低音がちょっと物足りないなぁと感じている人が、手軽に重低音をプラスできるパワードサブウーファーの新型です。TS-WX400DA(30,000円/税別)。DSPイコライザーを内蔵し、2種類の重低音モードを選べるのが特徴です。
ボディサイズは幅300×奥行200×高さ100mmと、ほぼほぼコンパクト。この中に24×14㎝の楕円スピーカーが、下向きに設置されています。そしてフロアに向かって発せられた音が床に反射して周囲に拡散することで低音の放射効率をアップ。この独自のダウンファイヤリング方式により、小刀ボディから豊かな低音を再生します。
内蔵のDSPイコライザーはDEEPとDYNAMICの2モード。DEEPは階調が豊かで深みのある低音を再生するモード、DYNAMICは力強い低音を再生するモードです。再生周波数帯域は、どちらのモードでも20〜100Hzまで。出力音圧レベルも両モードとも100dBと変わりませんが、特性の違いによって聴こえる音はけっこう違います。
内蔵アンプの出力は最大で250W。最大出力50W×4クラスのアンプを内蔵したAVナビやヘッドユニットと組み合わせるのがお似合いだと思います。ミニバン等の場合、荷室に置くとサブウーファーが遠くて効果が薄れる場合もあるので、できる限りフロントシートの下など、視聴位置に近い場所に置くのがいいでしょう。発売は楽ナビと同じ6月の予定です。