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アルパインの人気ナビ、X08プレミアムがマイチェン

アルパインのAVナビ、X08プレミアムがモデルチェンジした。従来モデル、VIE-X08をベースにしたマイナーチェンジモデルで、60GB HDD搭載、ホワイトLEDバックライト採用のワイドVGAディスプレイ採用、3層構造シャーシの採用など、プラットフォームやスペック面は、従来モデルと変わらず。新たに開通した道路など、地図データが変わった箇所を部分的に地図更新できる差分マップや、携帯電話を通じておすすめスポット情報を入手できるいつもNAVI対応、iPod/iPhone&USB/SDカード対応など、機能面でも大きな違いはない。


進化した点は、車室内サウンドデータが、さらに充実したこと。車内で、いい音で音楽を楽しむには、そのクルマに合わせたセッティングが必要だが、X08Sには50車種(発売時は41車種。その後差分マップディスクで追加予定)の車種別セッティングデータをあらかじめ格納し、ワンタッチで快適な音響空間を実現。また専用Webサイトで349車種のサウンドデータを調査&提供しているので、難しい調整が手軽にできる。

またパーフェクトフィットシリーズの対応車種を拡大したり、別売りのバックカメラ&専用取り付けキットを使用したとき、カメラの取り付け位置を車種ごとに指定するなど、各車種ごとの対応を強化しているのが特徴だ。

X08でも音質面の評価は高く、09年はカーオーディオ専門誌「オートサウンド」で、オートサウンドグランプリを受賞している。X08Sは、車室内サウンドデータやパーフェクトフィットの充実により、そのポテンシャルを手軽に引き出しやすくなっているというわけだ。

差分マップは、年5回まで地図を無料で更新でき、発売と同時に開催予定の「X08Sお客様登録キャンペーン」に申し込めば、2011年も地図データもDVDの差分マップにより、無償でもらえる予定。ラインアップはAVナビ単体のVIE-X08と、リアビジョンセットのVIE-X08XRV-VG&VIE-X08XRV-GBの3モデルで、すべてオープン価格。リアビジョンは従来モデル同様、10.2インチWVGA液晶を採用し、型番末尾=VGはリアビジョンのボディカラーがシルバー、GBはゴールド仕様だ。発売は、VIE-X08が5月中旬、VIE-X08XRV-VG&VIE-X08XRV-GBが5月下旬の予定。

【関連リンク】
・アルパイン

アルパインX08Sがパーフェクトにフィットする車種別キット

アルパインの最新AVナビ、VIE-X08Sを愛車にスマートに装着できるキット=パーフェクトフィットシリーズが、5月中旬から6月にかけて20車種分、登場する。

   プリウス用は純正ステアリモコンでX08Sを操作できるキットも同梱

   こちらはステップワゴン用

専用パネル&専用金具のほか、純正のステアリングリモコンでVIE-X08Sの基本操作ができるキットまで同梱しているのがプリウス用/アルファード・ヴェルファイア用/エスティマ用/ノア・ヴォクシー用/マークX用/マークX Zio用/ワゴンRスティングレーの7タイプで、これらは9,975円。ほかは専用パネル/専用金具/専用取付説明書/専用パーフェクトセッティングガイド/セッティング完了ガイドのセットで、価格は5,985〜7,350円となっている。

パーフェクトフィットシリーズがある車種と対応するキットの品番、価格、発売のタイミングは以下の通り。

■トヨタ
プリウス(30系) KTX-X0805-PR(9,975円) 5月中旬
アルファード・ヴェルファイア KTX-X0805-AV(9,975円) 5月中旬
エスティマ KTX-X0805-ES(9,975円) 5月中旬
ノア・ヴォクシー KTX-X0805-NV1(9,975円) 5月中旬
ノア・ヴォクシー(ステリモキット無し) KTX-X0805-NV2(5,985円 5月中旬
ウィッシュ KTX-X0805-WI(5,985円) 5月中旬
ハイエース KTX-X0805-HI(5,985円) 5月中旬
アイシス KTX-X0805-IS(9,975円) 6月
ハリアー KTX-X0805-HA(5,985円) 6月
マークX KTX-X0805-MA(9,975円) 6月
マークX Zio KTX-X0805-MZ(9,975円) 6月

■ニッサン
セレナ KTX-X0805-SE(6,825円) 5月中旬

■ホンダ
インサイト KTX-X0805-IN(7,350円) 5月中旬
ステップワゴン・スパーダ KTX-X0805-ST(6,300円) 5月中旬
フリード KTX-X0805-FR(6,300円) 5月中旬
ストリーム KTX-X0805-SR(7,350円) 5月中旬
フィット KTX-X0805-FI(6,825円) 5月中旬

■スズキ
ワゴンRスティングレー KTX-X0805-WS(9,975円) 6月

■ダイハツ
タントカスタム KTX-X0805-TC(5,985円) 6月
ムーブカスタム KTX-X0805-MC(5,985円) 6月

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・アルパイン

アルパインのB5デジタルアンプがモデルチェンジ

アルパインのB5サイズ・デジタルアンプがモデルチェンジした。従来のPDX-4.100に代わる4チャンネルアンプがPDX-F4(78,750円)で、PDX-1.600に代わるモノラルアンプがPDX-M6(78,750円)。アルパインB5アンプのラインアップは、これらに5チャンネルアンプのPDX-5を加えて3モデルとなる。

   PDX-F4

PDX-F4とPDX-M6はデザインを一新。表面積は従来同様、幅275×奥行192ミリのほぼB5サイズだが、高さを50.8ミリにサイズダウン。従来は62ミリだったから、1センチ以上薄くなっている。もちろん、従来通りのスタッキング(積み重ねる)インストレーションも可能だ。

高性能MOS-FET、高精度マルチフィードバック回路など、投入している技術は従来モデルと変わらないが、ファインチューニングにより高音質かを実現。周波数特性はPDX-F4が5Hz〜100kHz、PDX-M6が5〜400Hzとワイドレンジ化(PDX-4.100は20Hz〜20kHz、PDX-1.600は20〜200Hz)したほか、SN比は4チャンネル機で96dBから115dBへ、モノラル機で110dBから123dBへと向上している。

簡単&確実な配線ができるクイックコネクターの採用も従来通り。クロスオーバーネットワークを内蔵し、PDX-F4はハイパス/ローパス/オフの切り替えが可能で、クロスオーバー周波数は30〜400Hz可変、カットオフスロープ−12dB/oct、PDX-M6はクロスオーバー周波数50〜400Hz、スロープ−24dB/octのローパスフィルターのみという仕様。PDX-M6には15/30Hz/オフを選択可能なサブソニックフィルターも内蔵する。





