bが登場しました!


CPUは1.5GB動作の4コア ARM Cortex-A72で、従来の3倍以上の性能。メモリーはLPDDR4。1/2/4GBの3タイプの容量が用意されているのが、従来のラズパイ3と違うところですね。当然、価格も違っていて、1GBモデルが35ドル、2GBモデルが45ドル、4GBモデルが55ドル。まだ技適(技術基準適合証明または認定)マークが取れていないためか、日本ではまだ買えないみたいですが、いずれ国内でも手に入るはずです。

入出力のインターフェイスも大幅に強化しています。4つあるUSBポートのうち2つは、USB3.0に対応。従来はHDMIポートが1つだったディスプレイインターフェイスも、micro HDMIポートが2個に増えています。つまりデュアルディスプレイができるってことですね。また4K60pの映像出力をサポート。まだ車載ディスプレイがないので、車載には不要という意見もあるでしょうが、性能が高いのにこしたことはないです。電源端子は、従来はmicro USBでしたが、ラズパイ4ではUSB Type-Cに変わっています。

基板の形が変わったので、従来のケースでは使えないのは難点でしょうか。まぁ、公式のラズパイ4用ケースが用意されているので、新しく買ってください。サードパーティからは電動冷却ファンも登場しているようです。おそらく性能が向上したことによって、発熱も増えているんでしょう。ただしオーディオ用に使うならファンの騒音は気になりますよね。ま、このへんは各自の判断で。

といいつつ、日本ではまだ買えないもののことを言ってもしょうがありませんが(笑)、DACを接続してハイレゾを再生したり、BluetoothやWi-Fiで音楽をワイヤレス再生したり、カーナビに使ったり、映像を楽しんだり、さまざまな用途が考えられます。期待して待ちましょう。また、最新のものじゃなくていいので、ラズパイを勉強したいというなら、Amazonでもラズパイ3が買えるので、まずはこちらで試してみましょう。