個人的にはまったく必要性を感じませんが、小さいお子さんがいたら欲しくなるのがリアシート用のモニターかと思います。とくに画質が高精細でHDMI出力を装備した楽ナビを手に入れたら、リアモニターでも高画質な映像をと思うかもしれません。
そんなニーズに応えたモニターがカロッツェリアが7月に発売予定のTVM-PW930T/TVM-PW930とTVM-PW920T/TVM-PW920という4モデルです。モニター自体はLEDバックライトを採用した9型ワイドVGAのディスプレイが1種類ですが、モニターの取り付け位置がハイポジションのもの(930系)と、ローポジションのもの(920系)で型番が変わります。また型番末尾に「T」が付いたものは、左右2個のセットということです。
取り付け位置は、シートの背面の状況によって高い位置につけるのが難しい場合もあるだろうし、後ろに乗る人によっては高くないとみえづらい場合もあると思うので、よく考えてお好きなほう、自分のクルマにつけられるほうを選んでください。
TVM-PW930T TVM-PW920T
凹型形状のシートや、輸入車に多いヘッドレストが外れないシートにも取り付けられるように新機構を採用したので、多くのクルマの取り付けをカバー。取り付け部が従来の16%も薄型になったので、ヘッドレストへよりスマートに取り付けられるようになっています。
シリコン製のモニターカバーを同梱しているので、不使用時にも後部座席に座る人の安全を確保。本体は幅239.5×奥行133.5(モニター部90°時)×高さ143mmとなっており、このうち画面の有効表示エリアは横198×縦112.1mmです。解像度は横800×縦480。入出力はビデオ入力、音声出力、HDMI入力、ヘッドホン出力(HDMI専用)、USB形状の給電端子が各1系統ずつついており、スマホから直接HDMIに接続して大きな画面でミラーリング映像を楽しんだり、その音をヘッドホンで一人で楽しんだりさまざまな楽しみ方ができます。アドバンスドシャープネス回路を搭載しているので、鮮やかかつ奥行き感のある映像を楽しむことができます。
後席にお子様を乗せてドライブすることが多い人なら、フロントに楽ナビを付けたついでに後席にモニターを載せてドライブというのはいかがでしょうか? 発売は楽ナビの1ヶ月遅れの7月の予定です。