【主な仕様】
■PDX-F4
●定格出力:100W×4(4Ω)/200W×2(4Ωブリッジ)●SN比:115dBA●周波数特性:5Hz〜100kHz●入力感度:0.2〜4V●サイズ:幅257×奥行192×高さ50.8ミリ●質量:2.87キログラム

■PDX-M6
●定格出力:600W×1(4Ω)/600W×1(2Ω)●SN比:123dBA●周波数特性:5〜400Hz●入力感度:0.1〜8V●サイズ:幅257×奥行192×高さ50.8ミリ●質量:2.92キログラム

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・アルパイン

アルパインからコンパクトな地デジチューナー登場

アナログTV放送の停波まで1年余りとなり「そろそろクルマにも地デジを」と考えている人は多いと思う。そんな人に紹介したい、汎用タイプの地デジチューナーがアルパインTUE-T340だ。

弱電界での受信に強い高感度シリコンチューナーで、2チューナー×2アンテナタイプ。幅160×奥行114×高さ22ミリのコンパクトサイズが特徴だ。12セグ/ワンセグの切り替えは当然、自動で、ブラックアウトすることなく、なめらかに基地変えてくれる。また長距離のドライブなどでエリアが変わったときに、中継局を自動的に探す、自動中継局サーチ機能を搭載している。

家庭のTVリモコンのような感覚で操作できるよう、ホワイトの大型リモコンを標準装備。リモコン受光部も付属し、2系統のビデオ出力、1系統の音声出力を装備しているので、手持ちのカーTVやモニターがAV入力端子を備えていれば、メーカーを問わず接続できる。4月下旬から発売。

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・アルパイン

料理レシピを満載。クラリオンの新PND

クラリオンがPNDの新製品、DrivTrax P10を発表。6月中旬から発売を開始する。従来モデル(DTR-P7DT)に比べると、内蔵メモリーの容量を2GBから4GBを増やし情報量をアップ。画面サイズは4.2インチから4.7インチへと拡大し、画面の見やすさも向上した。


検索データに関しては、住所が約3,600万件、電話番号が約740万件、名称が約730万件、ジャンルおよび周辺検索が約138ジャンル約50万件など、従来モデルと同等のようだが、地図データは10/25メートルスケールの詳細市街地図を収録。収録都市数は公表していないが、都市部では地図に家形を表示できるようになったので、徒歩や自転車での使用では重宝することもあるかと思う。

機能面ではクックポーターという機能が新しい。これは、季節や調理方法から、料理のレシピを探せる機能。約1,000件のレシピが収録されている。カーナビとはまったく関係のない機能だが、買い物の時にレシピをみたり、キッチンで調理法を見ながら料理をしたりといった使い方ができる。もっとも、どれだけの人がこの機能を便利に思うかは不明だが…


この機能からもわかるように、DrivTrax P10は女性ユーザーがターゲット。またクルマやバイク、自転車、徒歩用のナビとしてだけではなく、家庭でも活用できるPNDとして開発したという。その一環として、AV機能は充実。ワンセグチューナーを内蔵し、地デジ番組が楽しめるほか、SDカードや内蔵メモリーへの録画&静止画キャプチャができるし、SD/SDHC/MMCカードに記録したWMV/MP4の動画ファイルの再生もできる。またピクチャービューワーとスライドショー機能を備えているので、JPEG/BMPの静止画を見るデジタルフォトフレーム代わりにもなる。


案内機能は、従来通りの交差点拡大、走行レーンアシスト、ハイウェイマップ、ジャンクション表示などに加え、ETCレーン表示や二輪高速料金表示機能を搭載。地図色やボタンデザイン、レイアウトの改善により、従来よりも見やすく使いやすくなっている。リチウムイオンバッテリーを内蔵しているので、アウトドアでも使用可能。フル充電で約3.5時間、使用できる。価格はオープン。

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・クラリオン

JLオーディオの新エントリー・スピーカー、C2シリーズ

日本での存在は地味だが、真面目な製品作りで定評のあるアメリカン・ブランドがJLオーディオだ。なにしろ、最近のアメリカン・ブランドといったら、中国を始めとしたアジアで製造しているOEM製品が多く、自社で設計・開発している、本当の意味でのメーカーは、キッカーなど数えるほどしかない。そんな貴重なメーカーのひとつがJLオーディオである。

   C2-650

   C2-525

新発売のC2コンポーネントスピーカーは、エントリーユーザーにもお勧めのセパレート2ウェイシステム。16.5センチウーファー採用のC2-650、16センチのC2-600、13センチのC2-525の3モデルあって、価格はすべて43,050円だ。ウーファーの振動板はマイカを混入したポリプロピレン・コーン。トゥイーターは19ミリのシルクドーム型だ。

最近はトゥイーターを大型化して、トゥイーターにより低い周波数帯域まで受け持たせる傾向の2ウェイシステムが多いが、C2コンポーネントは、19ミリ口径のコンパクトなトゥイーターを採用。自然で聴き心地のいい、レスポンスに優れた高域再生を求めた結果だ。

JLオーディオのスピーカーの持ち味は、クセが無くどんなジャンルの音楽でもそつなくこなす懐の広さと、イメージングの良さ。このC2シリーズも、そんな持ち味を身につけていると思う。

【主な仕様】
■C2-650
●最大入力:100W●定格入力:60W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:59Hz~22kHz●能率:91.0dB●取付穴直径:141.3ミリ(ウー ファー部)●取付深さ:61.9ミリ(ウーファー部)

■C2-600
●最大入力:100W●定格入力:60W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:59Hz~22kHz●能率:90.5dB●取付穴直径:127ミリ(ウー ファー部)●取付深さ:60.3ミリ(ウーファー部)

■C2-525
●最大入力:100W●定格入力:60W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:63Hz~22kHz●能率:89.0dB●取付穴直径:115.9ミリ(ウー ファー部)●取付深さ:63.5ミリ(ウーファー部)

【関連リンク】
・イース・コーポレーション

イートンの新アドベンチャー・シリーズ、4月10日発進

ヨーロッパでも数少ないスピーカー・ユニット製造メーカーのひとつがドイツのイートン。イートン・ブランドで、カー&ホーム用のスピーカー・ユニットを販売しているほか、有名ホームオーディオ・ブランドへもOEM供給しており、そのスピーカー・ユニットはすべてドイツ国内の自社工場で生産しているという真面目なメーカーだ。

そんなイートンの上級スピーカー、Adventure(アドベンチャー)がモデルチェンジ。16センチウーファー+28ミリトゥイーター+クロスオーバーネットワークのセパレート2ウェイシステム・A1-160 SG(178,500円)と、16センチウーファー+28ミリトゥイーター(クロスオーバーネットワーク無し)のセット・A1-160 SG type-M(157,500円)の2モデルが、4月10日から発売される。
   A1-160 SG

