JBLのネタをもうひとつ。エントリー価格のCLUBシリーズに、コンパクトなパワーアンプが登場します。モノラルと4チャンネルの2機種で、価格は両モデルとも25,000円(税別)。軽量&コンパクトで、手軽にカーオーディオをアップグレードしたい人向けのモデルです。
4chアンプのCLUB A754は定格出力が75W×4(4Ω)。型番の数字が分かりやすくていいですね(笑)。2Ω時は100W×4。4Ωブリッジで200W×2でも使えます。サイズは幅320×奥行180×高さ51.3mm。コンパクトといいつつそれなりの大きさはありますが、まあ適度なサイズ感でしょう。シンプルなボディと中央のJBLのロゴは、価格以上の高級感があります。
RCA入力のほか、ハイレベル入力にも対応しているので、ライン出力が無い純正システムにも接続可能です。手軽にアップグレードしたいなら純正システムにこのアンプを加えてスピーカーを替えるだけでも、そこそこアップグレードできるかもしれません。可変式の電子クロスオーバーとバスブースト・コントロールも装備しているので、簡単なチューニングも可能です。
モノラル・アンプのCLUB A600は2Ω時の最大出力が600W。4Ω時は定格出力350W。周波数特性も10〜320Hz(-3dB)と、低域再生に特化した設計(A754は10Hz〜35kHz)です。サイズは幅220×奥行180×高さ51.3mm。こちらはA754よりも10cmほど短くコンパクトな設計です。リーズナブルなボックス・サブウーファーを鳴らすのに良いかもしれないですね。
とにかくJBLのバッジがこのリーズナブルな価格で手に入るのが魅力。アメリカン・サウンドを手軽に手に入れたい人にぴったりです。