ナビ連携ドラレコとバックカメラもHD対応で登場

新型パナソニック・ストラーダの発表と同時に、連携する専用のドライブレコーダーも出ました。前後2カメラ・タイプのCA-DR03HTDです。オープン価格ですが、実際には46,000円前後で買える予定です。

このCA-DR03HTDは1280×720のフルHD画質で記録可能。F1X10BLやF1X10Lと接続すれば、従来比約2.6倍の高解像度で鮮明な映像が楽しめます。フロントカメラ/リアカメラ/本体の3ピース構成で、カメラ自体がコンパクトなのもいいですね。映像はカーナビの画面に映るので、カメラ部にディスプレイは不要。だからコンパクトに済むんですね。個人的には、常に目に見えている風景と同じ映像が、視界の片隅に常にチラチラと見えているのが煩わしいので、とっても助かります。


これを付けておくと、カーナビ側のボタンで、簡単に後方の様子を確認可能。ナビ画面の右下にあるカメラマークをタッチすれば、簡単に画面が切り替わります。これがワンタッチ後方ビューという機能。あおり運転を受けた場合に、後方のナンバーを確認するときなどに役立ちます。まあ、追い越し車線をのんびり走り続けるなど、あおり運転を受けた側にもなんらかの問題がない限り、あおり運転を受けることはないんでしょうけど。安心は大事です。

有機ELディスプレイを採用したストラーダ・プレミアム10と接続した場合は、画面の右半分を上下に分割して前後の映像を同時に確認することも可能。もちろん左半分には地図を表示していて、撮影場所の確認もできます。これがカーナビ連動ドラレコのもっとも良い部分でしょう。

レンズはF値1.4と明るいので、暗いシーンもはっきり映ります。CMOSセンサーは約200万画素の1/2.7型。フルHD対応なので、より高画質で記録できます。他にもHDR技術を搭載しているしLED信号機対策、地デジやラジオへの干渉対策、SDカード寿命告知などの機能も万全。駐車中でも振動に反応して録画する駐車録画モードも搭載しているので、当て逃げや車上荒らしにも対応します。

もうひとつは車外につけるタイプのリアビューカメラ、CY-RC500HD。こちらもすごいです。HDパネル搭載のストラーダと連携すれば従来比約2.6倍の高解像度を実現。視野角も広く、左右180度を実現しています。レンズはF値2.0で暗い場所での視認性も十分。HDR技術を搭載しているので、明暗差が大きい場所での白飛びや黒つぶれを防いでくれます。

視野角が180度もあり、補正を行わないそのままの映像なので周辺はゆがみますが、普通は死角の真横まで見えるのは事故防止にはありがたいこと。またハイビジョン画質なので、細かいところもクリアに見えるし、色もくっきり再現してくれます。この映像を見ると、これしかないなという感じです。

オープン価格ですが実売価格は2万円前後。たぶん通常のバックカメラは半値くらいで買えそうですが、画質が良いに越したことはありません。