   A1-160 SG type-M

従来のA1-160 HG(High Grade)&A1-160 HG Type-Mの後継モデルで、振動板にシルクドームを採用したトゥイーターは従来モデルから継承。大きく変わったのは16センチウーファーで、フラッグシップスピーカーのMSG-180や全世界100セット限定で生産されたD-160SQ BLACK EDITION同様のブラック振動板を採用した。それに伴い、磁気回路定数の最適化と、クロスオーバーネットワークのローパス回路の定数見直しも行われている。

ウーファーの振動板の素材&構造自体は、従来モデルと変わらず、ハニカム構造のコア材をアラミド繊維でサンドイッチしたHEXAコーン。高級モデルでありながら、取付性を考慮して、ウーファーの埋め込み寸法を50ミリに抑えているのも従来モデル同様だ。

【関連リンク】
・エムズライン

オーディソンの新ベーシックアンプ「SR」シリーズ

オーディソンの新アンプ、SRシリーズは、従来のSRxシリーズに代わるベーシックアンプ。2チャンネルがSR2(29,400円)、4チャンネルがSR4(45,150円)の各1機種ずつ。モノラルアンプがSR1D(39,900円)とSR1DK(66,150円)の2機種というラインアップだ。従来のSRxシリーズは3チャンネル機や5チャンネル機もあったが、SRシリーズでは整理された。逆にいうと、3&5チャンネルアンプが欲しい人は、今のうちにSRx3.1(77,700円)やSRx5.1(81,900円)を入手するといいだろう。

   SR4

   SR2

クラスBのシンプル&ハイパワーと、クラスABのクオリティを融合したDYNAB回路やハイスピード・トランジスタのTO247を採用するなど、音質に関わる部分は従来のSRxシリーズと大きくは変わらないようだが、出力を抑えて価格をダウン。ハイレベルインプット対応だから、純正システムやミドルクラス以下のAVナビなど、音声出力を持たないヘッドユニットにも手軽にアンプ増設ができるので、現状よりも少しでもいい音で音楽を楽しみたいという人にちょうどいい。また2台のモノラルアンプは1Ω駆動にも対応し、エキスパートユーザーの要求にも応えている。


デザインも大きく変わった。アルミ・モノブロックのブラックボディは、従来のSRxシリーズに比べて高級かつダイナミックな印象。クラシカルな雰囲気も持ち合わせていて、価格以上の質感だ。電源、ライン、スピーカーの全ての配線が同じ面にあるので配線がしやすく、ゲイン調整や内蔵クロスオーバーのコントロールパネルがアンプ上部にあるためインストール後の調整も容易。このあたりの配慮もうれしい。

【主な仕様】
■SR4
●定格出力:65W×4(4Ωステレオ/14.4V)/175W×2(4Ωブリッジ時)●SN比:83dB(CEA rating)●周波数特性:15Hz〜50kHz●全高調波歪率:0.08%●ダンピングファクター:110●入力感度:0.3〜5V(RCA入力)/1〜15V(スピーカー入力)●サイズ:幅408×奥行213×高さ53.5ミリ

■SR2
●定格出力:60W×2(4Ωステレオ/14.4V)/180W×1(4Ωブリッジ時)●SN比:83dB(CEA rating)●周波数特性:15Hz〜50kHz●全高調波歪率:0.07%●ダンピングファクター:200●入力感度:0.3〜5V(RCA入力)/1〜15V(スピーカー入力)●サイズ:幅288×奥行213×高さ53.5ミリ

■SR1D
●定格出力:280W×1(4Ω時/14.4V)/460W×1(2Ω時)/640W×1(1Ω時)●SN比:74dB(CEA rating)●周波数特性:18Hz〜50kHz●全高調波歪率:0.3%●ダンピングファクター:150●入力感度:0.3〜5V(RCA入力)/1〜15V(スピーカー入力)●サイズ:幅288×奥行213×高さ53.5ミリ

■SR1D
●定格出力:600W×1(4Ω時/14.4V)/940W×1(2Ω時)/1200W×1(1Ω時)●SN比:56dB(CEA rating)●周波数特性:18Hz〜50kHz●全高調波歪率:0.3%●ダンピングファクター:150●入力感度:0.3〜5V(RCA入力)/1〜15V(スピーカー入力)●サイズ:幅408×奥行213×高さ53.5ミリ

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・アルファ

新サンヨー・ゴリラは16GB SSDを搭載!

サンヨーがポータブルナビ「ゴリラ」の新製品を3機種発表。4月下旬から発売する。7型ワイドモニター採用がNV-SD740DTの1モデル、5型ワイドモニター採用がNV-SB570DTとNV-SB550DTの2モデルで、2台の5型モデルの違いはFM-VICSチューナーを内蔵している(NV-SB570DT)かしていないかだ。7型モデルはVICS内蔵だ。また、全モデル、ワンセグチューナーを内蔵していて、TV番組が楽しめる。

   NV-SD740DT

   NV-SB570DT

新モデルの最大の特徴は、16GB SSDを搭載したことだ。従来モデルは8GBだったから容量は倍増。その大容量を活かして、地図情報が大幅アップした。たとえば郊外や山間部を含め、全国で道幅がわかる地図を採用しているし、詳細市街地図は建物の形や道幅の違いが一目でわかるようになっている。しかも詳細市街地図は、従来の12/25メートルスケールに、5/50メートルスケールを加えて4段階に切換可能になった。

5型モデルには徒歩モードの「あるくナビ」を採用していて、歩行者専用の地図データを格納。階段や歩道橋などをアイコン表示するほか、地下街や駅の連結路、歩道橋、地下通路、公園など、クルマは通行できないが徒歩ならOKの道をルート探索できる。また徒歩モード使用時は、一方通行を考慮しないので、遠回りせずに目的地までのルートを探索できる。徒歩モードが使えるのは電池駆動時のみ。音声案内やリルートは行わない。

徒歩使用時に遠くの地図まで見渡せるように、縦画面表示を採用したのもアイディア。本体を縦向きにするだけで、画面が自動で切り替わるほか、ボタン押しによる手動切換もできる。

実際のナビデータの容量は11〜12GBとのことで、メモリーの空き領域は、音楽/動画/静止画の保存に使用。MP3やWMAの圧縮音源(128bps)なら、1曲4分換算で約400曲、MP4やAVC/H.264の動画なら400分、JPEGの画像なら約750枚を、SDカードから本体メモリーに転送して、好きな時に再生できる。フォトフレーム機能を備えているので、静止画はスライドショー再生や、背景に時計やカレンダーを表示できたりもする。

