コストパフォーマンスに優れた2カメラドラレコ

東名高速でのあおり運転に起因した死亡事故(事件?)が起きたのは、もう3年前でしたっけ? あれ以降、ドライブレコーダーの必要性が高まり、いまも人気が続いています。といっても2019年11月の時点でまだ3割ちょっとの普及率なので、まだまだな感はありますが。

あおり運転対策として人気が高いのは、前方だけではなく後方の記録もできる前後2カメラ・タイプ。やはりあおり運転は後ろからくるものですからね。後方をしっかりと記録するのは大事です。

そんな前後2カメラ・タイプの新製品がこれ。ケンウッドのDRV-MR450(オープン価格)です。広視野角レンズやスモーク・シースルー機能を搭載したハイ・コストパフォーマンス・モデルです。


視野角は水平122度、垂直63度で、対角は150度。この広い視野角で、より広い範囲の撮影に対応し、死角を減らすわけです。またフロントカメラ、リアカメラともにF1.8の明るいレンズを採用。夜間に強いしトンネルなどのくらいシーンでもバッチリ撮影できます。こうして総合的に画質の向上をしているのです。

スモーク・シースルー機能とは、リアウインドウにスモークガラスを使っているクルマに対応した機能。スモークガラスのクルマでも、後方を明るく鮮明に記録できます。そのスモークの具合によって、設定を3段階に調整可能なのもありがたいですね。

フロントカメラにはHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)機能も搭載。WDRよりも効きが良く、逆光時やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が大きい場所でも白飛びや黒つぶれを抑えて、はっきりと記録してくれます。

録画モードは常時/手動/イベント記録の3つに加え、別売の車載電源ケーブルを使用することで最長24時間の駐車監視録画に対応。駐車中に衝撃があったり近くで動体を検知した時には5秒前に記録を開始し検知後15秒まで録画するし再び衝撃や動体を検知した時には最大1分まで録画時間を延長するので、駐車中のいたずらや盗難の監視にも役立ちます。

安全運転をサポートする機能も搭載。自車と前方のクルマとの距離を検出し、安全な距離が保たれていないと警告音が鳴るし、時速60km以上で走行中に車線からはみ出したら、やはり警告音で知らせます。また自社が停止中に前方のクルマが発進してもしばらくそのままだったら発信遅れを警告音で知らせるし、長時間、連続運転すると警告音で知らせるリフレッシュ通知もあります。さらにGセンサーでクルマの動きを検出して、運転の仕方を自己診断するエコドライブ表示も。アイコンで診断結果を教えてくれるので、運転の参考にできます。

Gセンサーは前後・左右・前後の動きを検知する3軸タイプ。もちろんGPSも内蔵しています。フレームレートは27.5fpsだからLED信号の無点灯記録を防止。地デジ干渉対策を施しているのでカーナビでTVを見ていても電波干渉がなくクリアに移ります。一律4万円の補償金が支払われる、交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度に対応しているのもありがたいですね。ドライブ情報を確認する専用ビューアーソフトはWindowsだけではなくMac用も用意しています。

このモデルは6月下旬の発売を予定していますが、このDRV-MR450のほかDRV-MR745、DRV-MR740、DRV-MP740の4モデルのいずれかを購入すると、シガーソケットチャージャーのCAX-CH10がもれなくもらえるプレゼントキャンペーンを実施中。期間は本日5月25日から7月19日までなので、発売後にすぐに購入すれば十分に間に合います。オープン価格ですが、実売価格は25,000円前後の予定。2カメラでこの価格なら、まあまあお買い得なので、この機会に是非!