音楽信号が流れるラインケーブルならともかく、電気が流れる電源ケーブルなら何を使っても関係ないという意見もあるでしょうが、やはり音が変わるんですよね〜、これが。ここがオーディオの不思議なところで、オーディオテクニカが1月24日にRexatの高級電源ケーブルを3種類発売します。
3種類は太さ違いのもので4AWG相当のものがAT-RX004(16,000円/m)、8AWG相当のものがAT-RX008(8,000円/m)、14AWG相当のものがAT-RX014(4,000円/m)。すべて税別の価格です。
この3つのケーブルは従来の最高クラス、RX5500シリーズの音質を継承したもので、導体には高純度銅の7N-Class D.U.C.C.やPC-Triple Cを含む4種類の素材を組み合わせて使っています。また制振材にもハイブラー、マグネシウムウィスカー、レオストマーの3種類を組み合わせて仕様。このトリプルハイブリッドインシュレーションシステムで、音質に不要な振動の減衰に効果を発揮します。
シースは、最大で106度の高熱にも耐える耐熱仕様。車載での使用も安心です。4ゲージ相当のものは1m16,000円(税別)と安くはないですが、音の響きや繊細な余韻などを正確に表現して豊かな音場空間を感じさせるとのこと。10万円や20万円クラスのアンプにはもったいない気もしますが、50万円を超える超高級アンプを最良の状態で鳴らしたいなら、これくらいのケーブルをおごってもいいかもしれませんね。予算に余裕があれば(笑)。