クイックGPSにより、ナビゲーション起動時の測位時間を短縮したのもウリだ。従来GPSでは約30秒から数分かかっていたのが、約10秒で測位できるという。これは、過去のGPS情報を記憶しておき、新たに電源を立ち上げたときには、情報の取得時間が短い時刻情報から現在地を予測して測位するという方式。だから、初めて使う時や、長時間(3日以上)使っていない状態では機能しない。ただし、レジャースポットで遊んだり食事をしたあと再出発するときに、素早く地図が立ち上がるのはありがたい。

CPUは動作速度を400MHzから500MHzに早め、目的地検索などの動作をスピードアップ。同時にバッテリー駆動時の持続時間も延びた。たとえば、5型モデルの場合、ワンセグ試聴時間は従来モデルで約3時間20分だったが、NV-SB550DTは約4時間30分と鳴っている。

従来モデル同様、ジャイロセンサーおよび加速度センサーによるゴリラジャイロIIを搭載しているので、トンネル内や高架下など、GPS電波を受信しにくい場所でも正確に測位。ルートを外れて何度か同じコースを走行すると、ルート探索時にその道を優先して探索するようになるルート学習機能の搭載は、PNDとしては珍しい。

他にも、エコ運転をアシストするエコドライブ情報機能や、盗難抑止のための盗難多発地点警告機能、バックカメラ入力端子、FMトランスミッターなど、ワンセグ予約録画など、装備は充実。取付スタンドは吸盤タイプだから、取付・他車への載せ替えは簡単だ。

この新型ゴリラ、NV-SB570DTとNV-SB550DTが4月22日、NV-SD740DTが4月28日発売の予定。すべてオープン価格だが、販売予想価格は、NV-SD740DTが80,000円前後、NV-SB570DTが70,000円前後、NV-SB550DTが65,000円前後だ。

【関連リンク】
・サンヨー

イギリス発、VIBE Audioのスピーカー群

イース・コーポレーションが4月から、正規輸入販売を開始する、イギリスのカーオーディオ・ブランド「VIBE Audio(ヴァイブ・オーディオ)」は、スピーカーも多数ラインアップしている。軽量&スリムモデル、3ウェイモデルなど、個性的なモデルばかりで、価格もリーズナブルで魅力大だ。

■スピーカー
・Lite Airシリーズ

ネオジウムマグネットを振動板の前面に配置し、軽さと薄さを追求した設計のウーファーとシルクドームトゥイーターを組み合わせたセパレート2ウェイシステム。16.5センチモデル・LiteAir6のウーファー部の取付奥行は45ミリだから、奥行が浅いドアにも取り付け可能。
LiteAir6(31,500円) 16.5センチ2ウェイシステム
LiteAir5(31.500円) 13センチ2ウェイシステム
LiteAir12(価格未定) 30センチサブウーファー

・BlackAirシリーズ

3層ファイバークラスの振動板を採用したウーファーとシルクドームトゥイーターを組み合わせたセパレート2ウェイシステム。今回導入されるスピーカーのベーシックシリーズ。
BlackAir6(23,100円) 16.5センチ2ウェイシステム
BlackAir5(21,000円) 13センチ2ウェイシステム
*25/30センチサブウーファーも導入予定

・Spaceシリーズ

厚さ0.15ミリのアルミ素材の振動板を採用した7.2センチミッドレンジを加えたセパレート3ウェイシステム。ミッドレンジとトゥイーターは重ねて同軸配置ができるアダプターを付属。Space3Dはトゥイーター+7.2センチミッドレンジ+クロスオーバーネットワークのセット。
Space6(54,600円) 16.5センチ3ウェイシステム
Space5(50,400円) 13センチ3ウェイシステム
Space3D(19,425円) 7.2センチ2ウェイシステム
Space12 D2(47,250円) 30センチサブウーファー(2ΩDVC)
Space12 D4(47,250円) 30センチサブウーファー(4ΩDVC) 
Space15 D2(52.500円) 38センチサブウーファー(2ΩDVC) 
Space15 D4(52.500円) 38センチサブウーファー(4ΩDVC)
*サブウーファーは5月発売予定

【関連リンク】
・VIBE Audioのパワーアンプ情報

イギリスからVIBE Audio来日!

ロックフォード・フォスゲートやボストン・アコースティクスなどの輸入販売でおなじみのイース・コーポレーションが4月から、また新しいカーオーディオ・ブランドの正規輸入販売を開始する。

そのブランドとは「VIBE Audio(ヴァイブ・オーディオ)」。アメリカン・ブランドを中心に扱ってきたイース・コーポレーション初のヨーロッパ、イギリスのブランドだ。このVIBE Audio、以前、ほんの短い間だったが日本に輸入されている。確か、7〜8年前だったが。当時はパワーアンプだけだったと思うが、シンプルなデザインの良さもさることながら、ウェットで響きのいいブリティッシュ・サウンドが好印象だったことを記憶している。

今回はパワーアンプのみならず、スピーカー、サブウーファーもラインアップ。パワーアンプは、モデルは違えど以前のシンプル&スクエアなデザインを踏襲していて、期待が持てそうだ。

ラインアップは以下の通り。

■パワーアンプ
・Lite Airシリーズ

「よりパワフルに、より軽く」がコンセプトの、小型パワーアンプ。4chモデル、LiteBox S4のサイズは幅295×奥行135×高さ50ミリだ。クラスGHで、4chアンプは底面にファン付き。この辺りを考えると、基板等の基本設計はアークオーディオのKS MiniシリーズやイートンのMAシリーズ同じだと思う。が、アークオーディオとイートンも音質はまったく違うので、このLite Airシリーズがどんな音なのか、興味深いところではある。

LiteBox S4(98,700円) 定格出力90W×4(4Ω)
LiteBox S2(67,200円) 定格出力90W×4(4Ω)
LiteBox B1(115,500円) 定格出力300Wモノラル(4Ω)

・BlackAirシリーズ

同社のベーシックアンプがこれ。4chのBlackBox S4のサイズは幅454×奥行224×高さ57ミリだ。放熱フィンのないシンプルなブラックボディにイエローのラインが印象的。ハイレベルインプット対応なので、純正システムやライン出力のないAVナビにアンプの増設が可能。オプションのリモートベースコントローラーに対応。

BlackBox S4(63,000円) 定格出力100W×4(4Ω)
BlackBox S2(42,000円) 定格出力100W×2(4Ω)
BlackBox B1(101,850円)定格出力650Wモノラル(4Ω)

・Spaceシリーズ

AB級のクオリティとD級の効率の良さが共存するクラスGHアンプ。4chのSpaceBox S4は幅479×奥行224×高さ57ミリだ。内蔵クロスオーバーのスロープは−24dB/oct。日本に導入されるVIBE AUDIOのパワーアンプでは最上級。

SpaceBox S4(105,000円) 定格出力110W×4(4Ω)
DeepSpaceBox B1(152,250円) 定格出力750Wモノラル(4Ω)

【関連リンク】
・VIBE Audioのスピーカー情報

アルパインDDリニア・トレードインスピーカーが進化!

