カロッツェリアからリア専用のドライブレコーダー

あおり運転対策や、後方からの追突を記録するのにはリア用のドライブレコーダーが重要ということに気づいた人が多いのか、従来のフロント用ドラレコに加えてリア用も追加する人が増えているそうです。確かに、フロントも重要ですが、追突だとかあおり運転だとか、後方を映すドラレコは重要ですよね。

そこでカロッツェリアはリア専用のコンパクトなドライブレコーダーユニット、VREC-RH200を2月に発売します。オープン価格ですが、実勢価格は17,000円前後になりそうです。


本体は幅32×高さ32×奥行34mmのコンパクトさ。電源ケーブル接続部用のL字変換コネクターを同梱しているので、目立たないようにすっきりとリアガラスへ取り付けることができます。

映像確認や設定はスマートフォンで。Wi-Fl接続によりリアルタイムの映像をスマホで見ることができるし、本体のSDカードに保存された記録データや撮影された映像をスマホへ保存・編集できるから、SNSへの投稿も手軽ですね。もちろんiPhoneでもAndroidのスマホでもWi-Fiに対応していればOK。専用アプリの「ドライブレコーダーリモート」は無料でダウンロードできます。

また本体にバッテリーを内蔵しているので、駐車監視もできます。衝撃を検知した時だけ起動して撮影するため内蔵バッテリーの消費が抑えられ、監視期間は最大30日間。エンジンを切ったあとも最大15分間は録画を継続する設定も備えています。

解像度1920×1080pのフルHD録画だから、高画質で録画可能。対角視野角130度の高視野角カメラを採用しているので、広範囲を高画質で記録できます。SDカードフォーマットフリーに対応しているので、録画時のファイルの断片化やエラーを未然に防止。microSDHC/microSDXCに対応しているので、長時間記録できます。なおmicroSDXCは1TBのものも出ていますが、16GB〜128GBの容量のものが使えます。

WDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)機能を搭載しているので、明暗差が大きな場所でも白飛びや黒つぶれなく綺麗な映像を記録可能。フレームレートは27.5fpsなのでLED信号の色も飛びません。まあリア用カメラなのでそれほど重要じゃ無いでしょうが。地デジやGPSへの電波の影響を抑えるノイズ低減設計も嬉しいところ。9mの専用シガーライター電源ケーブルを同梱していますが、別売の電源ケーブル(RD-010)を利用して、車両側のオーディオ電源と接続することもできます。

手持ちのドラレコがフロント用だけだったら、これを加えることで後方も安心。あおり運転や追突事故にも対応できます。もし360度カメラをフロントに付けていたら、これを加えて後方もクリアに撮れれば完璧ですよね。