先週、Twitterで軽くお伝えした、アルパインのカスタムフィットタイプDDリニアスピーカーについて、もう少し詳しくお伝えしたいと思う。

ラインアップはセパレート2ウェイ、コアキシャル2ウェイとも17センチと16センチの2サイズずつ。セパレート2ウェイシステムの17センチがDDL-RT17S(32,550円)、16センチがDDL-RT16S(31,500円)。コアキシャル2ウェイの17センチがDDL-RT17C(22,050円)、16センチがDDL-RT16C(21,000円)という内訳だ。基本的には従来モデルのDDL-R17S/R16S/R17C/R16Cのマイナーチェンジで、価格も変わらず。見た目もそれほど大きな変化はない。
   DDL-RT17S

   DDL-RT17C

セパレート2ウェイのDDL-RT17S/RT16Sで大きく変わった部分といえば、クロスオーバーネットワークだ。従来のDDL-R17S/R16Sのクロスオーバーネットワークは、配線にコンデンサーを2個割り込ませた簡単なものだったが、DDL-RT17S/RT16Sのネットワークはケース入り。大型フィルムコンデンサーとハイトランジェント・フィルムコンデンサーを地用しているところは同じだが、それ以外にトゥイーターのレベルをピンの差し替えで0/−1.5/−3/−4.5/−6dBに切り替えられるアッテネーター機能と、トゥイーターの位相を切り替えられる機能が付いている。

通常、アッテネーター付きのネットワークは抵抗を使用するのである程度の大きさが必要だが、DDL-RT17S/RT16Sは基板上の銅箔パターンで抵抗体を構成するアッテネーター回路を採用。そのおかげで、抵抗阻止による音質劣化とノイズを排除できたという。トゥイーターの位相切換は、ウーファーとトゥイーターの距離差からくる時間ズレを補正するために、ピンの差し替えで位相を反転できる。

これらの機能を搭載したのは、どんなクルマに、どんな状態で装着しても、スピーカーの性能を引き出して、いい音で音楽を楽しめるようにするためだ。というのも、セパレート2ウェイシステムでは、クルマによってリスナーに対するウーファーとトゥイーターの位置関係が変わってくるので、それぞれの環境に応じて、ウーファーとトゥイーターのバランス調整が必要。例えば、ウーファーに対してトゥイーターが遠ければ高域が弱く聞こえるし、逆にトゥイーターがウーファーに対して近ければ、高域が強く聞こえる。またトゥイーターの角度によっても音圧が変わる。それをアッテネーターや位相切換で調整することで、低域と高域のバランスがいい自然なサウンドが楽しめるのだ。

とはいえ、バランスがとれた音は、素人にはわからないもの。そこで、ミニバンを中心に、主要車種に関しては、あらかじめメーカー側でデータをとって、どのようにセッティングすればいいかを後悔する予定。これなら、誰もが手軽にスピーカーの能力を活かしたバランスのいい音で音楽を楽しめるというわけだ。

その他にも変更点はある。デュアルエミッショントゥイーターは、振動板を変更しダイナミックレンジを向上。また表面保護のネットを開口率の高い非磁性体のメッシュネットに変更し、音の通りを良くしている。さらに、ウーファーのエッジは、上級モデルで採用しているSHダブル・ギャザードタイプに変更。このように、従来モデルをベースに熟成を重ねた結果、サウンドは大幅に進化した。力強く、ヌケが良く、音楽を生き生きと再現するスピーカーに仕上がっている。

DDL-RT17C/RT16CもDDL-RT17S/RT16S同様の5段階切換のアッテネーター回路を搭載したクロスオーバーネットワークを採用。ウーファーにはSHダブル・ギャザード・エッジを採用するなど、DDL-RT17S/RT16Sと同様の改良を施している。トゥイーターは従来モデルと同じフェーズ・リンク同軸ロータリーホーン。一部がえぐれたホーンが回転し、えぐれた部分をリスナー方向に向けることで、ドアマウントでもこもり感のないクリアな中高域再生が可能になる。

この新しいアルパインのDDリニア・カスタムフィットスピーカーは、3月下旬に発売が予定されている。

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・アルパイン

ストラーダ・ミドルクラス2010モデルは6月末発売

PNDと同時に、HDD AVナビの「ストラーダ・ミドルクラス」の2010年モデルも発表された。こちらの発売は、3ヶ月先の6月下旬の予定だ。

ラインアップは、CN-HX910、CN-HW890D、CN-HW860Dの3モデル。CN-HX910が1DINインダッシュモニター+1DINナビという構成。CN-HW890DとCN-HW860Dは2DIN一体型で、CN-HW890Dがブルートゥース内蔵、CN-HW860Dはブルートゥース無しという違いがある。基本的には従来のCN-HX900、CN-HW880D、CN-HW850Dのマイナーチェンジだが、カスタマイズ性と音質を中心に大きく進化している。
   CN-HX910

   CN-HW890D

まずカスタマイズ性だが、地図画面上にストラーダチューンというボタンを表示したのがポイント。これにタッチすれば、ルートチューン、ガイダンスチューン、マップチューンの3つのチューニングがすばやく簡単にできる。

ルートチューンは、道幅/抜け道/有料道路といった各ルート探索条件の優先度合いを、ユーザーの好みに応じて調整できる機能。ガイダンスチューンは、ルート案内中の音声案内の頻度を調整したり、案内自体を個々にON/OFFしたりできる。たとえば合流案内は欲しいけど、カーブ案内や事故多発地点案内は要らないといった要望にも対応する。この設定は、元々できたのだが、初期設定の奥深くに潜りこんでいたため、気づかない人も多かった。それをすばやく簡単にできるようにした、ということだ。マップチューンは、地図の色や道路の色、文字のサイズを見やすいようにカスタマイズできる。地図色は4種類。道路色も濃度別に4タイプあり、文字サイズもP4段階に変更できるから、昼/夜モードで各64通りの設定ができる。

音質面だが、HDDへのリッピングに非圧縮の「CD音質」録音モードを搭載した。これで、 HDDミュージックの音質も、CD並みのクオリティで楽しめるようになった。非圧縮だから当然、1曲あたりのデータ容量も大きくなるわけで、HDD容量は60GBにアップ。これで、非圧縮の「CD音質」録音モードでも約800曲、圧縮音源の128bpsモードなら約7,500曲をHDDにリッピングできる。

また圧縮してクオリティが下がったHDDミュージックやiPodの音楽でも、心地よく快適に楽しめるように、快適メモリーミュージックモードを用意。音の匠モードのイコライザー調整もできるようになり、クルマに合わせた好みの音質へカスタマイズできる。

モニターは高精細な7型ワイドVGAで、家庭用TVでも好評のパナソニック独自の技術、PEAKSプロセッサーにより、映像信号の入力から出力までフルデジタル処理。内蔵の地デジチューナーは、高性能な4チューナー×4アンテナタイプで、2チューナー×2アンテナタイプよりも広範囲で12セグ放送を受信できる。

学習型ステアリングスイッチ設定は、純正のステアリングスイッチで、ストラーダ・ミドルクラスのオーディオ機能を操作できるというもの。主要国産車に対応しており、対応車種なら、オプション品の追加やアダプター無しで、純正ステアリングスイッチと連動する。また、先に発売されたDSRC車載器、CY-DSR1000Dとも連動。これを組み合わせれば、道路交通情報や安全運転支援情報を音声だけではなく、画面にも表示できるようになる。CY-DSR1000DはETC機能も搭載しているので、ETC料金の音声案内や料金履歴表示もできる。

ブルートゥース内蔵機は、対応携帯電話のハンズフリー通話や、音楽データのストリーミング再生が可能。また、おでかけストラーダのMyデータ情報を、ブルートゥース経由で簡単にナビに転送できるし、別売りのネットワークカメラに接続して、車内から自宅の状況を静止画で確認することも可能だ。さらに、CN-HX910Dなら、カーナビから自宅のエアコンや照明にON/OFFなどができるライフィニティや、自宅のDVDレコーダー「ディーガ」を車内から遠隔操作して、放送中のTV番組の録画や予約録画が可能なディモーラとも連携している。5.1chサラウンドプロセッサーを内蔵しているのもCN-HX910Dのみだ。

いまPNDが人気だが、自車位置精度の高さや渋滞対応、抜け道対応、道案内のきめ細かさなど、PNDではできない機能がHDDナビにはある。しかも、オーディオ&ビジュアル機能を含めた操作性の良さとサウンドクオリティは、PND+純正オーディオでは得られないもの。そのあたりもじっくり考えて、ナビ選びをしたい。

ストラーダ・ポケット2010年モデル発表!

パナソニックのPND、ストラーダ・ポケットがモデルチェンジした。新しいストラーダ・ポケットは5機種9モデルのラインアップ。モニターサイズは7型ワイドと5型ワイドの2タイプで、カー用品ルートと家電ルートのモデルで型番が異なるので、同じ7型VICS付きモデルでもCN-MP700VD-K(カー用品ルート)/CN-SP700VL-K(家電ルート)の2モデルとなる。以下、7型VICS無しモデルがCN-MP700D-K/CN-SP700L-K、5型VICS付きモデルがCN-MP500VD-K/CN-SP500VL-K、5型VICS無しモデルがCN-MP500D-K/CN-SP500L-Kで、計8モデル。これに家電ルートのベーシックモデル、CN-SP300L-Kを加えて全9モデルという内訳だ。

   CN-MP500VD-K


   CN-SP700VL-K


全モデル、ナビデータの収録には8GBのマイクロSDHCカードを採用。また全モデル、ワンセグチューナーを内蔵しているので、テレビ番組が楽しめる。ベーシックモデルのCN-SP300L-Kを除けば、MP3/WMA再生機能を搭載しているので、SDメモリーカードに保存した音楽データの再生も可能。またCN-SP300L-K以外は加速度センサーとジャイロセンサーを組み合わせた3Dハイブリッドセンサーを搭載しているので、GPSの信号を受信できない場所でも、わりと正確に自車位置を表示できる。

すべてに共通する特徴は、ランドマークセレクトと迂回ルート探索機能の搭載だ。ランドマークセレクト機能は、画面上のアイコンにタッチすると、駐車場やガソリンスタンド、コンビニなどのランドマークをすばやく地図上に表示できる機能。いちいち周辺検索しなくても、今いる場所の近くにある施設がすばやくわかるのがいい。表示できるランドマークは最大5種類。初期設定でユーザーが表示したいランドマークをカスタマイズできる。

迂回ルート探索は、ワンタッチで元々のルートとは違う迂回ルートをすばやく探索する機能。例えば、ルートの先に渋滞があるとき、迂回ボタンにタッチすれば、渋滞を回避するルートを見つけてくれる可能性もある。ただし、本来のカーナビの渋滞考慮リルートとは、区間旅行時間がわかる光/電波ビーコンからのVICS情報を取得しなければならない。そのため、迂回ルート探索は渋滞考慮ルート探索とは違うのだが、ワンタッチですばやく迂回ルートを見つけられるので、手動で渋滞を避けるルートが見つかる可能性があるということだ。

検索データには、従来モデルに搭載されていなかった個人宅電話番号データベースが2,100万件加わり、タウンページの約890万件と合わせて、約3,000万件の電話番号検索が可能になった。詳細市街地図は全国1,022都市を収録。住所検索データは約3,700万件分収録するなど、地図および検索データベースは充実している。加えて、ストラーダ・ユーザー専用の地図情報サイト「おでかけストラーダ」や「Googleマップ」と連携して目的地を検索&設定できるので、目的地を探せなくてルート探索できないといった心配はないだろう。

フルフラットタッチパネルディスプレイを採用したデザインはシンプルで上質。上質なインテリアを持つ輸入車に装着しても違和感なく馴染みそうだ。この新ストラーダ・ポケット、発売は4月16日の予定だ。

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・パナソニック・カーナビ/カーAV総合

フォーカルが新パワーアンプ、FPSシリーズをリリース!

フォーカルから新しいパワーアンプ、FPSシリーズが登場した。ラインアップは4chのFPS4160(102,900円)、2chのFPS2300RX(102,900円)とFPS2160(69,300円)、モノラルのFPS1500(84,000円)の4モデル。またオプションで、専用のキャパシタ=High-Cap(9,975円/1個)も用意される。
    FPS4160

    FPS2160
FPSとはフォーカル・パワー・シンメトリックの意味。クラスD動作のモノラルアンプ以外は、基板が完全に左右対称のシンメトリック構成。とくに2chアンプは電源部も含めてモノラルアンプを2台分、ひとつの筐体に収めたようなデュアルモノ構成だ。そのため、チャンネルセパレーションやステレオイメージなどのパフォーマンスが大幅に向上している。



さらにオプションのHigh-Capをプラスすることで、電源を強化。たとえばFPS2160の場合、電源供給量の上限を18,800マイクロファラッドから42,500ファラッドに高めることができ、音の安定感が増すとともに、残留ノイズの軽減、パワーハンドリング向上に効く。


出力はFPS4160が120W×4、FPS2300RXが155W×2、FPS2160が105W×2、FPS1500が325Wモノラル。FPS2300RXは2Ω仕様のフォーカルKRX2スピーカーのために設計されたようなアンプで、1Ωステレオ(2Ωブリッジ)まで対応する。

モノラル機はローパスフィルター、2ch&4ch機はローパス/バンドパス/ハイパスフィルターを内蔵。もっともリーズナブルなFPS2160以外は、手元でサブウーファー等のレベル調整が可能なリモートコントローラーを付属する。サイズは、FPS2160とFPS1500が幅353×奥行254×高さ59ミリ。FPS4160とFPS2300RXが幅429×奥行254×高さ59ミリ。

【主なスペック】
■FPS4160
●出力:120W x 4(4Ωステレオ時/14.4V)/380W x 2(4Ωブリッジ時/14.4V)●S/N比:92dBA (CEA rating)●クロスオーバータイプ:2Way●クロスオーバー 周波数:500Hz〜5kHz(ハイパス])/50Hz〜500Hz(ローパス)/50Hz〜500Hz〜5kHz( バンドパス)●周波数特性:10Hz〜52kHz●全高調波歪率:0.05%● ダンピングファクター:250●入力感度:0.2〜5.2V●サイズ:幅429 x 奥行254 x 高さ59ミリ

■FPS2160
●出力:105W x 2(4Ωステレオ時/14.4V)/360W x 1(4Ωブリッジ時/14.4V)●S/N比:92dBA (CEA rating)●クロスオーバータイプ:2Way●クロスオーバー 周波数:500Hz〜5kHz(ハイパス])/50Hz〜500Hz(ローパス)/50Hz〜500Hz〜5kHz( バンドパス)●周波数特性:10Hz〜52kHz●全高調波歪率:0.05%● ダンピングファクター:250●入力感度:0.2〜5.2V●サイズ:幅353 x 奥行254 x 高さ59ミリ

■FPS2300RX
●出力:155W x 2(4Ωステレオ時/14.4V)/265W×2(2Ωステレオ/14.4V)/430W×2(1Ωステレオ/14.4V)/530W x1(4Ωブリッジ時/14.4V)/750W x1(2Ωブリッジ時/14.4V)●S/N比:92dBA (CEA rating)●クロスオーバータイプ:2Way●クロスオーバー 周波数:500Hz〜5kHz(ハイパス])/50Hz〜500Hz(ローパス)/50Hz〜500Hz〜5kHz( バンドパス)●BASS EQ:0〜 +9dB/95Hz●周波数特性:10Hz〜25kHz●全高調波歪率:0.05%● ダンピングファクター:250●入力感度:0.2〜4.8V●サイズ:幅429 x 奥行254 x 高さ59ミリ

■FPS1500
●出力:325W x 1(4Ω)/800W x 1(1Ω)●S/N比:87dBA (CEA rating)●クロスオーバータイプ:ローパス●クロスオーバー 周波数:500Hz〜5kHz●BASS EQ:0〜 +9dB/45Hz●周波数特性:50Hz〜500Hz●全高調波歪率:0.15%● ダンピングファクター:220●入力感度:0.2〜5.2V●サイズ:幅353 x 奥行254 x 高さ59ミリ

【関連リンク】
・アルファ

クラリオンAVナビがグッドプラクティス認定

昨年6月発売のクラリオンのメモリーAVナビ、NX609/NX309が日本人間工学会が選定するグッドプラクティス事例に認定された。日本人間工学会とは、人間工学に関する諸研究、および、それに関連する次号を促進することを目的に、1964年に創立され、現在の会員数は2,000人超。さまざまな分野の研究者や実社会で人間工学を実戦している会員が参加し、幅広い活動を行っている。


NX609/NX309は「Ergonomic DESIGN部門(製品設計・精進開発に関する事例)」で、人に優しい製品として評価。「表示されるボタン形状の統一」「ボタンと背景色およびボタン内の文字色のコントラストの強化」「ボタン周囲への縁取り」「操作状態の差異を明確に見分けることができるボタン配色」などが評価のポイント。

【関連リンク】
・クラリオン
・日本工学グッドプラクティスデータベース

雨に濡れても大丈夫! 新しいソニーnav-u(ナブユー)

ソニーからPNDの新作、NV-U35(オープン価格/市場推定価格は37,000円前後)が登場した。ブラック/ホワイト/オレンジの3色あり、ブラックとホワイトが3月13日、オレンジは一足遅れて4月10日に発売の予定だ。



従来のNV-U3Cの後継となる3.5型モニター採用のコンパクトモデルで、防滴対応なのが特徴。完全防水ではないが、IPX5相当の防滴性能だそうで、これはあらゆる方向からの噴流水による有害な影響がないというものだ。

つまりアウトドア・ユース、とくにここ数年ブームの自転車での使いやすさを高めたのが、NV-U35。雨が降っても気にせず使えるだけではなく、専用の自転車モードを採用したり、自転車店、サイクリングロード、MTBフィールド、駐輪場といった、自転車向けの地点情報を収録したり、速度・距離・経過時間・消費カロリーを表示するサイクルコンピューターを採用するなど、自転車で楽しく便利に使える仕様だ。自転車用のクレードル、NVA-BU2は市場推定価格5,000円で、3月13日に発売の予定だ。

バッテリーの持続時間も延長。NV-U3Cは通常モードで約4時間、スタミナモードで約5時間のバッテリー持続時間だったが、NV-U35は通常モードこそ約4時間と同じだが、スタミナモードが約6時間に延長。スーパースタミナモードでは約11時間と長持ちする。だから朝からサイクリングに出かけても夕方まで使える。ちなみにスーパースタミナモードとは、普段はディスプレイがオフ状態で、操作時のみオンになるモード。画面が消えていても、ルート走行時は音声で案内するし、画面にタッチすればすぐにガイド画面に復帰する。

メモリーは8GBに容量アップし、1,335エリアの詳細市街地図や渋滞統計情報、個人宅電話番号検索を収録するなど、情報量は主力モデルのNV-U75レベル。目的地方向や目的地周辺の最寄り検索ができるのも、NV-U75と同じだ。ただし、センサーで方向検知&速度の算出を行うポジション・プラスGTを採用せず、GPSのみで測位を行うため、測位性能に関してはそれなりだ。

電子コンパスを採用しているので、徒歩ナビとしての実用性も向上。ガイドブックはプリインストール数がU3Cの4冊から6冊に増えたほか、ペタマップのサイトからダウンロードして最新情報を追加することもできる。メモリースティックデュオに走行ログを記録しておけば、走った軌跡をペタマップやGoogleアースに表示できるのも便利。またメモリースティックデュオに保存した音楽、動画、静止画が楽しめるし、ソニー製ブルーレイディスクレコーダーをお持ちなら、お出かけ転送も使える。

ちなみに再生に対応したフォーマットは、MP3/ATRAC/WMA/AAC/HE-AAC/リニアPCM/MPEG4/AVC/WMV、そして静止画のJPEGだ。

【関連リンク】
・ソニー ナブ・ユー

従来のNV-U3Cの後継となる3.5型モニター採用のコンパクトモデルで、防滴対応なのが特徴。完全防水ではないが、IPX5相当の防滴性能だそうで、これはあらゆる方向からの噴流水による有害な影響がないというものだ。

つまりアウトドア・ユース、とくにここ数年ブームの自転車での使いやすさを高めたのが、NV-U35。雨が降っても気にせず使えるだけではなく、専用の自転車モードを採用したり、自転車店、サイクリングロード、MTBフィールド、駐輪場といった、自転車向けの地点情報を収録したり、速度・距離・経過時間・消費カロリーを表示するサイクルコンピューターを採用するなど、自転車で楽しく便利に使える仕様だ。自転車用のクレードル、NVA-BU2は市場推定価格5,000円で、3月13日に発売の予定だ。

バッテリーの持続時間も延長。NV-U3Cは通常モードで約4時間、スタミナモードで約5時間のバッテリー持続時間だったが、NV-U35は通常モードこそ約4時間と同じだが、スタミナモードが約6時間に延長。スーパースタミナモードでは約11時間と長持ちする。だから朝からサイクリングに出かけても夕方まで使える。ちなみにスーパースタミナモードとは、普段はディスプレイがオフ状態で、操作時のみオンになるモード。画面が消えていても、ルート走行時は音声で案内するし、画面にタッチすればすぐにガイド画面に復帰する。

メモリーは8GBに容量アップし、1,335エリアの詳細市街地図や渋滞統計情報、個人宅電話番号検索を収録するなど、情報量は主力モデルのNV-U75レベル。目的地方向や目的地周辺の最寄り検索ができるのも、NV-U75と同じだ。ただし、センサーで方向検知&速度の算出を行うポジション・プラスGTを採用せず、GPSのみで測位を行うため、測位性能に関してはそれなりだ。

電子コンパスを採用しているので、徒歩ナビとしての実用性も向上。ガイドブックはプリインストール数がU3Cの4冊から6冊に増えたほか、ペタマップのサイトからダウンロードして最新情報を追加することもできる。メモリースティックデュオに走行ログを記録しておけば、走った軌跡をペタマップやGoogleアースに表示できるのも便利。またメモリースティックデュオに保存した音楽、動画、静止画が楽しめるし、ソニー製ブルーレイディスクレコーダーをお持ちなら、お出かけ転送も使える。

ちなみに再生に対応したフォーマットは、MP3/ATRAC/WMA/AAC/HE-AAC/リニアPCM/MPEG4/AVC/WMV、そして静止画のJPEGだ。

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・ソニー ナブ・ユー

3月23日、パナソニックがDSRC車載器を発売


パナソニックがDSRC車載器、CY-DSR1000D(29,800円)を発表。3月23日から販売をスタートする。

DSRCは、道路に設置されたアンテナと車載機器間で双方向通信を行い、渋滞や事故、合流などの情報を案内するシステム。たとえば、高速道路で事前に入口からの合流車が来ることを音声で知らせたり、先の見通しが悪いカーブで曲がった先の渋滞を教えてくれたりする。まだ、利用エリアは限られているが、今後、順次拡大していく予定の新しい情報提供サービスだ。

パナソニックCY-DSR1000Dの特徴は、単体発話型のDSRC車載器であること。他のメーカーからもいくつか、DSRC車載器は発売されているが、現時点ではすべて、カーナビと連動して音声案内や画面案内の動作をするが、CY-DSR1000Dは画面表示できないものの、単独で音声案内できるので、低予算でDSRCを導入できるというわけ。また、2010年度内に発売予定の同社DSRC対応カーナビと連動し、音声&画像で情報を案内するようにもなる。

ETC機能も搭載しているので、高速道路のノンストップ料金支払いも可能。またDSRCは有料駐車場やドライブスルーの決済など、さまざまなサービスへの活用が期待されていて、それにも対応予定。いち早く、次世代ITS(高度道路交通システム)を味わいたいなら、ETC車載器のかわりにDSRC車載器を導入するのもひとつの手だ。

【関連リンク】
・スポット通信サービス(DSRCサービス)
・パナソニック・カーナビ/カーAV

マックス720Wのコンパクトアンプがケンウッドから

ケンウッドから、純正システムやリーズナブルなAVナビなど、RCAの音声出力を持たないシステムでも、スピーカーの配線を利用してアンプを増設できる、スピーカー入力対応のパワーアンプ、KAC-8405(42,000円)を発表した。発売は5月の予定。



最大出力720Wのハイパワーな4チャンネルアンプで、1チャンネルあたりの最大出力は180W。サブウーファーを強力に駆動できるブリッジ接続にも対応する。ブリッジ4Ωでの定格出力は180×2。スピーカーレベル入力端子で受けた信号を自動検出してアンプの電源をONするシグナルセンシング・ターンオン機能を搭載しているので、純正システムなどリモート出力を取り出しにくいヘッドユニットと組み合わせても、接続が容易。連続可変ハイパス/ローパスフィルターを内蔵しているので、サブウーファーを組み合わせたときも調整しやすい。低音を増強するバスブーストも内蔵。

【主な仕様】
●定格出力:60W×4(4Ω)/90W×4(2Ω)/180W×2(ブリッジ4Ω)●周波数特性:5Hz ~50kHz●SN比:95dB●入力感度:0.2〜5V(定格出力)●HPF:50Hz~200Hz(−12dB/oct)● LPF:50Hz~200Hz(−12dB/oct)●バスブースト周波数:40Hz/0〜+18dB●電源電圧:14.4V(11〜16V)●消費電流:34A●サイズ:幅280×奥行238×高さ59ミリ●質量:2.8キログラム

ケンウッドから高音質スピーカーブラケット登場

ケンウッドが、スピーカー取付部周辺の剛性を高めて、スピーカーの能力をより発揮させることができるブラケットを2種類開発した。SKX-100S(5,775円)がトヨタ・ニッサン・スズキ車用で対応スピーカーサイズが17/16センチ。SKX-200S(5,775円)も同じ17/16センチスピーカーに対応するスピーカーインナーブラケットだが、こちらはホンダ・ニッサン・三菱・スズキ車用だ。詳しい対応車種は各ブラケットのサイトにある取付適合車種一覧表を参照してもらいたいが、SKX-100Sが120車種、SKX-200Sが48車種に対応する。

ブラケットは剛性の高いアルミダイキャスト製。これに制振用のNBRラバーを組み合わせることによってスピーカーがドアにしっかりと固定されるため、共振による付帯音が抑えられ、スピーカーの能力を引き出しやすい。